京阪杯
レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。単勝1倍台は[0−1−0−0]、2倍台[0−0−0−3]、3倍台[2−0−0−2]、4倍以上[0−1−0−1]。単勝2倍台は3着以内がなく不振。2番人気は[2−0−0−8]で2連対、3番人気は[1−3−0−6]で4連対。6〜9番人気と10番人気以下は各4連対。過去5年の馬連は149倍、19倍、15倍、84倍、40倍で荒れている。

年齢別では3歳[2−1−0−13]、4歳[3−5−1−25]、5歳[3−2−6−45]、6歳[2−0−3−33]、7歳以上[0−2−1−21]で4、5歳馬の連対が多い。6歳以上で3着以内に入った8頭のうち6頭が9番人気以下。穴で高齢牡馬に注意。10番人気以下は[1−3−6−68]で8年で3着以内に入っている。14年は3連単202万、17年は167万馬券が飛び出した。3連単は超大穴がが狙える。

過去10年でノーザンF生産馬は[0−2−0−19]で3、6番人気が2着。グルーヴィット、ジュビリーヘッドが該当する。社台F生産馬は[0−1−1−12]で1番人気が2着、7番人気が3着。トゥラヴェスーラ、バンデルオーラ、モズメイメイが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−4]。シングザットソングが該当する。社台馬主の馬は、キャロットFがグルーヴィット、ジュビリーヘッド、社台RHがシングザットソング、吉田照哉氏がトゥラヴェスーラ。G1、種牡馬に関係が薄いレースで社台は遠慮がち。

ルガルは芝[1−2−1−1]で4着以内を確保。葵Sは1枠1番から内ラチ沿いの6番手につけ、4位タイの32.7秒で上がって1分7秒2で走り半馬身差の2着。朱鷺Sは3番手から伸び切れず0.1秒差の3着。休み明けで馬体が10キロ増えていた。前走スワンSは14番手から3位の33.8秒で追い込んで0.2秒差の4着。6月以降の芝重賞[0−0−1−15]の武豊騎手が出遅れた。今年の芝重賞でドゥラメンテ産駒は[11−5−4−25]、2番人気以内なら[6−3−2−4]。テン乗りの西村騎手が騎乗する。

トウシンマカオは芝1200m[2−0−2−3]で昨年オパールS、京阪杯を連勝した。今年の芝1200mのG3ではシルクロードS4着(58.5キロ)、函館スプリントS3着、キーンランドC3着(重馬場)。前走スワンSは0.7秒差の9着に終わったが、横山和騎手が逃げたもの。昨年のキーンランドCから5戦連続で外枠に入ったようにJRAから外枠攻撃を受けたが、函館スプリントSは1番枠、スワンSは4番枠だったように今は解放されている。父ビッグアーサーは15年京阪杯2着馬。テン乗りの坂井騎手が騎乗する。

函館スプリントS勝ち馬キミワクイーン、葵S勝ち馬モズメイメイ、同3着馬ビッグシーザー、高松宮記念3着馬トゥラヴェスーラ、鞍馬S勝ち馬エイシンスポッター、オパールS2着馬シングザットソング、キーンランドC4着馬シュバルツカイザー、ルメール騎手で4連勝したエクセトラ、2連勝中のグレイトゲイナー、3勝Cを勝ったショウナンハクラクなど伏兵は数多い。キミワクイーンは函館スプリントSを大外一気で勝ったが、キーンランドC7着、スプリンターズS10着に終わった。横山武騎手は京都芝1200m[0−0−0−2]。

モズメイメイは葵Sをロケットスタートで逃げ、12位タイの33.2秒で上がって1分7秒1で優勝。その後は10、16、11着に終わったが、今回は葵Sを勝った芝1200mで斤量も同じ55キロ。今年44勝でリーディング20位の永島まな騎手が騎乗する。シングザットソングはフィリーズレビューを勝ったが、3着ジューンオレンジは2連勝でOP入りした。初の芝1200mとなった前走オパールは最内から2位の33.6秒で追い込んでクビ差の2着。今年の京都芝1200mで鮫島駿騎手は5番人気以内なら[1−3−0−0]。

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