ターコイズS
レース展望

重賞昇格後の過去8年で1番人気は[2−0−1−5]は2連対。関西馬は[0−0−1−3]、ハンデ55キロは[0−0−0−3]で不振が続いている。2番人気は[1−1−0−6]で2連対、3番人気は[1−3−1−3]で4連対。6〜9番人気が1連対、10番人気以下が3連対。馬連万馬券が2回出ているが、過去4年は人気馬同士で決着し、馬連は19倍、22倍、27倍、23倍で20倍前後の決着が続いている。

52キロ以下は[0−0−1−15]。53キロは[3−3−1−29]で6連対、54キロは[2−2−2−28]で4連対。55キロは[1−1−3−17]で昨年2、4番人気が連対。10番人気以下で連対した3頭は53〜54キロだった。トップハンデは[1−2−1−12]で3着以内に入った4頭は3、5、6、7番人気。4歳馬は[1−1−1−2]、5歳馬は[0−1−0−5]。1番人気は[0−0−0−2]で不振。

過去8年でノーザンF生産馬は[2−1−3−29]で1、3番人気が勝ち、2番人気が2着、9、13、15番人気が3着。アナザーリリック、コナコースト、サーマルウインド、ルージュエクレールが該当する。社台F生産馬は[1−2−0−14]で11番人気が勝ち、10、16番人気が2着。ソーダズリング、ヒップホップソウル、ライトクオンタムが該当する。社台系生産馬は人気薄の激走が多い点に注意したい。

社台馬主の馬は、サンデーRがコナコースト、キャロットFがサーマルウインド、シルクHCがアナザーリリック、社台RHがソーダズリング、ヒップホップソウル、ライトクオンタム。過去8年でサンデーRは[1−0−0−10]で1番人気が1着、キャロットFは[1−0−0−8]で3番人気が1着、社台RHは[1−4−0−6]で11番人気が勝ち、3、3、10、16番人気が2着。社台RHの人気薄に注意。

コナコーストはオークス7着、秋華賞8着に終わったが、芝1600mは[0−3−0−0]でエルフィンS、チューリップ賞、桜花賞2着。桜花賞は2番手から13位タイの34.5秒で上がってリバティアイランドに0.2秒差の2着。鮫島駿騎手が内&前が有利な馬場を考慮して2番手につけて粘らせた。サンデーRのキタサンブラック産駒で祖母は阪神JF2着馬アンブロワーズ。今年の芝重賞で鮫島駿騎手は1番人気[1−1−1−1]、2番人気[0−0−3−0]、3番人気[0−0−0−2]。

サウンドビバーチェは芝1600m[3−1−0−4]で阪神牝馬Sを2番手から5位タイの34.1秒で抜け出して1分33秒9(稍重)で優勝。Bコース変更で内を通って前に行った馬が有利な馬場だった。前走ヴィクトリアマイルは3番手から10位の33.8秒で上がって0.5秒差の5着。4コーナーで松山騎手が社台のスターズオンアースが来たときに道を譲って下がったことが堪えた。今年の芝重賞でドゥラメンテ産駒は[11−7−5−37]、2番人気以内なら[6−5−2−4]。浜中騎手が騎乗する。

ミスニューヨークは中山芝[4−0−2−3]で中山芝1600mは[2−0−1−2]。ターコイズSでは21年が53キロで大外一気を決めて1分32秒8(稍重)、昨年が55キロで中団から差し切って1分33秒5で優勝。前走京成杯AHは56キロを背負い、1分31秒7で走って0.1秒差の3着。勝ったソウルラッシュはマイルCSで2着に入った。Mデムーロ騎手は21年以降の中山芝1600m重賞[5−2−1−4]、5番人気以内なら[5−1−0−3]。馬も騎手も中山マイル巧者。3連覇なるか。

フラワーC&紫苑S2着馬ヒップホップソウル、三年坂S勝ち馬ソーダズリング、信越S勝ち馬サーマルウインド、クイーンS2着馬ウインピクシス、府中牝馬S4着馬フィアスプライド、ユートピアS勝ち馬ルージュリナージュ、シンザン記念勝ち馬ライトクオンタムなど伏兵は数多い。ヒップホップソウルは中山芝[1−2−0−1]で道悪では[1−2−0−0]でフラワーC2着、紫苑S2着。良馬場ではフェアリーSで中団から伸び切れず0.8秒差の11着。中山は金曜が雨のち曇、土曜が曇一時雨。馬場が渋る可能性がある。

ソーダズリングはフローラS2着馬。ローズSは好位から伸び切れず8着に終わったが、前半5F57.3秒のハイペースで道中掛かっていた。前走三年坂Sは6番手から最速の32.8秒で差し切って1分33秒7で優勝。武豊騎手の進言で距離を短くしてレースぶりが一変した。武豊騎手は6月以降の芝重賞[0−0−1−16]。母はソーマジック。怪我から復帰して久々に豊マジックが出るか。サーマルウインドは中山芝1600m[3−0−0−2]、道悪では[2−0−0−0]。逃げて4馬身差で圧勝した春興Sは不良馬場だった。

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