関屋記念
【相馬眼予想1】

14頭のうち重賞勝ちはマグナーテンとトウショウアンドレの2頭のみで、 条件馬がゴロゴロいるメンバー構成。オープン特別とも思えるだけ に条件馬でも通用して不思議でない。格なら昨年の覇者で 重賞路線を歩んできたマグナーテンが断然。マグナーテンと夏の上が り馬という図式になる。

まず新潟の馬場だが、1000万条件の芝1400m戦で1分20秒9 と早いタイムが出ている。芝は相変わらずいい状態だが、先週 もそうだったように力のいる馬場になっている。馬格のあ る力馬タイプでスピードを兼ね備えた馬にアドバンテージを少し 与えたい。マグナーテンとツジノワンダーの2頭とスピードは若干劣るが ウインブレイズとミデオンビットが該当する。

次に展開だが、逃げるのはトウショウリープとミデオンビット。どちらが 前に行くか分からないが、ゆっくり行って早い上がりを使 えるタイプではないし、マグナーテンに楽に追走されたら昨年と同 じと考えればペースは早くなる。

3番手以降は、マグナーテン、ビッグフリート、トウショウノア、中団より少し前 にツジノワンダー、ウインブレイズ、アグネススペシャル、後方からサイレントセイバー、 バイラリーナなどが続く展開になる。マグナーテンの岡部騎手は正攻法 の競馬。追って味のあるタイプではないので、これまでと同じ ように直線入口で先頭に並びかけて早めにセーフティを奪う戦法 になる。

今回のポイントは、マグナーテンが叩き合いに敗れると急激に失速 するということ。これまでのレースでもかわされてからのモロさ を何度も出している。では、今回叩き合いで勝負を挑んでく る馬はいるのかというとアンカツのビッグフリートがいる。前走、追い 出してから瞬時に後続を突き放した瞬発力。マグナーテンを仕留 めるにはこの馬が動くしかない。

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