ﾌﾟﾛｷｵﾝS
【相馬眼予想2】

こんな展開では､基本的に差し馬が有利だが､道中脚を使わされて直線伸びずに先行馬がそのまま雪崩れ込むｹｰｽが考えられる｡差し馬の候補は､ｼﾝｺｳｽﾌﾟﾚﾝﾀﾞ､ｻﾝﾌｫｰﾄﾞｼﾁｰ､ｹﾞｲﾘｰｴｸｼｰﾄﾞ､ﾌﾞﾗｳﾝｼｬﾄﾚｰ､ﾜｼﾝﾄﾝｶﾗｰの5頭が該当するが､今の阪神の馬場のｽﾋﾟｰﾄﾞという点にﾎﾟｲﾝﾄを置いて､ｼﾝｺｳｽﾌﾟﾚﾝﾀﾞ､ﾌﾞﾗｳﾝｼｬﾄﾚｰの2頭を残したい｡前者は00年ｴﾙﾑSの1分42秒台を評価､後者は芝だが阪急杯3着を評価した｡

先行馬の雪崩れ込みでは､ﾒｲｼｮｳｷｵｳ､ﾚｲｽﾞｽｽﾞﾗﾝの2頭が該当する｡ﾒｲｼｮｳｷｵｳは調子はいいが､ｽﾀｰﾘﾝｸﾞﾛｰｽﾞに真っ向勝負を挑むだけに最後失速するｹｰｽも考えられる｡ﾚｲｽﾞｽｽﾞﾗﾝは人気もないので楽な気持ちで乗れるのは馬にとってもいいはずだ｡

展開面でもうひとつ考慮しておきたいのが､ﾒｲｼｮｳｷｵｳがｽﾋﾟｰﾄﾞについて行けずｽﾀｰﾘﾝｸﾞﾛｰｽﾞをあおれなかった場合｡この場合は前が楽になるので､ﾔﾏｶﾂｽｽﾞﾗﾝとｷﾀｻﾝﾁｬﾝﾈﾙの粘り込みが考えられる｡この2頭では､外からｽﾑｰｽﾞに行けるﾔﾏｶﾂｽｽﾞﾗﾝを上位に取りたい｡

さあ最終決断｡本命はｽﾀｰﾘﾝｸﾞﾛｰｽﾞ｡ふつうの競馬ができれば連は確保できるだろう｡2着以下は混戦で非常に難しい｡ここでは､差し馬よりもしぶとさの方を上に取ってみたい｡昨年2着のﾚｲｽﾞｽｽﾞﾗﾝを対抗に抜擢する｡58ｷﾛと近況を考えると苦しいが､叩き4戦目で調教の動きが良くなっているし､しぶさは昨年このﾚｰｽ2着で証明済み｡一発を期待してみたい｡あとは外枠がいいﾔﾏｶﾂｽｽﾞﾗﾝと阪急杯で見せたｽﾋﾟｰﾄﾞと最後の踏ん張りを評価してﾌﾞﾗｳﾝｼｬﾄﾚｰを取り上げたい｡

◎ｽﾀｰﾘﾝｸﾞﾛｰｽﾞ
○ﾚｲｽﾞｽｽﾞﾗﾝ
▲ﾔﾏｶﾂｽｽﾞﾗﾝ
△ﾌﾞﾗｳﾝｼｬﾄﾚｰ
注ﾒｲｼｮｳｷｵｳ
注ｼﾝｺｳｽﾌﾟﾚﾝﾀﾞ

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