優駿牝馬
【相馬眼予想3】

結局、これまで全てをクリアしたのは好位と中団からの差し馬シャイニンルビー、 ブリガドーン、マイネミモーゼ、スマイルトゥモローの4頭。この4頭は甲乙がつけにくい が、ここにきて調子を上げたことと力のいる馬場適性を重視して、 本命はマイネミモーゼ。フローラSで馬体が減っていたので心配していたが、 1週前にハードに追ってきたし、最終追い切りでも柔らかさのある 走りと馬が集中して走っていたこところを見てで更に自信を深める ことができた。馬体は正直まだ完成の域に達していないが、今の勢い なら他を圧倒できるパフォーマンスを発揮できると判断した。フローラSでも最後まで バテなかったように底力は相当なものがあるので、後藤騎手には馬を 信じて強気に騎乗して欲しい。5月生まれのマイネミモーゼが成長遅れと 言われていた頃に後藤騎手が「馬は日々変化していく。レッテルを貼って 決めつけるのが馬にとって一番不幸なこと」と話したことからも この馬に相当な思い入れがあるはず。後藤騎手の中央G1初制覇の 最大のチャンスだろう。

対抗は、ブリガドーン。1番枠でゲートでチャカつかついて出遅れないかの 不安はあるが、それよりここにきて調子を上げてきたことを上位に 取りたい。除外続きで馬がナーバスになっていたが、やっと元の状態に 戻った。2400mの距離と力のいる馬場も問題ないし、鞍の合う木幡騎手 なのも大きい。あとはシャイニンルビーとスマイルトゥモロー の順。シャイニンルビーは、競馬センスが良く、率なく乗れる岡部騎手との相性 もいい。スマイルトゥモローは折り合いを欠く危険性は秘めているが、折り合っ たときの息の長い末脚は間違いなく東京向き。現時点での完成度も 高く、相馬眼的に一気に頂点に立つ可能性を秘めている。

予想上は敢えて5頭に絞り込んだが、配当的には手広く買っても 元は十分取れるだろう。ここに挙げた上位4頭は大きな差はないの で配当的にボックス馬券も押さえたい。桜花賞でも◎シャイニンルビーと ○ブルーリッジリバーのワイドが1620円ついたようにワイドも考慮した方が いいだろう。

◎マイネミモーゼ
○ブリガドーン
▲シャイニンルビー
△スマイルトゥモロー
注ブルーリッジリバー

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