目黒記念
【有力馬診断1】

[8]レディパステル
メトロポリタンSは牡馬と対戦してツルマルボーイには負けたが2着を確保した。 使われながら良化するタイプで今回も調子を上げてきた。トニービン産駒 でこれまで東京コースは[2200]と連対率100%。前回より相手は骨っぽ くなるが、55キロ据え置きならチャンスはあるだろう。昨年のエリザベス女王杯 はレベルが高く、上位に来た馬は牡馬相手でも通用すると見ている。 実際、優勝馬トゥザヴィクトリーは有馬2着、7着のタフネススターはOP特別だがオースト ラリアTで牡馬相手に勝っている。レディパステルはエリザベス女王杯4着馬。 今回は昨年のオークスを勝ったときと同じ中3週での出走。コース、距離も ベストの条件だけに上位争いできるだろう。

[8]ローズバド
マイラーズCは、見せ場なく0.9秒差の9着惨敗。休み明け、久々のマイル戦と 敗因がしっかりしているし、元々距離的に目黒記念が狙いと考えれ ば前走は無視できる。ひと叩きされた上積みは大きいようで動きに 切れが出てきた。馬体の小さいのは相変わらずだが、秘めた能力はか なりのものがあるのでこの馬も牡馬相手にやれる馬。切れ味で勝負 するので道悪になった場合とスローの展開になると苦しくなる。条件 が揃えばレディパステルを差し切ることも可能だろう。

[8]マチカネキンノホシ
京都記念2着後の大阪杯は6着に惨敗したが、直線で前がカットされる 不利が響いてのもの。1.0秒差の6着という結果だけでは見ない方が いいだろう。 年を取る度に落ち着きが出てレースぶりが安定してきたのは好印象。 今回も不利さえなければ大崩れはないだろう。重馬場もこなすが、 ハンデが58.5キロだけにやや微妙。

[7+]タップダンスシチー
今年初めの日経新春杯で3着した頃から馬が本格化してレースぶりが 安定してきた。相馬眼的にはいつ重賞を勝ってもいい馬で今回も 当然圏内の一頭。前走のメトロポリタンSは3着に敗れたが、前に行って粘 ったのはこの馬だけなので、レースぶりはやや不甲斐なかったが内容的 には評価できる。使い込んでいるのでそのあたりが少し不安。

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