新潟大賞典
【有力馬診断1】

[8]ダイヤモンドビコー
中山牝馬Sは早いペースを好位から追走し直線で後続を引き離す 強い内容。馬体もだいぶしっかりしてきているので完全本格化 といっていいだろう。まだ良化の余地があるところがこの馬の 凄いところ。今回は55.5キロで牡馬との対決だけに楽ではないが、 G3クラスなら十分通用していい。荒れ馬場はそれほど得意ではない が馬場のいいところを選んで走ればそれほど問題ないだろう。 前走で早めに抜け出す競馬をしたので、今回どこまで我慢でき るか。早めに先頭に立ってしまうと後ろからの馬に差されるか もしれない。

[8]タフネススター
オーストラリアTで豪快に直線一気を決めたが、元々これくらい走れる 馬。前走54キロで勝って、実績のある新潟コースで53キロは有利だ。ダイヤ モンドビコーと2.5キロ差なら逆転できるかもしれない。出遅れ癖があ るが、新潟2000mはスタート後の直線が長いのでそこで挽回できるのが この馬には合う。今の新潟は大外が伸びる馬場。条件は揃っている。

[7]ミッキーダンス
平坦コースの2000mが合うタイプ。最近は末脚勝負に徹しているので 直線の長い新潟コースも向きそうだ。この中間フレグモーネで3日調教を 休んだようだが、それまでの調教状態は良かったし、最終調教も できているのでそれほど割り引かなくていいかもしれない。能力 的には勝たれても驚けない。

[7]キングフィデリア
中京記念は1番人気で各馬にマークされて厳しい競馬だったが、そ れでも2着とは0.1秒差なら能力はある。今回は人気も落ちるの で注意が必要だが、問題は同じ逃げ馬のグリーンソニックの存在。競い 合いにならなければチャンスはあるだろう。パワー型でスピードもある ので今の新潟の馬場は合うはずだ。
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