ユニコーンS
レース展望

過去10年の1番人気は[5−2−0−3]で7連対。前走国内のダートで勝った馬は[5−2−0−0]で連対率100%。2番人気は[1−4−1−4]で5連対、3番人気は[3−1−2−4]で4連対。連対馬18頭が4番人気以内、残る2頭は7、9番人気。10番人気以下は[0−0−1−67]。

1番人気が崩れた3年の馬連は4−7番人気で59倍、3−4番人気で81倍、2−9番人気で91倍。1番人気が信頼できれば10倍前後、信頼できなければ中穴を狙うのが妙味。連対馬17頭が前走連対。前走ダートのOP以上を勝った馬が活躍。前走ダートで5着以下に終わった馬は[0−0−1−33]。

関東馬[3−3−5−64]、関西馬[7−7−6−62]で関西馬が活躍している。関西馬は4番人気以内[7−7−2−12]だが、5番人気以下は[0−0−4−50]で3着止まり。関西馬は4番人気以内の人気馬に注目。7、9番人気で連対したのは関東馬。穴で8番人気前後の関東馬に注意。

ゴールドドリームはダート[3−1−0−0]で新馬、500万、ヒヤシンスSを3連勝。今回と同コースのヒヤシンスSを中団からメンバー最速の35.5秒で差し切って1分35秒4(重)で圧勝している。2番手から2着に粘ったストロングバローズ(次走伏竜Sを優勝)に2馬身差をつけた。

前走兵庫Chsは1番人気に支持されたが、2番手から伸び切れず7馬身差の2着。休み明け、距離延長で伸び切れなかった。勝ったケイティブレイブはヒヤシンスSで0.4秒差の4着、伏竜Sで0.4秒差の3着。叩き2戦目、ヒヤシンスSを勝った東京ダ1600mでどこまで変わってくるか。

ストロングバローズはダート[3−2−0−0]。2走前のヒヤシンスSは2番手から伸び切れず、ゴールドドリームに0.3秒差の2着に終わったが、2ヶ月ぶりの出走だった。前走伏竜Sは好位からメンバー最速タイの38.1秒で抜け出してグレンツェントに0.3秒差をつけて勝っている。

内枠スタートから内をロスなく回ってきたが、2着グレンツェントは外枠から外を回っている。着差はその差もあるか。好位からしぶとい脚を使える馬で展開的に紛れが少ないタイプ。ひと息入れたが、堀厩舎だけに仕上げりに抜かりはないか。ブチコで負傷したルメール騎手が復帰して騎乗する。

グレンツェントはダート[3−1−0−0]。伏竜Sは好位の内をロスなく回ったストロングバローズに0.3秒差をつけられたが、外枠から終始外を回っていた。2頭とも上がりはメンバー最速の38.1秒。前走青竜Sは後方から早めに押し上げてメンバー3位の35.7秒でまとめて優勝。

外から早めに動いていい脚を長く使い、1番人気アルーアキャロルの追撃をハナ差完封した。これまでは差すレースしていたが、早めに動いて上がりをまとめたように脚質の幅を広げている。同厩のノンコノユメに似たようなタイプ。3戦3勝のルメール騎手からテン乗りのTベリー騎手に乗り替わる。

昇竜S勝ち馬で前走青竜S4着のダノンフェイス、前走同コースの500万条件を圧勝したクインズサターン、前走鳳雛S3着のマイネルバサラ、前走青竜S5着のヴェゼール、前走500万条件で直線一気を決めたレッドウィズダム、前走同コースの500万条件を勝ったイーグルフェザーなど。

ダノンフェイスはダ1400mで2戦2勝だが、東京ダ1600mでは2、4着。前走は内枠で揉まれて砂を被ったことが堪えている。揉まれずに流れに乗れれば。クインズサターンは前走1分36秒8の好タイムで圧勝。レースのラスト3Fは12.5−12.5−12.0秒で尻上がり&持続ラップだった。

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