小倉大賞典
レース展望
過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。前走3着以内は[2−2−0−1]、前走4着以下は[0−0−0−5]。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[3−1−0−6]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は224倍、31倍、15倍、37倍、22倍で荒れている。時々10倍台の決着があるが、人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
連対馬11頭に小倉芝中距離で連対があった。23年に連対した2頭は小倉芝中距離重賞で2着があった。小倉は平坦小回りで先行馬には器用さ、差し馬には捲る脚が問われる。小倉で実績のある馬に注目。10番人気以下で3着以内に入った8頭は5、5、5、6、7、7、7、9歳馬。8頭のうち5頭にローカル重賞で3着以内があった。大穴でローカル重賞実績がある高齢馬、特に小倉で実績がある馬を絡めたい。
ヤマニンウルスはデビューからダートで5連勝。新馬戦は2着に4.3秒差、1勝Cは6馬身差、2勝Cは3馬身半差、プロキオンSは3馬身差で圧勝。デビューから全て1番人気に支持されている。前走名古屋大賞典は3番手から伸び切れず0.3秒差の6着。勝負どころで反応が悪く、惨敗してもおかしくなかったが、最後までしぶとく伸びていた。武豊騎手は「乾いた深いダートで空回りした感じ」とコメント。今回は初芝になるが、トップハンデ58.5キロを背負う。開催5週目で時計、上がりの掛かる馬場。藤懸騎手が騎乗する。
エピファニーは芝1800m[5−2−2−1]、小倉芝1800mは[1−1−0−0]。昨年の小倉大賞典は7番手から押し上げ、3位タイの34.6秒で差し切り1分45秒1で優勝。中京記念は9番手から内を突いて2位タイの36.2秒で上がってクビ差の2着。勝ったアルナシームより1キロ重い58キロを背負っていた。芝1800m以上で前半5F57秒台で流れたときは[2−1−0−0]。杉原騎手は昨年以降の小倉芝重賞で[2−1−0−0]。トップハンデ58.5キロを克服して小倉大賞典2連覇達成なるか。
小倉日経オープン2着馬シルトホルン、昨年の小倉大賞典2着馬ロングラン、同3着馬セルバーグ、オクトーバーS2着馬ギャラクシーナイト、チャレンジC3着馬エアファンディタ、初富士S勝ち馬コスモブッドレア、修学院S勝ち馬ショウナンアデイブなど伏兵は数多い。シルトホルンは芝1800m[1−1−2−6]でラジオNIKKEI賞2着、エプソムC3着、メイS3着がある。良馬場の芝1800mで逃げ先行では[1−1−2−2]。前走小倉日経オープン2着でもハンデは据え置きの57キロ。吉田隼騎手が騎乗する。
ロングランは芝1800m[3−1−1−5]で小倉大賞典は23年が7番手から4位の35.9秒で上がって0.2秒差の4着。昨年は10番手から最速の34.3秒で上がって0.2秒差の2着。前2走3、8着に終わったが、59キロを背負っていた。今回は57キロ。今年の重賞で丹内騎手は[1−2−0−2]で6、7、7、番人気で連対。ギャラクシーナイトはレインボーSを1分45秒5で勝ち、オクトーバーSで1分57秒7で走って2着に入った。中山金杯は追い込んで0.4秒差の5着。ハンデは56キロ。何となく匂う。
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