きさらぎ賞
レース展望

過去10年で1番人気は[4−2−1−3]で6連対。単勝1倍台前半[2−1−0−0]、1倍台後半[1−0−1−0]、2倍台[1−0−1−2]、3倍台[0−0−0−1]。2番人気は[1−4−2−3]で5連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。連対馬16頭が4番人気以内、残る4頭は6、6、7、10番人気。過去5年の馬連は73倍、6倍、7倍、2倍、37倍。人気馬と人気薄で中穴を狙うのが妙味。

連対馬17頭が前走3着以内。前走4〜9着は[2−1−1−17]で前走重賞4、6、9着馬が連対。重賞なら巻き返せるが、前走10着以下は[0−0−1−8]。近年は前走3着前後に負けた馬の連対が多い。連対馬12頭が前走2番人気以内、16頭が前走5番人気以内だった。前走1番人気が3勝、2番人気が4勝。前走6〜9番人気は[3−0−0−13]で3連対。前走10番人気以下は[0−1−0−9]で1連対のみ。

ショウヘイは京都芝1800m[1−1−0−0]。新馬戦は2番手から2位の33.2秒で抜け出したが、マディソンガールに差されて1馬身差の2着。3着には5馬身差をつけていた。未勝利戦は3番手から2位の34.6秒で抜け出して1分48秒9で2馬身半差で圧勝。川田騎手は軽く仕掛けただけでほぼ馬なりだった。ノーザンFミックスセール4400万円の友道厩舎のサートゥルナーリア産駒で近親にミッキークイーン、ブレイディヴェーグがいる。好位につけて直線でひと脚使えるタイプ。レース実況は「オータニサン」か?

サトノシャイニングは中京芝2000mの新馬戦を2分4秒3で優勝。前走東スポ杯2歳Sは前半5F60.9秒で逃げ、4位タイの33.5秒で上がって0.1秒差の2着。勝ったクロワデュノールはホープフルSを制した。杉山晴厩舎のキズナ産駒。松山騎手から西村淳騎手に乗り替わる。ランスオブカオスは京都芝1400mの新馬戦を1分22秒5で2馬身半差で圧勝。前走朝日杯FSは中団の後ろから3位の34.0秒で上がって0.8秒差の3着。奥村厩舎のシルバーステート産駒。距離延長がカギになるが、得意の京都で突っ込むか。

京成杯3着馬ミニトランザット、シンザン記念3着馬ウォーターガーベラ、芙蓉S勝ち馬ジェットマグナム、京都の未勝利戦を圧勝したリンクスティップ、京都の新馬戦を勝ったエリカアンディーヴなど。ミニトランザットは京都芝1600mを逃げて1分35秒5で優勝。京成杯は出遅れて最後方から最速の34.9秒で追い込んで0.1秒差の2着。セレクトセール6160万円の杉山佳厩舎のエピファネイア産駒で母はクイーンC&阪神牝馬S2着馬イチオクノホシ。距離1F短縮、京都新馬戦で騎乗した鮫島駿騎手が持ってくるか。

ウォーターガーベラは12番手から2位の35.3秒で上がって0.6秒差の3着。直線でごちゃついたが、いい脚を長く使って14番人気で激走した。ウォーターリヒトの半妹。定年が近い河内厩舎の管理馬。リンクスティップは新馬戦で早めに捲って頭差の2着に負けたが、勝ったミッキーゴールドは1勝Cを勝ち、若駒Sで2着に入った。未勝利戦は2番手から早めに先頭に立ち、最速の34.8秒で上がって2分00秒8で2馬身半差で圧勝。サンデーRのキタサンブラック産駒。Cデムーロ騎手からMデムーロ騎手に乗り替わる。

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