中日新聞杯
レース展望

12月に移動した過去6年で1番人気は[1−1−1−3]で2連対。過去4年はアイスバブルが9着、ヴェロックスが3着、アドマイヤビルゴが10着、プログノーシスが4着に終わった。2番人気は[2−0−1−3]で2連対、3番人気は[0−1−0−4]で1連対。連対馬12頭のうち7頭が5番人気以内、残る5頭は8、8、9、12、17番人気。過去6年の馬連は15倍、158倍、69倍、52倍、1060倍、29倍でかなり荒れている。

前走勝ち馬は[0−1−0−10]、前走2着は[1−0−0−5]で各1連対のみ。前走3〜5着は[0−0−2−19]で3着止まり。連対馬12頭のうち10頭が前走7着以下。前走10着以下から4頭が連対しており、前走OP以上なら着順不問。6番人気以下で連対した5頭は前走OP以上で7着以下、2走前もOP以上で5着以下に負けていた。4頭には芝中距離重賞で3着以内があった。前走着順は無視して中距離重賞で実績がある人気薄を絡めたい。

過去6年でノーザンF生産馬は[3−1−1−25]で2、2、5番人気が勝ち、1番人気が2着、1番人気が3着。カントル、キラーアビリティ、シュヴァリエローズ、ジャンカズマ、スパイダーゴールド、ハヤヤッコ、ユーキャンスマイル、リューベック、ワンダフルタウンが該当する。社台F生産馬は[1−1−0−15]で1番人気が勝ち、3番人気が2着。カレンルシェルブルが該当する。社台馬主の馬はキラーアビリティ、シュヴァリエローズ(キャロットF)の2頭のみ。

ヤマニンサルバムは前走オクトーバーSを逃げて1分58秒0(重)で優勝。3着ディープモンスターは次走アンドロメダSを制した。中京芝は[4−0−0−1]で芝2000mは[2−0−0−1]。今年の金鯱賞は2番手から伸び切れず0.7秒差の7着に終わった。芝で逃げたときは[2−2−1−0]で3着以内を確保。ユニコーンライオンとの兼ね合いがカギになる。今年の芝重賞で三浦騎手は[1−0−1−34]。

ピンハイは3歳時にチューリップ賞で2着、桜花賞で5着、オークスで4着に入った。西宮Sを1分44秒3で勝った後は9、8、11着に終わったが、前走カシオペアSで中団から5位の34.3秒で上がって0.1秒差の2着に入り復調してきた。左回りはオークス4着、東京新聞杯8着が勝ち馬と0.5秒差。中京コース、芝2000mは初めてになる。高倉騎手では[1−2−0−3]。最軽量の54キロで出走できる。

ダービー6着馬ホウオウビスケッツ、福島記念3着馬カレンルシェルブル、昨年の勝ち馬キラーアビリティ、中山記念6着馬リューベック、4連勝でOP入りしたスパイダーゴールド、関越S3着馬シュヴァリエローズ、小倉日経オープン勝ち馬カントルなど。ホウオウビスケッツはダービーで2番手からしぶとく伸びて0.2秒差の6着。フリージア賞の後半5Fは57.7秒。丸田騎手が強気にラスト5Fからスパートすれば結果は違ったかもしれない。4着ベラジオオペラはチャレンジC、5着ノッキングポイントは新潟記念を制している。

カレンルシェルブルは芝2000m[4−2−3−7]で中京では[1−1−1−1]。前4走芝2000mのハンデG3で10、9、5、3着と着順を上げてきた。叩き2戦目で斎藤新騎手に戻る。キラーアビリティは昨年の中日新聞杯を後方から3位の34.0秒で差し切って1分59秒4で優勝。12月は[2−0−0−0]でホープフルSも勝っている。昨年より3キロ重い59キロがどう出るか。ムルザバエフ騎手が騎乗する。シュヴァリエローズは中京芝2000m[1−1−0−0]。昨年9勝、今年63勝の佐々木大騎手が騎乗する。

[Home]