函館スプリントS
【コース分析】

函館芝1200mは、2コーナー奥のポケット地点からスタートして1周の約3/4を 回るコース。スタートしてから3コーナーの終わりまでは緩やかな坂を登り、 4コーナーから直線半ばまで1mほど下って最後は平坦になっている。 スタート後に登り坂があることで前半極端にペースが早くなることが 少ないのがこのコースの特徴で逃げ先行馬が活躍している。直線が 262mしかないため、追い込み馬には苦しいコースで、よほどペースが 早くならない限り、追い込み馬は割り引いて考えた方が無難。
函館スプリントSの過去8年の連対馬の脚質は、逃げ3先行11差し1追込 1で逃げ先行馬が大活躍。差して連対した1頭も4角では4番手で 前に行けない馬では苦しい。唯一4角10番手から追い込んだのは タイキトレジャーだが、このときは馬場が稍重だった。良馬場だと前に行 った馬の上がりが早くなるので、追い込み馬では届かないケース が多いので注意したい。
函館は今週もAコース。土曜日は曇りで稍重、日曜日は雨の中、稍重で 行われたことでだいぶ馬場が痛んで時計がかかっている。函館は 芝の丈を12cmと長めにしているので見た目は緑一色で良さそう だが、時計や連対馬を見ると力のいる状態というのは明らか。 短距離戦でも軽いスピードタイプではなく、パワーとスピードを兼ね備え た馬に注目したい。
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