ファルコンS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。過去8年は[0−2−0−6]で未勝利。単勝オッズに関係なく不振が続いている。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[3−3−0−4]で6連対。6〜9番人気が2連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は54倍、22倍、17倍、7倍、139倍で荒れている。昨年は2番人気のプルパレイと13番人気のタイセイディバインで万馬券が飛び出した。

連対馬10頭が前走連対。前走1勝クラス勝ち馬が3番人気以内なら[2−2−0−3]。前走4〜9着から6頭が巻き返して連対している。前走重賞で10着以下から連対した3頭はファルコンSで3、3、7番人気だった。関東馬は[4−1−2−53]、関西馬[6−9−8−86]。関東馬は3番人気以内[3−1−0−7]、4番人気以下[1−0−2−46]。6番人気以下の関西馬は[1−3−3−69]。穴で関西馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[2−2−3−15]で3、6番人気が勝ち、1、3番人気が2着、2、6、8番人気が3着。カルロヴェローチェ、スーパーアグリ、スプレモフレイバーが該当する。社台F生産馬は[2−0−0−7]で2、2番人気が優勝。サトノグレイトが該当する。社台馬主の馬はペースセッティング(シルクHC)、メリオルヴィータ(G1レーシング)の2頭のみ。

カルロヴェローチェは新馬戦を3番手から最速の34.2秒で抜け出して2馬身差で圧勝。2着チャンスザローゼスは未勝利、アイビーSを連勝した。野路菊Sは2番手から全く伸びずに最下位7着。何があったのか。前走白梅賞は逃げて最速の34.2秒で上がり1分33秒3で2馬身半差で圧勝。セレクトセール2200万円のシルバーステート産駒で祖母にシーイズトウショウがいる。初の芝1400mがどう出るか。過去10年で武豊騎手は[0−2−0−4]でアサクサゲンキ(7人気)、ラウダシオン(1人気)で2着がある。

ペースセッティングは[1−3−0−1]で差すレースをした京王杯2歳S4着を除き連対を確保。2走前の万両賞は3番手から3位の34.3秒で上がってクビ差の2着。Cデムーロ騎手が追ったが伸び切れなかった。前走シンザン記念は前半5F58.1秒で飛ばし、6位の35.7秒で上がってライトクオンタムに0.1秒差の2着。1400m通過は1分21秒5だった。シルクHCで5000万円で募集された安田隆厩舎のショーケーシング産駒。テン乗りの岩田康騎手に乗り替わる。先行タイプが多いが、スピードで押す手か。

未勝利、万両賞を連勝したテラステラ、朝日杯FS5着馬バグラダス、カンナS勝ち馬ウメムスビ、前走1勝クラスを勝ったタマモブラックタイ、前走1勝クラス3着のスーパーアグリなど。テラステラは未勝利戦を3番手から4位の34.5秒で抜け出して2馬身半差で圧勝。前走万両賞は2番手から5位の34.5秒で上がって1分21秒7で優勝。断然人気のペースセッティングをクビ差完封した。広尾レースで3900万円で募集されたモーリス産駒でキングエルメス半弟。坂井騎手&矢作厩舎のコンビ。初の左回りがカギになる。

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