ホープフルS
レース展望

過去9年で1番人気は[5−1−0−3]で6連対。G1昇格後は[4−0−0−2]で過去2年はコマンドラインが12着、ミッキーカプチーノが5着に終わった。2番人気は[2−1−3−3]、3番人気は[1−2−1−5]で各3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は6倍、8倍、6倍、12倍、645倍。昨年は14−7−6番人気で3連単246万馬券が飛び出した。

前走勝った馬が[6−8−9−61]で連対した14頭のうち11頭が前走1番人気だった。前走2着は3連対。前走3着以下は[0−1−0−39]で連対は昨年の東スポ杯2歳S4着馬ドゥラエレーデ。前走OP以上を1番人気で勝った馬が活躍している。過去9年の連対馬18頭のうち11頭に外国人騎手が騎乗していた。昨年は1着ドゥラエレーデがムルザバエフ騎手、3着キングズレインがルメール騎手だった。

過去9年でノーザンF生産馬は[7−4−6−22]で1、1、1、2、2、3、14番人気が勝ち、2、3、3、4番人気が2着、2、2、2、4、6、9番人気が3着。サンライズアース、タリフライン、テンエースワン、ミスタージーティー、レガレイラが該当する。社台F生産馬は[0−0−1−16]で8番人気が3着。ヴェロキラプトル、ショウナンラプンタが該当する。社台白老F生産馬は[1−0−0−2]で1番人気が1着。ゴンバデカーブースが該当する。

社台馬主の馬はサンデーRがレガレイラ(ルメール騎手)、G1レーシングがゴンバデカーブース(松山騎手)、吉田勝己氏がタリフライン(マーカンド騎手)。過去9年でサンデーRは[2−1−2−2]で3番人気以内なら[2−1−1−1]。G1レーシングは[0−0−0−2]で3、4番人気が5、7着。過去9年で牝馬は[0−0−0−3]で3着以内がないが、3頭とも10番人気以下だった。

シンエンペラーは東京芝1800mの新馬戦を3番手からメンバー2位の33.8秒で抜け出して1分48秒1で3馬身差で圧勝。前走京都2歳Sは出遅れて後方から少しずつ押し上げ、メンバー4位の35.3秒で差し切って1分59秒8で優勝。昨年のアルカナ1歳セールで210万ユーロ(約2億8000万円)で取引されたシユーニ産駒で20年凱旋門賞馬ソットサスの全弟。ナミュールもそうだが、横山武騎手からモレイラ騎手に乗り替わるとパフォーマンスを引き上げる馬が多い。昨年ドゥラエレーデで制したムルザバエフ騎手が騎乗する。

ゴンバデカーブースは東京芝1600mの新馬戦を前半5F60.1秒で逃げ、3位の34.7秒で上がって1分34秒8で優勝。前走サウジアラビアRCは最後方からメンバー最速の33.5秒で差し切って1分33秒4で2馬身差で圧勝。2着は新馬戦でチェルヴィニアに勝ったボンドガール、3着シュトラウスは東スポ杯2歳Sを制した。G1レーシングで5000万円で募集されたブリックスアンドモルタル産駒。昨年以降の芝重賞で松山騎手&堀厩舎のコンビは[5−1−0−2]、5番人気以内なら[5−1−0−1]で連対率85.7%。

アイビーS3着馬レガレイラ、野路菊S勝ち馬ヴェロキラプトル、黄菊賞勝ち馬センチュリボンド、芙蓉S勝ち馬シリウスコルト、東スポ杯4着のショウナンラプンタ、京都の新馬戦を勝ったミスタージーティー、中山の未勝利戦を勝ったウインマクシマム、東京の新馬戦を勝ったタリフラインなど。レガレイラは前走アイビーSで3番手からメンバー最速タイの32.7秒で上がって0.2秒差の3着。サンデーRで3000万円で募集されたスワーヴリチャード産駒デドゥラドーレスの半妹。過去9年でルメール騎手は[1−2−3−2]。

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