フェアリーS
レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−0−7]で3連対。関東馬は[1−2−0−3]で3連対、関西馬は[0−0−0−4]で不振。2番人気は[1−0−1−8]で1連対、3番人気は[4−0−1−5]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が5連対。かなり波乱傾向が強い。過去5年の馬連は32倍、28倍、45倍、69倍、15倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

前走勝ち馬が10連対。未勝利戦勝ち馬も通用している。阪神JF組は14年以降[0−0−0−9]で不振。前走1勝クラスで負けた馬が8頭連対している。穴で1勝クラスで負けた馬に注意。6番人気以下で連対した9頭のうち5頭に芝1800m経験があり、3頭に芝1800mで3着以内があった。21年は芝1800mの未勝利戦を勝ったホウオウイクセルが8番人気で激走した。穴で芝1800m経験馬に注意。

過去10年でノーザンF生産馬は[3−1−7−25]で2、3、3番人気が勝ち、1番人気が2着、2、3、4、5、6、7、7番人気が3着。イコノスタシス、エナジーチャイム、リックスターが該当する。社台F生産馬は[1−2−1−17]で1番人気が勝ち、1、10番人気が2着、7番人気が3着。ディナトセレーネ、ヒップホップソウルが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−1−2]で5番人気が3着。メイクアスナッチが該当する。

エナジーチャイムは新潟芝1600mの新馬戦を前半5F61.1秒で逃げ、2位の33.7秒で上がって1分34秒8で優勝。2着ショウナンアレクサは未勝利戦を1番人気で制した。前走京王杯2歳Sは出遅れて後方2番手から最速の33.3秒で追い込んで0.5秒差の8着。シルクHCで3000万円で募集されたエピファネイア産駒で近親にワールドプレミア、ヴェルトライゼンデがいる。3戦連続でルメール騎手が騎乗する。

ヒップホップソウルは中山芝1600mの新馬戦を後方から捲って最速の34.3秒で抜け出して1分38秒6(稍重)で4馬身差で圧勝。前走ベゴニア賞は2番手から3位タイの33.8秒で上がってクビ差の2着。社台RHで2800万円で募集されたキタサンブラック産駒。母ダンスファンタジアは11年のフェアリーSを勝っている。松山騎手は昨年10月23日以降の重賞[0−0−1−15]で連対がなく不振が続いている。

新潟2歳S勝ち馬キタウイング、阪神JF5着馬ミシシッピテソーロ、新馬&1勝クラスを連勝したメイクアスナッチ、京王杯2歳S3着馬スピードオブライト、アルテミスS6着馬ディナトセレーネ、中山の新馬戦勝ち馬ディヴァージオンなど。キタウイングは新潟2歳Sを後方から最速の33.0秒で差し切って1分35秒9で優勝。前走阪神JFはハイペースで14着。スローの上がり勝負に強いタイプ。ミシシッピテソーロは阪神JFで10番手から4位タイの35.9秒で上がって0.7秒差の5着。ミエノサクシードの半妹。テン乗りの鮫島駿騎手が持ってくるか。

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