毎日王冠
レース展望

過去10年で1番人気は[7−0−0−3]で7連対。過去5年は前走安田記念&ダービー好走馬が5連勝中。2番人気は[0−2−0−8]で2連対、3番人気は[1−3−1−5]で4連対。6〜9番人気は2連対、10番人気以下は1連対。15年以降は全て5番人気以内で決着し、馬連は18倍、8倍、23倍、6倍、3倍、5倍、3倍、9倍で20倍台止まり。人気馬同士で10倍前後が狙うのが妙味。

同コースのエプソムCから直行した馬は[2−2−2−6]で4連対。エプソムC勝ち馬は1番人気[2−0−0−0]、2〜5番人気[0−1−1−2]。前走エプソムC2、3着馬はおらず、4着以下は[0−1−1−3]で1連対のみ。過去4年の連対馬の上がり順位は1−7位、1−6位、1−3位、1−1位で最速上がりを繰り出した1番人気の関東馬が4連勝中。最速上がりを連発している馬、特に人気の関東馬に注目。

シュネルマイスターは昨年秋に不振に陥ったが、今年はマイラーズCを1分31秒5で勝ち、安田記念を1分31秒6で走って3着に入り復調してきた。東京芝は[3−1−2−0]で21年の毎日王冠を後方から最速の33.0秒でダノンキングリーを差し切って1分44秒6で勝っている。他馬より重い58キロを背負うが、58キロは[1−1−1−1]で背負い慣れている。ルメール騎手では[4−2−1−3]。

ソングラインはヴィクトリアマイルを8番手から2位の33.2秒で差し切り1分32秒2で優勝。安田記念は11番手から2位の33.1秒で差し切り1分31秒4で2連覇を達成。東京芝は[5−2−0−1]でG1を3勝している。NHKマイルCでシュネルマイスターにハナ差で負けたが、安田記念は2年連続で先着している。この後はBCマイルに向かう予定。初の芝1800m、初の57キロでどこまで走らせるか。

エプソムC勝ち馬ジャスティンカフェ、ラジオNIKKEI賞勝ち馬エルトンバローズ、ニュージーランドT勝ち馬エエヤン、東京新聞杯勝ち馬ウインカーネリアン、前走関越S2着のアドマイヤハダル、金鯱賞&鳴尾記念2着のフェーングロッテンなど。ジャスティンカフェはエプソムCを大外から差し切って1分45秒5(稍重)で重賞初制覇。昨年の毎日王冠は最速の33.8秒で追い込んでサリオスに半馬身差の2着。昨年のマイルCSは不利があって6着。今回で一線級との力関係が明らかになる。横山典騎手で後方ポツンもありえる。

エルトンバローズは[3−3−0−1]で未勝利、1勝C、ラジオNIKKEI賞を3連勝。芝1800mは[1−3−0−0]で前走ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを完封して1分46秒9で優勝。左回りは中京未勝利戦で9着。ディープブリランテ産駒。エエヤンは[3−0−1−2]で芝1600mの未勝利、1勝C、ニュージーランドTを3連勝。前走NHKマイルCは中団から伸び切れず0.7秒差の9着。今回は戸崎騎手からエエヤンで2戦2勝のMデムーロ騎手に乗り替わる。シルバーステート産駒。日曜は雨が降る予報が出ている。

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