小倉2歳S
レース回顧

メイケイエールは中団の外からメンバー最速の35.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分9秒6(重)。フリードが逃げて前半3F33.9秒のハイペース。メイケイエールは道中頭を上げて折り合いを欠き気味だったが、直線でモントライゼが抜け出した後に外から鋭く伸びて差し切った。モントライゼの上がりを0.6秒上回っている。メイケイエールは鹿毛だが、祖母ユキチャン、その母シラユキヒメで白毛の一族。札幌2歳Sでソダシが白毛馬の芝重賞初制覇を飾っている。これで過去10年で武豊騎手は[3−3−1−0]、3番人気以内では[3−3−0−0]となった。新種牡馬ミッキーアイル産駒が重賞初制覇。今後は距離を延ばしていくことになりそうだ。

モントライゼは2番手からメンバー2位の35.7秒で上がって後続を引き離したが、外からメイケイエールに差されて0.2秒差の2着。3着には4馬身差をつけている。2番手から自分のレースをして力を出し切ったが、メイケイエールの道悪適性、末脚の威力が上だった。川田騎手は勝ち馬とは馬場適性の差とコメント。これまで3戦は全て渋った馬場。良馬場でスピードの絶対値の高さを示す可能性があることを付け加えておく。これで4月以降の重賞で川田騎手は[0−2−2−18]で未勝利。1番人気では[0−1−0−6]でようやく今回連対を確保した。

フォドラは道中5番手に控え、内めをロスなく立ち回り、メンバー4位の36.0秒で上がって0.9秒差の3着。道中スムーズさを欠き、直線でもごちゃついたが、最後までしぶとく伸びて3着を確保。馬体が6キロ減って402キロ。小柄な牝馬がタフな重馬場でよく走っている。流れが速くなっただけに北村友騎手がフリードと逃げ争いせずに控えたことが結果的にプラスに働いている。

ルクシオンは後方からメンバー3位の35.9秒で伸びて1.2秒差の4着。426キロの小柄な牝馬。新馬戦は逃げて圧勝したが、松山騎手が重馬場を考慮して後方に控え、直線でしぶとく伸びて4着まで押し上げた。最後の伸びを見る限り、もう少し積極的なレースをしていれば馬券圏内があったかもしれない。

フリードは押してハナを切ったが、直線で一杯になって1.2秒差の5着。上がりはメンバー6位タイの36.9秒。開幕週の新馬戦を逃げて1分7秒5のレコードで圧勝したが、今回は重馬場で行きっぷりが悪く、直線で早々と一杯になった。体型的にタフな馬場をこなしそうだが、現時点では軽い馬場の方が良さそうだ。

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