金鯱賞
レース展望
3月に移動した過去8年で1番人気は[5−2−1−0]で7連対。単勝1倍台は[2−2−0−0]、2倍台は[2−0−0−0]、3倍台は[1−0−1−0]。2番人気は[2−1−1−4]で3連対、3番人気は[0−1−0−7]で1連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。21年までは波乱が多かったが、過去3年は3番人気以内で決着し、馬連は8倍、12倍、2倍で堅く収まっている。
4歳[4−4−1−15]、5歳[2−3−3−22]、6歳[2−0−4−20]、7歳以上[0−1−0−17]。4歳馬が必ず連対している。6歳馬は2、10番人気、8歳馬は8番人気が連対。人気薄2頭は逃げ馬だった。穴で高齢逃げ馬に注意。関東馬は[0−2−2−23]、関西馬は[8−6−6−51]。関東馬は1、8番人気の2連対のみ。5番人気以内は[0−1−0−8]。関東馬は人気でも過信禁物。
デシエルトは2年6ヶ月ぶりに芝を使ったアンドロメダSで前半5F59.8秒で逃げ、4位の35.3秒で上がって1分58秒6で3馬身半差で圧勝。前走中日新聞杯は前半5F58.8秒逃げ、メンバー7位タイの35.6秒で上がって1分58秒4で2馬身差で圧勝。アンドロメダSと中日新聞杯で2着のロードデルレイは日経新春杯を3馬身差で圧勝した。アンドロメダS3着のマテンロウレオはAJCCで2着に入った。セレクトセール2億7000万円の安田翔厩舎のドレファン産駒。岩田康騎手からテン乗りの武豊騎手に乗り替わる。
プログノーシスは芝2000m[5−3−1−3]で金鯱賞、札幌記念、金鯱賞を優勝。昨年の金鯱賞は後方から3コーナーで内に入れて上がって行くと最速の34.3秒で抜け出して1分57秒6で5馬身差で圧勝した。2着ドゥレッツァはジャパンC2着、3着ヨーホーレイクは鳴尾記念と京都記念を制した。芝2000mのG2は[3−0−0−1]で上がりは全て最速。過去2年の金鯱賞は川田騎手が騎乗したが、今年は西村淳騎手で3連覇なるか。重賞で中内田厩舎の6歳馬は[1−1−1−13]、7歳以上が出走するのは初めて。
天皇賞(秋)3着馬ホウオウビスケッツ、ローズS勝ち馬クイーンズウォーク、チャレンジC勝ち馬ラヴェル、同2着馬ディープモンスター、中山金杯2着馬マイネルモーント、新潟大賞典&七夕賞2着馬キングズパレスなど。日曜は雨が降る予報。道悪適性に注意したい。ホウオウビスケッツは芝2000m[2−0−1−3]で函館記念を勝ち、天皇賞(秋)で逃げて0.3秒差の3着がある。前走中山金杯は9着に終わったが、トップハンデ59.5キロを背負っていた。今回は57キロで出走できる。岩田康騎手とは[2−1−2−0]で好相性。
クイーンズウォークは中京芝2000mのローズSを7番手から2位の33.5秒で差し切り1分59秒9(稍重)で優勝。秋華賞は15着、小倉牝馬Sは6着。今回は初の牡馬混合重賞。過去8年で川田騎手は[3−1−0−3]で現在2連勝中。ラヴェルはエリザベス女王杯で8番手の外から5位タイの34.1秒で上がって0.4秒差の2着。前走チャレンジCは9番手から2位タイの35.0秒で差し切って1分58秒2で優勝。キタサンブラック産駒でナミュールの半妹。アルテミスSでリバティアイランドを差し切った馬が本格化か。
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