ローズS
2026/9/13 阪神競馬場 芝1800m

レース展望

秋華賞トライアル。過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。オークス馬は[2−0−0−0]、オークス5着以内は[3−0−1−0]で堅実。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[1−0−1−8]で1連対。6〜9番人気が6連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は151倍、9倍、21倍、40倍、35倍で荒れている。人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

関西馬は[10−8−9−112]。関東馬は[0−2−1−16]、2番人気以内[0−2−1−1]、3番人気以下[0−0−0−15]。6番人気以下で3着以内に入ったのは全て関西馬。穴で前走条件戦連対の関西馬に注意。6番人気以下で連対した9頭のうち7頭が前走条件戦で6頭が連対していた。穴で前走芝1600〜2000mの条件戦で4番人気以内に支持され、最速上がりで連対し、6番人気以下になった馬に注意。

モンローウォークは新馬、八雲特別(1勝C)、かもめ島特別(2勝C)を全て圧勝で3連勝。前走かもめ島特別は2番手から最速の35.4秒で抜け出して2馬身差で圧勝。軽く仕掛けて抜け出し流す余裕があった。ラスト5F59.3秒で全て11秒台のラップ。ノーザンFミックスセールで6820万円で取り引きされた上村厩舎のキズナ産駒。相馬眼的に秋華賞を狙える新興勢力の3歳牝馬が現れた。レースぶりに注目したい。

イクシードは[2−0−1−0]で新馬戦1着、フラワーC3着、カーネーションC(1勝C)1着。フラワーCは出遅れて後方から最速の33.6秒で追い込んで0.1秒差の3着。後方から大外ブン回しで届かなかったが末脚は強烈だった。カーネーションCは6番手から2位の33.7秒で差し切って1分46秒4で優勝。木村厩舎のキタサンブラック産駒でイクイノックスの全妹。夏を越して心身がどこまで成長してくるか。

チューリップ賞勝ち馬タイセイボーグ、同2着馬ナムラコスモス、フローラS2着馬エンネ、オークス5着馬スウィートハピネス、同6着馬レイクラシック、フラワーC勝ち馬スマートプリエール、五頭連峰特別勝ち馬ファストフォワード、君子蘭賞勝ち馬アンジュドジョワ、2戦2勝のミリタリータトゥーなど伏兵は多士済々。タイセイボーグは[2−2−2−0]で3着以内を確保。チューリップ賞は9番手から2位の33.1秒で差し切り1分34秒3で優勝。骨折休養明けでも調教で好タイムをマーク。距離をこなして馬券圏内を確保するか。

エンネはフローラSで大外から最速の32.8秒で追い込んで0.2秒差の2着。オークスは17番手から最速のタイの33.1秒で内を突いて追い込んで0.3秒差の7着。阪神芝1800mでは新馬戦で豪快な大外一気を決めている。今年の芝重賞で坂井騎手は差したときは[0−1−2−12]。初ブリンカーを装着する予定。スウィートハピネスはオークスで好位からしぶとく伸びて0.1秒差の5着。春は使い詰めだったが能力を示した。母系にアグネスフローラ、ファレノプシス。持久力が問われるレースになれば。佐々木騎手が騎乗する。


調教診断

★モンローウォーク
栗坂で馬なり調教。行きっぷりが良く軽快な脚捌きで唸っていた。1週前に栗CWで2頭併せで馬なりのままラスト11.3秒で先着。3歳牝馬では破格の動き。大物。

★エンネ
栗坂で2頭併せで馬なりの調教。吉岡流の軽めの内容。土曜に栗CWで3頭併せで一杯に追ってラスト11.4秒で先着。春より馬体の重厚感が増している。気配良化。

★イクシード
美坂で2頭併せで馬なりのまま先着。行きっぷりが良くりラスト12.2秒。1週前に美坂で軽く仕掛けてラスト12.3秒で先着。乗り込んでまずまず仕上がる。

★レイクラシック
栗坂で馬なり調教。頭が高いが力強い脚捌きで最後までしっかり伸びた。1週前に栗CWで3頭併せで仕掛けられてラスト11.4秒。叩き2戦目で仕上げられた。

★ナムラコスモス
栗CWで馬なり調教。気合乗りが良く重心の低いフットワークでラスト11.7秒。1週前に栗CWで2頭併せで馬なりのまま併入。前走惨敗もデキ落ちはない。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆タイセイボーグ
☆スウィートハピネス


レース回顧

2026年 9月13日(日) 4回阪神4日  天候: 雨   馬場状態: 良 
11R  第44回関西テレビ放送賞ローズS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定)  芝 1800m・外   12頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 6  7  モンローウォーク   牝 3 戸崎圭太  55  1.44.5 34.1  1 450 (栗)上村洋行
2 2  2  エンネ             牝 3 坂井瑠星  55  1.45.0 34.4  3 522 (栗)吉岡辰弥
3 5  6  イクシード         牝 3 ルメール  55  1.45.2 34.1  2 470 (美)木村哲也
4 5  5  ファストフォワード 牝 3 小崎綾也  55  1.45.3 35.0 10 508 (栗)小林真也
5 6  8  ミリタリータトゥー 牝 3 西塚洸二  55  1.45.5 34.2 11 510 (栗)藤岡健一
6 3  3  スマートプリエール 牝 3 田山旺佑  55  1.45.6 34.7  8 486 (栗)大久保龍
7 7 10  スウィートハピネス 牝 3 佐々木大  55  1.45.6 34.8  6 444 (栗)北出成人
8 4  4  アンディムジーク   牝 3 古川吉洋  55  1.45.7 34.6 12 452 (栗)渡辺薫彦
9 1  1  アンジュドジョワ   牝 3 北村友一  55  1.45.8 35.2  5 460 (栗)福永祐一
10 8 11  レイクラシック     牝 3 吉村誠之  55  1.46.6 36.1  7 498 (栗)新谷功一
11 7  9  ナムラコスモス     牝 3 田口貫太  55  1.47.0 36.2  9 492 (栗)大橋勇樹
12 8 12  タイセイボーグ     牝 3 西村淳也  55  1.47.1 36.5  4 498 (栗)松下武士
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LAP :12.6-11.2-11.6-11.8-11.7-11.4-11.3-11.2-11.7
通過:35.4-47.2-58.9-70.3  上り:69.1-57.3-45.6-34.2  平均:1F:11.61 / 3F:34.83
単勝   7 \190 
複勝   7 \110 / 2 \150 / 6 \140 
枠連   2-6 \570 (2) 
馬連   02-07 \550 (1) 
ワイド 02-07 \280 (2)/ 06-07 \260 (1)/ 02-06 \480 (5) 
馬単   07-02 \930 (2) 
3連複 02-06-07 \1110 (1/220) 
3連単 07-02-06 \3490 (2/1320) 

モンローウォークは7番枠からスタートを決めて2番手につけ、直線で馬なりのまま先頭に立ち、軽く仕掛けるとメンバー最速タイの34.1秒で後続を引き離し3馬身差で圧勝した。勝ちタイムは1分44秒5(良発表も直前に雨)。戸崎騎手は鞭を入れておらず、抜け出してからは流す余裕があった。ファストフォワードが逃げて前半5F58.9秒。上がりは34.2秒、ラップは11.3−11.2−11.7秒。2F目から最後まで11秒台のラップが続く持続力が問われるレースになった。

モンローウォークは単勝1.9倍に支持され、2番手から抜け出す正攻法のレースで重賞初制覇を飾った。新馬戦は3馬身差、八雲特別は2馬身差、かもめ島特別は3馬身半差、ローズSは3馬身差。デビューから全て圧勝で4連勝。調教が3歳牝馬としては破格の動きだったが、あらためて能力がG1級ということを示した。馬場を問わず先行して速い上がりを繰り出せるため死角がない。上村調教師が騎手時代に騎乗していたサンレイズスズカを超えるレベルに到達する可能性がある。次走は秋華賞。競馬に絶対はないことを付け加えておく。

エンネは2番枠から4番手を進み、メンバー4位の34.4秒で上がって0.5秒差の2着。直線でモンロウォークの後ろから追いかけたが、逆に引き離された。これまで3戦は最速上がりで追い込むレースが続いていたが、秋になって心身ともに成長し、ブリンカーをつけたこともあり、スタートを決めて好位で流れに乗ることができた。モンローウォークが強過ぎたが、例年なら勝ち負けできるレベルの走りをしている。直前の雨はモンロウォークに味方したのではないか。相馬眼ニュースで取り上げた馬。本番の秋華賞に向けて準備はできた。

イクシードは出遅れて11番手を進み、大外からメンバー最速タイの34.1秒で上がって0.7秒差の3着。スタートが遅くルメール騎手が押しても進んで行かず、直線だけのレースになった。イクイノックスの全妹がフラワーCと同様に最速上がりで3着に突っ込んだが、まだ緩さがあり直線では何度も手前を替えていた。秋華賞の権利を獲れたが、陣営は無理させない方針。今後の成長を待ちたい。



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