エルムＳ
レース展望
過去１０年で１番人気は［１−１−３−５］で２連対。単勝１倍台は［０−１−１−０］、２倍台は［０−０−１−２］、３倍台は［１−０−１−３］。前走マリーンＳ勝ち馬は［１−１−１−０］で３着以内を確保。２番人気は［３−１−１−５］で４連対、３番人気は［２−１−０−７］で３連対。連対馬１５頭が５番人気以内、残る５頭は６、７、７、９、１０番人気。過去５年の馬連は１２倍、９２倍、９倍、４２倍、５３倍。上位人気馬に６〜１０番人気を絡めて中穴を狙うのが妙味。
４歳［３−２−２−１３］、５歳［５−３−３−２２］、６歳［２−２−４−３３］、７歳以上［０−３−１−３７］。７〜１０番人気の５歳馬は［２−２−１−７］で４連対。穴で５歳馬に注意。７歳以上は５番人気以内なら［０−３−０−６］。前走北海道のダ１７００ｍのＯＰ特別に出走した馬は［６−４−３−３８］で１０連対。このうち前走連対した馬は［５−３−２−６］で８連対、２番人気以内なら［３−１−２−０］で複勝率１００％。前走函館のマリーンＳで連対した馬に注目。
過去１０年でノーザンＦ生産馬は［１−１−１−１１］で２番人気が勝ち、２番人気が２着、４番人気が３着。オーソリティ、ベレヌスが該当する。社台Ｆ生産馬は［１−１−０−９］で３番人気が勝ち、５番人気が２着。ファルコニアが該当する。社台白老Ｆ生産馬は［２−０−０−４］で１、４番人気が１着。カラフルキューブが該当する。社台馬主はバティスティーニ（サンデーＲ）のみ。社台馬主の馬はベレヌス（キャロット）、オソリティ（シルク）、ファルコニア（社台ＲＨ）、カラフルキューブ、ルコルセール（Ｇ１）の５頭。
ペプチドナイルはダ１７００〜１８００ｍ［４−０−０−０］で勝率１００％。２走前の大沼Ｓは逃げて２位の３６．７秒で上がって１分４３秒１（稍重）で３馬身差で圧勝。前走マリーンＳは逃げて最速タイの３６．１秒で上がって１分４３秒０で３馬身半差で圧勝。前に行って速い上がりで後続を突き放す隙のないレースぶりで２連勝。今回は前走より０．５キロ減の５７キロで出走できる。ハセドンの半兄。重賞［０−１−１−４４］の富田騎手は初制覇が懸かる。前に行く馬が多いため、競られて流れが速くなったときに対応できるかがカギ。
セキフウは兵庫ジュニアＧＰを勝ち、サウジダービー、ユニコーンＳ２着、コリアＣ３着の実績がある。２走前の大沼Ｓ（５９キロ）は後方から最速の３６．０秒で追い込んで０．５秒差の２着。勝ったペプチドナイルの上がりを０．７秒上回った。前走マリーンＳ（５７．５キロ）はルメール騎手が騎乗して５番手から最速タイの３６．１秒で上がって０．６秒差の３着。好位につけたぶん伸び切れなかった。武幸厩舎のヘニーヒューズ産駒でビッグアーサーの半弟。ルメール騎手から武豊騎手に乗り替わる。出遅れて追い込みの可能性が高いか。
アハルテケＳ勝ち馬タイセイサムソン、２１年のジャパンＣ２着馬オーソリティ、中央に戻って３連勝中のワールドタキオン、昨年のレパードＳ勝ち馬カフジオクタゴン、マリーンＳ２着馬ルコルセール、同５着のパワーブローキング、バレンタインＳ勝ち馬ハセドン、昨年のユニコーンＳ勝ち馬ペイシャエスなど伏兵は多士済々。タイセイサムソンは前走アハルテケＳを逃げて１分３３秒８（重）で４馬身差で圧勝。一気にパフォーマンスを引き上げた。横山和騎手では［４−３−１−３］。［１−１−１−２］の右回りを克服して重賞初制覇なるか。
オーソリティは芝のＧ２、Ｇ３では［４−１−１−０］で３着以内を確保。左回りの長距離戦に実績があるが、今回は初ダートで右回り。オルフェーヴル産駒はマルシュロレーヌ、ウシュバテソーロが海外ダートＧ１を優勝。ルメール騎手では［３−１−１−０］。小回りのダ１７００ｍというのがどう出るか。ワールドタキオンは園田に移籍して［４−１−２−１］。中央に戻ると１勝Ｃを４馬身差、２勝Ｃを５馬身差、３勝Ｃを２馬身差で圧勝。斎藤誠厩舎のアジアエクスプレス産駒。斎藤新騎手は札幌で２週連続重賞制覇が懸かる。
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