京成杯AH
レース展望

サマーマイルシリーズは米子Sと関屋記念を制したロータスランドの優勝が決まっている。過去10年で1番人気は[3−0−0−7]で3連対。関東馬は[3−0−0−3]だが、関西馬は[0−0−0−4]で不振。2番人気は[3−1−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−1−6]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は22倍、40倍、11倍、32倍、20倍で中穴決着が多い。

連対馬10頭が前走連対。前走勝った馬が6勝。前走7着以下が6連対。10着以下から巻き返しており、前走重賞なら着順は問われない。過去3年の連対馬6頭は前走4着以内。好走した馬が活躍している。関東馬は[7−4−4−66]で11連対、関西馬は[3−6−6−56]で9連対。関東馬が勝つことが多い。1番人気の関西馬は[0−0−0−4]で不振。3頭とも前走マイル重賞3着以内だったが、5着以下に終わった。

グレナディアガーズは[2−2−1−1]で朝日杯FSを1分32秒3のレコードで優勝。前走NHKマイルCは3番手から早めに動いて直線で先頭に立ち、10位の35.1秒で上がって0.5秒差の3着。サンデーRが1〜3着を独占。川田騎手はなぜあんなに早く動いたのか。中内田厩舎のフランケル産駒。同じ3歳のバスラットレオンより2キロ重い56キロを背負う。過去10年で3歳馬は[2−1−2−15]、2番人気以内では[2−0−0−4]。今年の重賞で川田騎手は[13−5−6−24]、1番人気では[5−4−3−3]。

カラテは3走前の東京新聞杯を5番手から6位の34.0秒で馬群を捌いて抜け出し1分32秒4で重賞初制覇。2走前の安田記念は後方のまま見せ場なく13着に終わったが、前走関屋記念は7番手の外から5位タイの34.0秒で伸びて0.2秒差の2着に入った。芝1600mは[4−1−0−3]、中山芝1600m[2−0−0−0]で2、3勝クラスを勝っている。ハンデは前走関屋記念から1キロ増の57キロ。菅原騎手とは[3−1−0−1]で好相性。地力タイプだけに全面野芝の開幕週の馬場で時計が速くなり過ぎなければ。

ニュージーランドT勝ち馬バスラットレオン、東京新聞杯&ダービー卿CT&中京記念2着馬カテドラル、昨年の京成杯AH2着馬スマイルカナ、昨年の阪神カップ2着馬マルターズディオサ、2連勝中の上がり馬アカノニジュウイチ、18年のマイルCS勝ち馬ステルヴィオ、3連勝中の上がり馬カレンシュトラウスなど。バスラットレオンはニュージーランドTを前半5F58.5秒で逃げ、最速の34.6秒で後続を引き離し1分33秒1で5馬身差で圧勝。前哨戦に強いキズナ産駒。藤岡佑騎手が強気の逃げで持ってくるか。

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