優駿牝馬
【調教診断1】

[9/]マイネミモーゼ
南Wで2頭併せで馬なり調教。タイムは82.4-38.4-12.8秒 で終始軽快な脚捌きで先着した。1週前に厳しい調教 をやったがその反動は全く感じられない。前脚の 捌きとクビの使い方に柔らかさがでてきたのが好印象 で毛づやも良くなってきた。馬も気分良さそうに集中 して走れているように精神面を含めて大一番を前に 万全の仕上がり。後藤騎手の中央初G1制覇も目の前か。

[9/]ブリガドーン
南Wで単走でラスト軽く仕掛けられて65.8-38.4-12.8秒の タイムを出した。 クビを上手く使って、明らかにこれまでとは違う雰囲気 で1週前より更に良くなっている。調教でやや一本調子 の面があったがそれが改善してきたのが大きい。手前 の替え方もスムーズだし、馬体を大きく見せ、こちらも大一 番を前にいい頃のデキを完全に取り戻している。

[9/]ブルーリッジリバー
南Wで3頭併せの真中を進み、直線に向くと馬自らハミを 取って伸びて、そこから強めに仕掛けられると更に鋭い 伸びを見せて2頭を置き去りにした。タイムは63.9-37.0-12.0秒 で、前脚の捌き、バネを感じさせる走り、馬の走る気分とも ケチのつけようがない状態。桜花賞のときもいいと思ったが それを上回る仕上がり。あとは距離克服だけ。

[8/]ヘルスウォール
栗坂で単走で一杯に追われて51.7-24.9-12,6秒の好タイム で最後までしっかり伸びた。桜花賞当時より馬体がかなり 引き締まってきた印象で陣営の勝負気配が感じられる。 動きはいいし、これだけ追えたことからも今の調子の良さ が伺える。力出せる仕上がり。

[8-]シャイニンルビー
南芝で前に行った4頭を次々とかわして最後はヤマノブリザード と併せる調教。ヤマノと馬体を併せてからは闘志を見せてしっ かり伸びたが、今回もやや弱めの調教内容。それでも見えない ところで運動しているようだし、馬体はきっちりできている ので力は出せるだろう。桜花賞同様、高いレベルで好調キープ。

[8/]スマイルトゥモロー
南Wで単走で馬なりで65.7-37.2-12.3秒で勢司厩舎として は早いタイムを出した。馬体を大きく見せ、脚捌きも力強く、 気配の良さが目立つ。状態は桜花賞のときより上。手綱を 緩めると素っ飛んで生きそうな感じもあるのでやや折り合 い面に不安は残るが状態はいい。

[7/]ユウキャラット
栗CWで池添騎手が騎乗して単走で80.7-38.1-11.6秒と早い タイムを出した。やや外ラチの方にもたれ加減だったが、軽快な 脚捌きでラストの切れは目立った。馬体もキッチリできているので 力は出せるだろう。あとは能力が通用するかどうか。

[7/]ウィルビーゼア
栗DWで2頭併せで強めに追われてラスト12.3秒の伸び脚で先着 した。ややクビの高いフォームだがこれはこの馬の特徴。馬体が フックラしてきたのが好印象で前走より調子を上げている。

[7-]チャペルコンサート
栗CWでノーリーズンと合わせて目一杯に追われる相手を尻目に 楽な手応えで先着した。タイムも81.2-37.7-12.1秒とまずまず だが、桜花賞当時と大きく変わった感じはない。この馬なり に順調。

[7-]サクセスビューティ
栗坂で2頭併せで手綱を押えたまま馬なり調教。この馬とし てはかなり軽めの内容だが、馬体の作り、筋肉の張りは目立 つ。桜花賞当時より馬体が成長してきている。好調キープ。

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