共同通信杯
レース展望
過去10年で1番人気は[0−4−2−4]で4連対。過去10年勝った馬はいない。単勝1倍台は[0−1−0−3]で1連対のみ。2番人気は[1−0−2−7]で1連対、3番人気は[5−1−1−3]で6連対。3番人気の連対が多い。連対馬16頭が5番人気以内、残る4頭は6、6、6、7番人気。過去5年の馬連は25倍、81倍、9倍、19倍、10倍。本命を押さえ、人気馬に人気薄を絡めて中穴を狙うのが妙味。
連対馬15頭が前走3着以内、18頭が前走5着以内。前走1勝クラスは前走3着以内が条件。17年以降、前走重賞から連対した6頭は前走5着以内。17年以降、前走重賞6着以下は[0−0−2−11]で3着止まり。6、7番人気で連対した4頭は芝1800m〜2000mで勝ち星があった。4頭のうち3頭は前走新馬戦1着、1勝クラス1、2着で連対していた。穴で中距離で勝ち星があり、前走条件戦で連対した馬に注意。
ネブラディスクは京都芝2000mの新馬戦を6番手から最速の34.4秒で差し切って2分1秒8で3馬身差で圧勝。直線で鞭を1発入れたが、最後は流す余裕があった。前半5F62.2秒のスローペースでレースのラスト3Fは11.9−11.8−11.2秒で尻上がり。セレクトセール1億7600万円のドゥラメンテ産駒でリスグラシューの半弟。448キロの小柄な牡馬でパドックではチャカチャカしていたが、姉のリスグラシューも3歳時は小柄だった。武豊騎手と福永調教師のコンビ。あっさり勝って3冠を視野に入れるのか。
レッドキングリーは東京芝2000mの新馬戦を2番手から2位の33.4秒で抜け出して2分2秒4(稍重)4馬身差で圧勝。前走東スポ杯2歳Sは2番手から4位タイの33.5秒で上がって0.3秒差の3着。勝負どころで動かず、直線で荒れた内を突いたことが堪えた。昨年の重賞でルメール騎手は社台馬主の馬では[11−4−4−21]、非社台の馬では[1−2−1−12]。非社台の馬ではバレないように上手く負ける。雄大な馬体が目立つ木村厩舎のサートゥルナーリア産駒。ルメール騎手から北村宏騎手に乗り替わる。
若竹賞勝ち馬リトルジャイアンツ、アイビーS勝ち馬マスカレードボール、こうやまき賞勝ち馬カラマティアノス、函館2歳S勝ち馬サトノカルナバル、エリカ賞2着馬ワンモアスマイル、百日草特別勝ち馬ショウナンマクベスなど。リトルジャイアンツは[2−1−1−1]で4戦連続で上がり最速。前走若竹賞は最後方から最速の35.1秒で差し切り1分49秒5で優勝。2位を0.8秒上回る末脚は強烈だった。村田厩舎のトーセンラー産駒でウインモナークの半弟。息子アシストを含め、横山典騎手は最近、神がかり的な騎乗が目立つ。
マスカレードボールはアイビーSを3番手から最速の33.4秒で抜け出して1分45秒8で優勝。前半5F59.4秒でラスト3Fは11.8−11.3−11.2秒で尻上がり。前走ホープフルSは大外18番枠から流れに乗れず11着。東京芝1800mでどこまで変わるか。坂井騎手に乗り替わる。カラマティアノスは東京芝1800mの未勝利戦を7番手から最速の33.8秒で差し切り1分48秒0で優勝。こうやまき賞は6番手から最速の34.2秒で差し切り1分35秒1で優勝。奥村厩舎のレイデオロ産駒。戸崎騎手が騎乗する。
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