アルテミスS
レース展望

過去10年で1番人気は[3−3−0−4]で6連対。関西馬は[3−2−0−0]だが、関東馬は[0−1−0−4]で不振。2番人気は[2−4−1−3]で6連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6番人気以下で連対した6頭は6、6、7、9、12、13番人気。過去5年の馬連は54倍、2倍、9倍、48倍、4倍。昨年は単勝1.4倍のリバティアイランドが負けたが、3−1番人気で堅い決着になった。

前走新馬戦は5番人気以内なら[3−3−1−12]だが、6番人気以下は[0−0−0−26]で不振。前走未勝利戦勝ち馬は1、6、7、9、12番人気が優勝。穴で前走最速上がりで差して勝ってきた馬に注意。連対馬20頭のうち19頭の前走上がりがメンバー3位以内だった。前走上がりが4、5位は[0−1−1−12]で1連対、6位以下は[0−0−1−24]で3着止まり。前走の上がりが遅い馬は、ほとんど出番がない

チェルヴィニアは東京芝1600mの新馬戦で逃げて3位の33.4秒で上がって0.1秒差の2着。勝ったボンドガールはサウジアラビアRCで2着に入った。前走新潟芝1800mの未勝利戦は2番手から最速の33.0秒で抜け出して1分46秒9で6馬身差で圧勝。ルメール騎手は軽く気合を入れただけで後ろを振り返る余裕があった。サンデーRで4000万円で募集されたハービンジャー産駒で母はオークス2着馬チェッキーノ。半兄に新潟記念勝ち馬ノッキングポイントがいる。菊花賞を勝ったルメール騎手で単勝1倍台の断然人気か。

新潟2歳S2着馬ショウナンマヌエラ、新潟芝1800mの新馬戦を勝ったライトバック、阪神芝1800mの未勝利戦を圧勝したサフィラ、新潟芝1600mの新馬戦を圧勝したスティールブルー、新潟芝1800mの新馬戦を逃げ切ったエリカリーシャン、新潟芝1600mの新馬戦を勝ったニシノコマチムスメなど。ショウナンマヌエラは新潟2歳Sで前半3F36.4秒で逃げ、8位の34.2秒で上がって0.2秒差の2着。高野厩舎のジャスタウェイ産駒。過去10年で逃げ馬は[0−2−2−6]。石橋騎手が強気の逃げで粘り込むか。

ライトバックは新馬戦を出遅れて最後方から最速の32.8秒で差し切り1分50秒1で優勝。前半5F63.9秒で展開は向かなかったが、末脚の威力で捻じ伏せた。セレクトセール2420万円のキズナ産駒。茶木厩舎は重賞初制覇が懸かる。サフィラは未勝利戦を5番手から最速の33.7秒で差し切って1分47秒9で3馬身半差で圧勝。シルクHCで7000万円で募集されたハーツクライ産駒でサリオスの全弟。サリオスはサウジアラビアRCと朝日杯FSを連勝している。アルテミスSで松山騎手は21年にベルクレスタで2着がある。

[Home]