宝塚記念
【有力馬診断2】
[8]エアシャカール
今回の出走馬で唯一のG1馬で人気になって当然の馬だが、
調教の動きがイマイチなので少し評価を下げた。金鯱賞では
直線でツルマルボーイに差されたが、宝塚記念を意識して目一杯
の競馬をしなかったのでそれほど気にしなくていいだろう。
34秒台の切れる脚をこれまで1回しか使ったことがないので
、スローの切れ味勝負ではかなり分が悪い。デムーロ騎手だけに
大阪杯のような積極的に前に行く競馬も考えられる。
[8]ツルマルボーイ
今年6戦して4勝と充実著しい4歳馬。2歳時からずっと見て
きたが、馬体がしっかりしてくるにつれて素質を開花して
きた印象がある。金鯱賞ではこれまでと馬体重は変わらな
かったが、トモのボリュームが増し、馬体を大きく見せていたの
には驚かされた。調教ではあまり動かないし、馬体もそれほ
ど良く見せないが、レースに行っていい馬だ。今回は斤量58キロ
と勝ち星のない阪神コースで陣営は弱気だが、今の充実ぶりな
ら通用してもおかしくない。末脚を生かす競馬になるので、
前崩れの展開というのが条件になる。
[7]マチカネキンノホシ
京都記念で2分11秒8の好タイムで2着しているし、これまでの
実績を考えると一発あっていい馬だ。この馬が好走するパターン
はスローの上がり勝負。スローペースで前につけて34秒台の末脚を
繰り出すのがこれまでのパターンだ。今回もそういう展開なら
チャンスはあるだろう。前走の目黒記念は、かなり調教を控えて
いたが、今回はかなり乗り込んでいるので調子は上がって
いる。イレ込む場合もあるので、パドックで注意したい馬。
[7]アクティブバイオ
日経賞でG2を制覇し、目黒記念でも2着と力を証明した。みな
が指摘しているように持ちタイムがないし、やや馬場が重いとき
に好走していることから時計勝負になるとやや苦しいのは
事実だろう。ただし、相手なりに走るところがあるし、早めの
競馬でしぶとさを生かせばそこそこ粘れそうな気がする。
それでも連対までは苦しいか。ワイドなら狙い目はありそうな
気もする。
[7]テンザンセイザ
京都記念3着、新潟記念3着と追い込んで届かないケースが目立つ。
大阪杯で前に行って直線で失速したことから、今回は後方に
控えて末脚勝負の競馬になる。一にもニにも展開がはまるか
どうかという競馬だけにあまり信頼できないというのが正直
なところ。
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