フェアリーS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。関東馬は[1−2−0−4]で3連対、関西馬は[0−0−0−3]で不振。2番人気は[1−0−0−9]で1連対、3番人気は[4−0−1−5]で4連対。6〜9番人気と10番人気以下が各5連対。人気薄が半数を占め、波乱傾向が強い。過去5年の馬連は28倍、45倍、69倍、15倍、211倍で荒れている。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

前走勝ち馬が9連対。前走未勝利戦を勝った馬も通用している。前走1勝クラスを勝った馬が3連対、負けた馬が8連対。8、9、11着馬が11、10、10番人気で連対。大穴で前走1勝クラス惨敗馬に注意。中山芝1600mはコース的に外枠は不利。7枠[2−0−2−16]で2、11番人気が優勝。8枠[1−3−0−16]で8、8、10、10番人気が連対。穴で人気の盲点になる外枠の差し追い込み馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−1−6−28]で2、3、3番人気が勝ち、1番人気が2着、3、4、5、6、7、7番人気が3着。エリカリーシャン、ジークルーネ、スティールブルー、ラヴスコール、ルクスノアが該当する。社台F生産馬は[1−2−1−17]で1番人気が勝ち、1、10番人気が2着、7番人気が3着。イフェイオン、ティンク、マスクオールウィンが該当する。

社台馬主の馬はキャロットFがジークルーネ(キングスコート騎手)、シルクHCがスティールブルー(ルメール騎手)、社台RHがイフェイオン(西村騎手)、ティンク(佐々木騎手)。過去10年でキャロットFは[1−0−1−4]で3番人気が勝ち、4番人気が3着、シルクHCは[1−1−2−8]で2番人気が勝ち、7番人気が2着、5、6番人気が3着。社台RHが[0−1−0−7]で1番人気が2着。

スティールブルーは新潟の新馬戦(前半5F62.8秒)を8番手から最速の32.9秒で差し切って1分36秒4で2馬身半差で圧勝。前走アルテミスSは3番手から5位タイの33.8秒で早めに抜け出して0.4秒差の3着。荻野騎手が早めに動いて勝ちに行ったが、尻上がりラップになって切れ負けした。ルーラーシップ産駒の小柄な牝馬で馬体にまとまり感があり現時点の完成度が高い。ルメール騎手に乗り替わる。

キャットファイトは新潟の未勝利戦を5番手から最速の33.8秒で差し切って1分34秒5で優勝。アスター賞は3番手から最速の33.7秒で抜け出して1分33秒1(稍重)のレコードで5馬身差で圧勝。前走阪神JFは内枠からスタートを決めた後に外から来られて10番手を進み、直線で伸び切れず1.1秒差の10着。ゴドルフィンのディスクリートキャット産駒。レコードで圧勝した中山で巻き返すか。坂井騎手に乗り替わる。

赤松賞2着馬テリオスサラ、黒松賞勝ち馬マスクオールウィン、京都の未勝利戦を圧勝したイフェイオン、東京の新馬戦を勝ったジークルーネ、中山の未勝利戦を勝ったメイショウヨゾラ、東京の未勝利戦勝ち馬ニシノティアモなど。過去10年で前走新馬戦は[1−0−5−20]、未勝利戦は[3−2−3−30]で初勝利直後でも通用している。前走1勝Cは[3−8−1−46]で連対した11頭のうち8頭が前走負けた馬だった。

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