ユニコーンS
レース展望

過去10年の1番人気は[2−2−0−6]で4連対。前走ダートで勝った馬は[1−2−0−1]。過去2年はダートで4勝を挙げた馬が13、6着に終わった。2番人気は[3−1−0−6]で4連対、3番人気は[3−2−4−1]で5連対。連対馬15頭が5番人気以内、残る5頭は7、7、9、9、14番人気。過去5年の馬連は7倍、12倍、6倍、506倍、231倍。過去2年は人気薄同士で大波乱になった。

連対馬16頭が前走4着以内。前走ダートのOP特別で連対した馬が活躍していたが、過去2年は前走ダートで5、8、9着に負けた馬が連対した。近年は傾向が変わってきている。前走芝出走馬は[1−0−0−12]で1連対のみ。前走1勝クラスを勝った馬は[0−0−5−50]で3、6、7、8、11番人気が3着。5番人気以内は[0−0−1−5]で3着1回のみ。前走1勝クラスを圧勝した馬は人気でも過信禁物。

過去10年で社台F生産馬は[1−1−1−8]で2番人気が勝ち、3番人気が2着、7番人気が3着。カレンアルカンタラ、サンライズジークが該当する。ノーザンF生産馬は[2−0−1−13]、[1−0−0−5]だが、今年は出走馬がいない。ユニコーンSは以前から社台馬主の馬の出走は少ないが、今年は出走がない。JRAは社台に忖度する必要がない。ガチンコ勝負になりそうだ。

ペリエールはダート[3−0−1−1]で中央では[3−0−0−0]でヒヤシンスSを5番手から最速の36.4秒で抜け出して1分37秒2で優勝。全日本2歳優駿は好位から早めに抜け出した後にデルカソトガケ、オマツリオトコに交わされて0.2秒差の3着。前走UAEダービーはデルマソトガケに14馬身半差の4着に終わった。北海道サマーセールで1100万円で取り引きされた馬。ヘニーヒューズ産駒は東京ダ1600mで活躍が目立つ。過去10年でルメール騎手は[1−2−0−4]、3番人気以内では[1−2−0−2]。

グレートサンドシーはダート[2−0−0−1]で前走昇竜Sを後方からメンバー最速の36.2秒で大外から豪快に差し切って1分24秒0で3馬身半差で圧勝。2位を0.8秒上回る末脚は強烈だった。2走前のヒヤシンスSは中団から3位の36.7秒で上がってペリエールに0.8秒差の4着。道中馬群で揉まれてスムーズさを欠いたことが堪えた。中内田厩舎のイントゥミスチーフ産駒で川田騎手では2戦2勝。過去10年で川田騎手は[1−0−0−2]でゴールドドリームで勝っている。前2走出遅れたため、スタートがポイント。

前走東京ダ1600mの1勝クラスを圧勝したブライアンセンス、2戦2勝のワールズコライド、昨年の全日本2歳優駿2着馬オマツリオトコ、2連勝中のヘンリー、東京ダ1600mの2勝クラスを圧勝したニシノカシミヤ、東京ダ1600m[2−1−0−1]のラフエイジアンなど伏兵は数多い。ブライアンセンスは東京ダ1600m[1−1−0−0]でハナの接戦をしたパライバトルマリンは関東オークスを制した。前走1勝クラスは5番手から抜け出して1分36秒5で2馬身半差で圧勝。横山武騎手はダート重賞[0−1−0−15]で1連対のみ。

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