目黒記念
【相馬眼予想1】
金曜日の午後に降り出した雨は明け方まで降り続く模様で
土曜日は曇り。東京の馬場は水捌けが良くても稍重から重
馬場は避けられないだろう。ただし雨がひどいと3、4コー
ナーと直線にビニールシートを被せたり、吸水ローラーを
かける場合もあるので、何とも読みにくいところ。ここでは
重に近い稍重程度の馬場として予想することにする。
まず展開だが、逃げるのはホットシークレット。最近はズブ
くなってきたが、テン乗りの村田騎手、乗りこなすには逃げ
の一手だろう。ホットシークレットが逃げるとペースが早く
なるのが特徴で今回は重い馬場を考慮しても平均以上の流れ。
後続は馬場が悪いとスタミナを温存したいという意識が働き、
おそらく追いかけない。ホットシークレットが後続を離して
逃げる展開になりそうだ。
馬場が重いと後方一気は難しいので、各馬3コーナー過ぎか
ら早めに仕掛けていき、最後は各馬苦しくなったところでの
力勝負になるはずだ。こんな展開で有利になるのは、前に
行って平均的な脚を長く使って粘り込むタイプ。候補として
は、ホットシークレット、マチカネキンノホシ、タップダンス
シチー、アクティブバイオの4頭。あとは中団あるいは後方
から各馬がバテたところで伸びてくる差し馬。候補としては、
レディパステル、セイコーサンデー、トウカイオーザ、フサ
イチランハート、ローズバドの5頭。
絞り込むとホットシークレットはパワー型で力のいる馬場は
それほど苦にしないが、58.5キロのハンデで重い馬場と
いうのはマイナス。上手く乗って直線で後続との差が詰まら
ないというのもイメージできなくはないが、ここでは無印。
人気は全くないようなのでオッズ次第で押さえてもいいだろう。
次にトウカイオーザは、上がりがかかる理想的な展開だが、重
馬場はやはりマイナス。稍重のアルゼンチン共和国杯を勝って
いるが、そのときは55キロ。それからの成長は認めるが、こ
の馬も無印。
次にフサイチランハートだが、57.5キロでダイヤモンドS
2着もあり問題ないが、やはり久々は気になる材料。スローの
決め手勝負なら上位に取りたいが、今回は力勝負になるだけに
最後のひと伸びがあるかどうか。この馬も無印。
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