東京優駿
【コース分析】

東京芝2400mは、オークス、ダービー、ジャパンCが行われる舞台で最も有名 なコース。正面スタンド前からスタートして約1周弱回ったところがゴールと なるが、ポイントは直線の坂。スローの上がり勝負だと前残りはあるが、 ペースが上がると長い直線で差し追い込みが一気に台頭してくる のが特徴。ペース次第のところもあるが、実力馬が能力を発揮しや すいコースとも言える。

ダービーの過去10年の連対馬の脚質は、逃げ2先行4差し5追込9 で差し追い込み馬が大活躍。最近4年は全て差し追い込み馬 で直線の長い東京コース、切れる脚があれば直線一気でも届く。 逃げて勝った2頭はともに皐月賞馬。先行馬もそうだが、G1級 の底力がない馬では通用しない。

東京は今週もBコース。先週の雨の影響が心配されたがそれほど 馬場は悪くなっているようには見えないので、まずまずの コンディションで行われそうだ。今の東京は中山の軽い馬場よりは 力がいる状態で、前に行くにしても差すにしてもどこまで踏 ん張り切れるかという持続力勝負になっている。馬場は土曜 日の競馬で再度チェックするが、今のところスピードの持続力と パワーを兼ね備えた馬を上位に評価したい。

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