東京優駿
【相馬眼予想1】

さあ日本ダービー。予想するだけでもWAKUWAKUするが、ついに結論が 出た。今年のダービー馬はタニノギムレット。シンザン記念の調教の動きを見た ときから、今年のダービー馬はこの馬だろうと思ったが、まさにそれ が現実化しようとしている。2着以下は混戦模様。いつも通り、展開 と各馬の調子、適性を考慮して予想していくことにする。

まず展開だが、逃げるのはサンヴァレーで、2番手はダイタクフラッグとゴールド アリュール。好位にマチカネアカツキ、バランスオブゲーム、タイガーカフェが続く展開になり そうだ。サンヴァレーはある程度離して逃げたいし、ダイタクフラッグとゴールド アリュールも追いかけるのでおそらく1000m通過が60秒を切るくらいの 平均程度の流れになるだろう。

展開上のポイントは、サンヴァレーの逃げとタニノギムレットの仕掛けどころの 2つ。まずサンヴァレーの逃げだが、プリンシパルSでは距離を意識して4コーナー で後続を引きつけたが、今回は思い切って引き離してどこまで粘れ るかという作戦になる。ただしここでのポイントはサンヴァレーが人気薄だ から後続が追いかけないかというと答えはノーということ。サンヴァレー陣営が考え ていることが逆効果で後続も一緒に仕掛けて追いかけてくる。それ によってペースが急激に上がることになる。

もうひとつのポイントはタニノギムレットの仕掛けどころだが、武豊騎手は 今回どんな騎乗をするのだろうか。今回は単純に考えればいい。 なぜなら馬が能力が抜けているからだ。武豊騎手は馬の力が抜けて いるときはかなり強引なことをしてくるのがこれまでの傾向。NHK マイルCで挟まれてファンに迷惑をかけたのだから、今回はみんなが納得 できる騎乗に徹するはずだ。後方を進み、3コーナー手前から大外を徐々 に進出する競馬になる。00年のエアシャカールをイメージすればいいだろう。

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