オーシャンS
2026/1/ 阪神競馬場 芝1600m

レース展望

高松宮記念の前哨戦。過去10年で1番人気は[5−1−1−3]で6連対。牡馬は[2−0−1−2]だが、牝馬は[3−1−0−1]で堅実。2番人気は[2−3−1−4]で5連対、3番人気は[0−3−1−6]で3連対。6〜9番人気は連対がなく、10番人気以下は3連対。過去5年の馬連は45倍、26倍、371倍、7倍、12倍で3年が中穴以上の決着。本命を押さえ、人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

4歳[1−3−4−21]、5歳[6−2−3−32]、6歳[2−3−1−30]、7歳[1−2−0−18]、8歳以上[0−0−2−27]。4歳馬は3番人気以内[1−3−2−5]、4番人気以下[0−0−2−16]。10番人気以下で連対した3頭のうち2頭に芝1600m以下の重賞で連対があった。3頭は前走芝1200mのOP以上で8、11、13着。大穴で前走芝1200mで惨敗した5、6歳馬に注意。

ルガルは24年スプリンターズSを3番手から抜け出して1分7秒0で優勝。昨年は高松宮記念7着、チェアマンズスプリントP5着、スプリンターズS12着に終わったが、京阪杯で2着に入り、阪神カップを好位から抜け出して1分19秒0のレコードで優勝。国内の芝1200mは[2−3−0−3]で右回りでは[2−3−0−1]。他馬より重い58キロを背負うが、大型馬で斤量はこなすタイプ。スタートを決めて先行し、ハイペースでもしぶとい脚を使うタイプ。杉山晴厩舎のドゥラメンテ産駒。2戦連続で鮫島駿騎手が騎乗する。

ママコチャは23年スプリンターズSを3番手から抜け出して1分8秒0で優勝。芝1200mは[2−3−1−3]で昨年はオーシャンS1着、高松宮記念3着、セントウルS2着、スプリンターズS6着。昨年のオーシャンSは3番手から抜け出して1分7秒1で優勝。今年も56キロで出走できる。G3以下では[5−2−0−1]、芝1400m以下では[3−1−0−0]。過去10年で7歳牝馬は[0−1−0−5]でナックビーナス(3人気)の2着がある。川田騎手は今年の重賞[3−3−0−3]で現在3戦連続で連対中。

CBC賞勝ち馬インビンシブルパパ、3連勝でOP入りしたフリッカージャブ、ニューイヤーS3着馬ファンダム、アイビスSD勝ち馬ピューロマジック、シルクロードS勝ち馬フィオライア、同2着馬レイピア、カーバンクルS勝ち馬ウイングレイテスト、京阪杯3着馬ヨシノイースター、24年オーシャンS2着馬ビッグシーザーなど伏兵は数多い。インビンシブルパパは函館スプリントSで4着に終わったが、CBC賞を前半3F34.0秒で逃げて1分7秒4で優勝。ピューロマジック、フリッカージャブとの兼ね合いがカギになる。

フリッカージャブは芝1200mの1、2、3勝Cを逃げて1分7秒5(6馬身差)、1分7秒7(2馬身半差)、1分8秒0(2馬身差)で圧勝。スピードの絶対値が高い。過去10年で前走3勝C勝ち馬は[0−0−0−6]。データを覆して高松宮記念に向かうか。ファンダムは毎日杯を最速の32.5秒で大外一気で優勝。前走ニューイヤーSは1分32秒3で走って0.1秒差の3着。叩き2戦目、初の芝1200mでルメール騎手を乗せてきた。今年の重賞でルメール騎手は[5−1−1−4]、前3週は[4−0−0−1]。


調教診断

★ルガル
栗坂で馬なり調教。しっかりとした脚捌きで余力十分にラスト11.7秒。1週前に栗坂で強めに追ってラスト11.6秒。乗り込んで動き、気配とも目立つ。

★フリッカージャブ
栗坂で馬なり調教。活気があり切れのある脚捌きでラスト11.5秒。1週前に栗坂で強めに追って50.7秒の好タイムでラスト11.6秒。連勝のデキをキープ。

★ファンダム
南Wで3頭併せで馬なりのまま先着。活気があり、しっかりとした脚捌きで最後まで集中して走っていた。1週前に南Wで3頭併せで併入。一度使って若干上向き。

★インビンシブルパパ
南Wで2頭併せで軽く仕掛けられた。少し遅れたが、ラスト11.6秒で動いている。1週前に南Wで3頭併せでラスト11.0秒で先着。久々もまずまず仕上がる。

★ママコチャ
栗坂で軽く仕掛けられた。重心が低くしっかりとした脚捌き。1週前に栗CWで3頭併せで軽く仕掛けてラスト11.1秒で併入。乗り込んでまずまず仕上がる。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆レイピア
☆ピューロマジック


レース回顧

2026年 2月28日(土) 2回中山1日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第21回オーシャンS
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  芝 1200m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 2  3  ペアポルックス     牡 5 岩田康誠  57  1.07.0 33.4  7 474 (栗)梅田智之
2 1  2  レイピア           牡 4 戸崎圭太  57  1.07.0 33.8  5 510 (栗)中竹和也
3 3  5  ルガル             牡 6 鮫島克駿  58  1.07.1 34.5  1 528 (栗)杉山晴紀
4 7 14  ママコチャ         牝 7 川田将雅  56  1.07.1 34.3  3 494 (栗)池江泰寿
5 8 16  ヨシノイースター   牡 8 田辺裕信  57  1.07.2 34.3 11 486 (栗)中尾秀正
6 8 15  フリッカージャブ   牡 4 松山弘平  57  1.07.3 34.6  4 502 (栗)西園翔太
7 2  4  ウイングレイテスト 牡 9 松岡正海  57  1.07.4 34.6 10 520 (美)畠山吉宏
8 6 11  ルージュラナキラ   牝 4 横山武史  55  1.07.4 34.3 12 456 (美)加藤征弘
9 7 13  ビッグシーザー     牡 6 北村友一  57  1.07.4 34.0  8 520 (栗)西園正都
10 3  6  カリボール         牡10 柴田善臣  57  1.07.4 34.5 15 508 (美)戸田博文
10 4  8  フィオライア       牝 5 太宰啓介  55  1.07.4 33.7 13 468 (栗)西園正都
12 1  1  ファンダム         牡 4 ルメール  57  1.07.6 34.6  2 484 (美)辻哲英
13 4  7  フリームファクシ   牡 6 菅原明良  57  1.07.6 33.9 14 520 (栗)須貝尚介
14 6 12  オタルエバー       牡 7 大野拓弥  57  1.07.7 34.3 16 494 (栗)中竹和也
15 5  9 $インビンシブルパパ 牡 5 佐々木大  57  1.08.0 35.5  6 514 (美)伊藤大士
16 5 10  ピューロマジック   牝 5 横山和生  55  1.08.3 36.3  9 458 (栗)安田翔伍
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LAP :11.4-10.1-10.5-11.4-11.6-12.0
通過:32.0-43.4-55.0-67.0  上り:67.0-55.6-45.5-35.0  平均:1F:11.17 / 3F:33.50
単勝   3 \1670 
複勝   3 \410 / 2 \310 / 5 \140 
枠連   1-2 \1860 (11) 
馬連   02-03 \8750 (30) 
ワイド 02-03 \2120 (25)/ 03-05 \760 (6)/ 02-05 \660 (4) 
馬単   03-02 \20680 (62) 
3連複 02-03-05 \6880 (19/560) 
3連単 03-02-05 \70310 (221/3360) 

ペアポルックスは少し出遅れた後に寄られて14番手を進み、直線で内からメンバー最速の33.4秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分7秒0。ピューロマジックが逃げて前半3F32.0秒のハイペース。上がりは35.0秒、ラップは11.4−11.6−12.0秒。前半より後半が3秒遅い消耗戦。ハイペースで内をロスなく回って内から追い込んだ2頭で決着。ハイペースで騎手たちが外差しを狙って外に持ち出したことで内がガラ空きになり、早めに先頭に立ったルガルが直線で外に寄れたことでポッカリと内が空いた。

ペアポルックスは後方になって厳しいと思われたが、ハイペース、岩田康騎手のイン突きが嵌まって7番人気で重賞初制覇を飾った。これまで後方から追い込んだときは、みちのくS4着が上がり最速の34.8秒、スプリンターズS13着が2位の32.8秒、今回は最速の33.4秒で上がっている。岩田康騎手は脚があるため、それを前半に使うか後半に使うかの話とコメント。祖母イルバチオは強烈な末脚でアイビスSDを勝った馬。前に行くことが多いが、タメれば切れるタイプでもあるのだろう。次走は高松宮記念に向かう予定。

レイピアは11番手の内からメンバー3位の33.8秒で追い込んでクビ差の2着。直線でペアポルックスと一緒に伸びてきたが、最後に競り負けた。それほど速い持ちタイムがない馬が1分7秒0で走ってパフォーマンスを引き上げた。これで昨年以降全て芝1200mを使われ[4−3−1−2]。前走シルクロードSで2着に入ったのはダテではなかった。中竹厩舎のタワーオブロンドン産駒で祖母にキーンランドCを勝ったクーヴェルチュール。ここにきて馬体の厚みが増し充実してきている。高松宮記念でも相手なりに走りそうだ。

ルガルはスタートから押して2番手につけ、メンバー10位タイの34.5秒で上がって0.1秒差の3着。前半3F32.0秒のハイペースで押して2番手につけ、直線で抜け出したが、内で脚をタメていた2頭に交わされた。58キロを背負ってハイペースで先行し強いレースをしている。これで右回りの国内芝1200mでは[2−3−1−1]。次走はアルクオーツスプリントの予定だが、中東情勢で高松宮記念に変更するか。左回りの高松宮記念では1.2秒差(1人気)の10着、0.9秒差の7着(3人気)に終わっている。

ママコチャは7枠14番から5番手につけ、メンバー6位タイの34.3秒で上がって0.1秒差の4着。3着ルガルとはハナ差。外枠スタートから外を回って直線でしぶとく伸びてきた。7歳牝馬でも能力は落ちておらず、昨年のオーシャンSを勝ったときと同じタイムで走っている。中京芝1200mではセントウルS2着、高松宮記念3着がある。枠順、展開、位置取り次第で侮れない。

フリッカージャブは8枠15番から4番手につけ、メンバー12位タイの34.6秒で上がって0.3秒差の6着。外枠スタートから外を回って先行し、最後までしぶとく伸びていた。日曜のレースを見ると中山は内がかなり有利な馬場だった。条件戦を3連勝し重賞初挑戦だったが、この走りならOPでやれるメドは立った。今後はOP特別を勝って賞金を加算し、重賞戦線に乗ってきそうだ。



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