アーリントンC
レース回顧

タイセイビジョンは後方2番手から内を突いてメンバー最速の36.2秒で差し切って2馬身差で圧勝。勝ちタイムは1分34秒3。ノルカソルカが逃げて前半5F57.6秒のハイペース。レースの上がりは36.7秒、ラップは11.7−12.1−12.9秒。上がりの掛かる消耗戦になった。タイセイビジョンは後方でタメて直線勝負に徹し、2位を0.5秒上回る末脚で内から豪快に差し切った。朝日杯FS2着馬が1番人気に支持され、能力の違いを見せつけた。これで[3−2−0−0]で連対率100%をキープ。次走はNHKマイルC。京王杯2歳Sを1分20秒8のレコードで圧勝した馬。想定を超える高速決着にならなければ対応できるかもしれない。

ギルデッドミラーは中団からメンバー3位の36.8秒で伸びて0.3秒差の2着。徐々に外から上がって直線で抜け出しかけたが、内から伸びたタイセイビジョンに切れ負け。それでも前走1勝クラスを勝った牝馬が重賞実績のある牡馬を相手によく走っている。2着に入り賞金を加算できた。次走はNHKマイルCに向かうことになりそうだ。

プリンスリターンは2番手からメンバー6位の37.1秒で上がって0.4秒差の3着。朝日杯FS5着、シンザン記念2着馬が先行して地力を発揮したが、前半5F57.6秒のハイペースではさすがに厳しかった。デビューから全て原田騎手が騎乗し[2−1−2−2]。次走はNHKマイルCに向かう予定。

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