新潟大賞典
レース展望
過去１０年で１番人気は［０−２−３−５］で２連対のみ。関東馬は［０−０−３−１］、関西馬は［０−２−０−４］。２番人気は［０−１−０−９］で１連対、３番人気は［３−３−０−６］で６連対。６〜９番人気が５連対、１０番人気以下が４連対。過去５年の馬連は１０８倍、７８倍、８４倍、１１倍、５５倍。ハンデ戦でかなり波乱傾向が強い。上位人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。
年齢別では４歳［２−４−３−１８］、５歳［３−１−２−２５］、６歳［１−３−５−３３］、７歳［３−２−０−２７］、８歳以上［１−０−０−２４］。２番人気以内では４歳馬［０−２−３−７］で未勝利、５歳馬［０−１−０−７］で１連対のみ。人気の４、５歳馬は過信禁物。６歳馬は１、３、３、１１番人気、７歳馬は５、５、７、９、１３番人気、８歳馬は１０番人気が連対。穴で高齢馬の激走に注意。
過去１０年でノーザンＦ生産馬は［４−４−４−４３］で３、６、７、１０番人気が勝ち、１、１、３、９番人気が２着、１、１、６、７番人気が３着。イクスプロージョン、カントル、キラーアビリティ、シークレットラン、スパイダーゴールド、ハヤヤッコ、ブラヴァスが該当する。社台Ｆ生産馬は［２−１−０−１９］で３、７番人気が勝ち、７番人気が２着。カレンルシェルブル、グランオフィシエ、ロングランが該当する。社台白老Ｆ生産馬は［０−０−０−５］。スタッドリー、プリマヴィスタが該当する。
スパイダーゴールドは［４−２−０−１］で条件戦を４連勝でＯＰ入り。芝２０００ｍは［３−０−０−０］で前走アメジストＳは２番手から３位タイの３４．６秒で抜け出して１分５７秒７で２馬身半差で圧勝。前半５Ｆ５８．０秒、後半５Ｆ５９．７秒。ルメール騎手は後ろを振り返る余裕があった。セレクトセールで４１８０万円で落札されたダイワメジャー産駒でラーゴムの半弟。ハンデは５６キロ。前４走騎乗したルメール騎手が米遠征のため、テン乗りの石川騎手に乗り替わる。昨年以降の芝重賞で石川騎手は［０−３−３−２９］。
キラーアビリティは２１年のホープフルＳ勝ち馬。２着ジャスティンパレスは天皇賞(春)を制した。３走前の中日新聞杯は中団の後ろから３位の３４．０秒で馬群を割って抜け出し１分５９秒４で優勝。テン乗りの団野騎手が１枠１番から内をロスなく回って折り合いをつけて持ってきた。京都記念は好位から伸び切れず０．９秒差の５着。前走大阪杯は後方のまま見せ場なく０．９秒差の１３着。Ｇ１馬のため、前走惨敗でもトップハンデ５９キロを背負う。過去１０年でディープインパクト産駒の関西牡馬は［３−２−１−１６］。
福島民報杯勝ち馬カレンルシェルブル、白富士Ｓ３着馬ヤマニンサルバム、昨年の新潟記念勝ち馬カラテ、愛知杯２着馬アイコンテーラー、昨年のプリンシパルＳ勝ち馬セイウンハーデス、前走金鯱賞４着のハヤヤッコなど。カレンルシェルブルは前走福島民報杯を中団の外から最速の３５．４秒で差し切って２分１秒６（稍重）で優勝。新潟芝外２０００ｍでは魚沼Ｓを９番手から最速の３３．６秒で差し切って２分００秒１で勝っている。ハンデは５７キロ。斎藤騎手では［２−０−０−１］。新潟大賞典は重賞未勝利馬が勝つことが多い。
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