アイビスSD
有力馬診断

[7 ]コスモラブシック
最終調教はもう少しまともなものを見せて欲しかったが、調子は良さそう。重賞初挑戦になるが、これまで何度も激しい競馬を経験してきたので通用する下地はある。G3でこれくらいのメンバーなら尚更だろう。最近は馬体の幅が増し、充実してきている。直線1000mの実績もあるので、まともにスタートを切って流れに乗れれば好勝負できそうだ。

[7 ]タカオルビー
夏に強い牝馬で叩き3戦目でさらに調子を上げてきた。馬体は大きくはないが、走る馬独特のしなりがあるのがこの馬のいいところ。差す競馬を覚えてきたことも強調材料。大外枠は有利だが、ダッシュ力のある馬に前に入られる可能性があるので手放しで喜べない。前走も大外を通れなかった。上手く捌いて来れれば。

[7 ]カルストンライトオ
ここ2走を見てもダッシュ力に衰えはなさそう。ただ最終調教の動きが物足りなかったので少し評価を下げた。5枠を引いたが、行く気になれば外ラチに向かって行くことも可能だろう。大西騎手がどう乗るか。一昨年に勝ったときより馬場は少し荒れているので、負けるとすればそのあたりが影響した場合か。あとは当日の気配次第。

[7 ]シルキーラグーン
今回も目一杯に仕上げていないが、ひと叩きされた上積みはありそう。オーシャンSでカフェボストニアンとトーセンオリオンを差し切ったように重賞で通用する能力があるので注意したい。終いの爆発力もある。前走のNSTオープンは目一杯の競馬をしないようにと陣営から指示が出ていたのか、小林淳騎手はかなり消極的だった。目標は次のスプリンターズSだが、賞金的にそうも言ってられない。差し馬は外枠だと馬が集中して前が空かない。その点でいい枠を引いた。

[6+]ネイティヴハート
NSTオープンのときは調教がイマイチだったようだが、今回は動きが良かったようだ。直線1000mは初めてだが、スピードはあるのでそれなりに対応できるだろう。終いの脚はいいものがあるので、昨年のイルバチオのような追い込みを決める可能性がある。鞍上は豪腕・石崎騎手。強引に持ってくるか。

[6 ]ホワットアリーズン
前走初の直線1000mで目処を立てる走り。調教の動きも前走よりいいので、前進があっても驚けない。ただし1枠というのはいかにも不利。終いの生かせる流れになったときにどこまで突っ込んで来れるかだろう。しなりのある走法は今の新潟に合うので少し注意。

[6 ]ソルトレイクスター
新潟日報賞で3着に敗れただけに強気にはなれないが、前走より調子を上げている。フットワークが大きいので新潟の長い直線が合うのだろう。昨年2着したティエッチグレースは同厩で鞍上も小林久騎手だった。似たようなタイプの馬で同じ6歳牝馬。調子の良さでどこまで食い込めるか。

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