スプリングS
レース展望
過去10年で1番人気は[2−3−2−3]で5連対。単勝2倍台は[2−1−1−0]で堅実。単勝3倍以上は[0−1−0−3]で1連対のみ。2番人気は[1−2−2−5]、3番人気は[1−2−0−7]で各3連対。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、7、9、10番人気。過去5年の馬連は29倍、88倍、18倍、11倍、49倍で中穴決着が多い。3番人気以内に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
全連対が前走4着以内。前走5着以下は[0−0−1−28]。過去5年の連対馬10頭のうち7頭が前走2〜4着に負けていた。前走1勝クラスで4着に負けた馬が6、7番人気で激走している。関東馬は[6−6−8−59]で12連対、関西馬は[4−4−2−35]で8連対。6番人気以下では関東馬[2−2−3−45]、関西馬[0−0−2−21]。穴をあけるのは関東馬。穴で差しタイプの関東馬に注意。
キングスコールは札幌芝1800mの新馬戦を2番手から早めに先頭に立ち、最速の34.8秒で上がって3馬身差で圧勝。勝ちタイム1分47秒8はレコード。ラスト3Fは11.7−11.6−11.5秒で尻上がり。2着テリオスサラは未勝利、萩Sを連勝し、阪神JFで3着に入った。セレクトセール4950万円、DMMで5200万円で募集された矢作厩舎のドゥラメンテ産駒でサクセスカラーの半弟。新馬戦は馬体が太く映ったが、皐月賞に向けてどこまで仕上げてくるか。藤岡佑騎手は今年の中山金杯をアルナシームで勝っている。
マテンロウバローズは東京芝1600mの新馬戦を5番手から4位の34.7秒で抜け出して1分35秒8で優勝。弥生賞に出走した同厩のレディネスの新馬戦のような勝ち方だった。前走こぶし賞は最後方から最速の34.3秒で差し切って1分35秒3で優勝。追って味のあるタイプで馬群を捌いて抜け出してきた。昆厩舎のロジャーバローズ産駒でマテンロウオリオンの半弟。マテンロウオリオンは中山のニュージーランドTで2着がある。今年横山典騎手&昆厩舎は[5−1−0−10]、3番人気以内なら[4−0−0−2]。マジか(笑)
東京芝1800mの新馬戦を勝ったダノンセンチュリー、アイビーS2着馬ピコチャンブラック、フリージア賞3着馬フクノブルーレイク、芙蓉S勝ち馬ジェットマグナム、あすなろ賞2着馬ニホンピロデヴィン、1勝C勝ち馬レーヴブリリアントなど。ダノンセンチュリーは新馬戦を前半5F63.2秒で逃げ、3位の33.7秒で上がって1分50秒5で優勝。セレクトセール2億3100円の萩原厩舎のフィエールマン産駒。現3歳世代は昨年以降の重賞で前走新馬戦を逃げ切った馬は[1−4−2−11]で1着はエリカエクスプレス(フェアリーS)のみ。
ピコチャンブラックは前走ホープフルSで1.4秒差の13着。アイビーSでは2番手から2位の33.9秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったマスカレードボール(ホープフルS11着)は共同通信杯を制した。データを破って前走13着から巻き返すか。川田騎手から石橋騎手に戻る。レーヴブリリアントは中山芝1600mの新馬戦、1勝Cを優勝。前走1勝Cは8番手から2位の34.4秒で差し切って1分35秒5で優勝。新人で減量の舟山騎手だった。田中博厩舎のスワーヴリチャード産駒で母はリスグラシューの半妹。連闘でルメール騎手が騎乗する。
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