京成杯
レース回顧

ラストドラフトはスタートを決めて2番手につけ、メンバー3位タイの35.3秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは2分1秒2。シンザン記念に続き、キャリア1戦の馬が重賞を制した。カテドラルが逃げて前半5F61.1秒のスローペース。後半5Fは60.1秒、3Fは35.3秒。ラストドラフトはスローを見越して2番手につけたルメール騎手の好騎乗もあるが、スパッと直線で突き放したように能力&瞬発力があるからこその勝利。昨年以降の中山芝2000mでルメール騎手は[10−3−1−5]で勝率52.6%、連対率68.4%、複勝率73.7%。1番人気では[5−1−0−2]、2番人気では[3−2−1−1]でほとんど崩れていない。桜花賞馬マルセリーナの息子が2戦2勝で重賞制覇。中山で勝ったため、今後はスプリングSまたは弥生賞から皐月賞に向かうことになりそうだ。

ランフォザローゼスは3番手からメンバー6位タイの35.4秒で伸びて0.2秒差の2着。勝ち馬と上がりは0.1秒差。交わせなかったのは、勝ち馬より外を回ったぶんか。もう少しタフなレースになれば逆転できたかもしれないが、中盤に12.9−13.0秒と流れが緩む展開では2番手につけたラストドラフトに分があった。キングカメハメハ産駒で祖母にエアグルーヴ。マーフィー騎手は芝2400m以上が合うとコメント。一昨年はデビュー2戦目から2着が続いたアエロリットがNHKマイルCを制した。ランフォザローゼスはレースを使いながら少しずつパフォーマンスを引き上げている。芝2000mでも流れが速くなってスタミナが問われればラストドラフトを逆転できるのではないか。

ヒンドゥタイムズは2枠スタートから6番手の内を進み、メンバー2位の35.2秒で伸びて0.2秒差の3着。2着ランフォザローゼスとはクビ差。中谷騎手が内枠を生かしてロスなく進めて持ってきた。キャリア1戦の馬が1、3着。昨年の3歳重賞もこういうフシはあったが、今後もこの傾向が続くかもしれない。ヒンドゥタイムズは時計、上がりの速い馬場で真価が問われそうだ。

シークレットランは中団からメンバー3位の35.3秒で伸びて0.4秒差の4着。前走より緩い流れで上がり勝負になり切れ負け。馬体が12キロ増えていたことも影響したのではないか。大型馬で切れより地力タイプ。タフなレースになりそうなときは見直したい。芝で結果が出ないとダートの可能性もある。

リーガルメインは大きく出遅れて最後方からメンバー最速の34.8秒で追い込んで0.5秒差の5着。大外をブン回していい脚を使っているが、位置取りが後ろ過ぎた。末脚の持続力が優れた馬。トウケイヘイローが一変したように前に行く手もありそうだ。お正月のスポーツ選手体力測定番組を見て戸崎騎手の運動神経のなさに驚かされた。

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