小倉大賞典
2026/2/22 小倉競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[2−2−0−6]で4連対。前走3着以内は[2−2−0−1]、前走4着以下は[0−0−0−5]。2番人気は[2−0−1−7]で2連対、3番人気は[2−1−0−7]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が3連対。過去5年の馬連は31倍、15倍、37倍、22倍、39倍で中穴決着が多い。時々10倍台の決着があるが、人気馬に人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

連対馬20頭のうち11頭に小倉芝中距離で連対があった。近年は小倉芝中距離重賞で連対がある馬が活躍。小倉は平坦小回りで先行馬には器用さ、差し馬には捲る脚が問われる。小倉実績のある馬を重視したい。10番人気以下で3着以内に入った8頭は5、5、5、5、6、7、7、9歳馬。8頭のうち5頭にローカル重賞で3着以内があった。大穴でローカル重賞実績がある高齢馬、特に小倉で実績がある馬を絡めたい。

センツブラッドは芝1800m[1−3−0−1]で白百合S2着、ラジオNIKKEI賞2着、鳴尾記念2着。ラジオNIKKEI賞は6番手から徐々に押し上げ、5位タイの35.2秒で上がってエキサイトバイオに0.1秒差の2着。前走鳴尾記念は内ラチ沿いの5番手から5位タイの34.1秒で上がり1分44秒1でデビットバローズに0.3秒差の2着。ハンデは56キロ。過去10年で2番人気以内の4歳馬は[3−1−0−4]。

シルトホルンは芝1800m[2−1−3−9]で重賞ではラジオNIKKEI賞2着、エプソムC3着がある。昨年の小倉大賞典は出遅れて流れに乗れず0.5秒差の8着。小倉芝は[0−2−0−1]で小倉日経オープンで2年連続で2着。3走前のディセンバーSで3番手なら3着に粘ったように小回りコースで先行すればしぶとい脚を使えるタイプ。ハンデは57キロ。今年4年目で重賞初騎乗となる石田騎手が騎乗する。

小倉大賞典2着馬ショウナンアデイブ、カシオペアS2着馬ナムラエイハブ、福島記念3着馬パレハ、巴賞勝ち馬ケイアイセナ、ドンカスターC(3勝C)勝ち馬ガイアメンテ、壇之浦S勝ち馬(3勝C)エラトー、寿S(3勝C)勝ち馬タガノデュードなど。ショウナンアデイブは芝1800m[1−2−1−2]で小倉大賞典で好位から2位タイの34.3秒で上がってクビ差の2着。人気にならないタイプ。今年も人気薄で激走するか。

ガイアメンテは芝1800m[4−0−1−3]でドンカスターCを好位から抜け出して1分45秒6で優勝。前走京都金杯は17着に終わったが、得意の芝1800m、ハンデ55キロで巻き返すか。北村友騎手は先週の重賞でクイーンC2着、共同通信杯2着。エラトーは芝1800m[4−1−1−1]で前走壇ノ浦Sは5番手から2位の33.4秒で抜け出して1分45秒4で優勝。ハンデは53キロ。軽量を味方に粘り込むか。


調教診断

★センツブラッド
栗CWで3頭併せで軽く仕掛けて先着。重心が低く首を使ったフットワークでラスト11.7秒。1週前に栗CWで3頭併せでラスト11.2秒で併入。デキは安定。

★エラトー
栗CWで3頭併せで馬なりのまま先着。重心の低いフットワークでラスト11.6秒。1週前に栗CWで3頭併せでラスト11.3秒で先着。叩かれてデキは上向き。

★マテンロウオリオン
栗CWで2頭併せで馬なりのまま先着。軽快なフットワークでラスト11.5秒。1週前に栗CWで一杯に追ってラスト11.3秒。近走不振も動き、気配は上向き。

★ガイアメンテ
栗坂で軽く仕掛けられた。活気があり最後までしっかり伸びた。1週前に栗坂で2頭併せで馬なりのまま遅れたが余力を残したもの。前走惨敗もデキ落ちはない。

★ナムラエイハブ
栗坂で馬なり調教。しっかりとした脚捌きで最後までしぶとく伸びた。1週前に栗坂で一杯に追っている。ひと息入れたが、入念に乗り込んでまずまず仕上がる。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆ケイアイセナ

シルトホルン、パレハ、ヘリオス、ラケマーダは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 2月22日(日) 1回小倉10日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第60回小倉大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1800m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 8 16  タガノデュード     牡 5 古川吉洋  55  1.45.2 34.1  4 498 (栗)宮徹
2 5 10  ケイアイセナ       牡 7 藤岡佑介  57  1.45.3 35.2  1 480 (栗)平田修
3 2  4  ショウナンアデイブ 牡 7 丸山元気  55  1.45.5 34.6 10 518 (栗)高野友和
4 5  9  ナムラエイハブ     牡 5 吉田隼人  56  1.45.5 35.1  5 516 (栗)長谷川浩
5 4  7  シルトホルン       牡 6 石田拓郎  57  1.45.8 34.7 11 484 (美)新開幸一
6 8 15  リカンカブール     セ 7 浜中俊    57  1.45.9 35.3  9 486 (栗)田中克典
7 7 13  ガイアメンテ       牡 5 北村友一  55  1.45.9 34.5  8 496 (栗)須貝尚介
8 2  3 $エアファンディタ   セ 9 亀田温心  57  1.45.9 34.3 14 454 (栗)池添学
9 3  6  パレハ             牝 5 鮫島克駿  54  1.46.0 35.4  6 440 (栗)新谷功一
10 4  8  ラケマーダ         牡 6 丹内祐次  56  1.46.2 35.3 13 510 (栗)千田輝彦
11 6 11  エピファニー       牡 7 杉原誠人 58.5 1.46.3 35.5 12 508 (美)宮田敬介
12 7 14 *エラトー           牝 5 斎藤新    53  1.46.5 36.0  3 490 (栗)上村洋行
13 1  2  ビーアストニッシド 牡 7 西村太一  55  1.46.6 35.5 15 484 (美)堀内岳志
14 6 12  センツブラッド     牡 4 団野大成  56  1.46.8 36.1  2 464 (栗)斉藤崇史
15 1  1  マテンロウオリオン 牡 7 横山典弘  56  1.47.5 37.2  7 492 (栗)昆貢
16 3  5  ヘリオス           セ10 菊沢一樹  56  1.48.2 36.8 16 470 (美)小手川準
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LAP :12.2-11.4-11.8-11.3-11.9-11.5-11.4-11.7-12.0
通過:35.4-46.7-58.6-70.1  上り:69.8-58.5-46.6-35.1  平均:1F:11.69 / 3F:35.07
単勝   16 \740 
複勝   16 \270 / 10 \250 / 4 \470 
枠連   5-8 \1100 (4) 
馬連   10-16 \2270 (5) 
ワイド 10-16 \1000 (6)/ 04-16 \2100 (31)/ 04-10 \1460 (17) 
馬単   16-10 \5730 (15) 
3連複 04-10-16 \13230 (45/560) 
3連単 16-10-04 \71100 (240/3360) 

タガノデュードは大外16番枠から後方3番手を進み、3コーナーから外を回って4コーナーで7番手に押し上げるとメンバー最速の34.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分45秒2。ケイアイセナが逃げて前半5F58.6秒。上がりは35.1秒、ラップは11.4−11.7−12.0秒。ケイアイセナが後続を離して逃げたが、中盤で後続が押し上げたことで馬群が圧縮され、最後は決め手勝負になった。

タガノデュードは大外を回っていい脚を長く使い、直線で切れる脚を使って差し切った。前走寿S(3勝C)を勝った馬が昇級戦、55キロ、4番人気で重賞初制覇を飾った。以前は前に行っていたが、近走は差すレースで強烈な決め手を見せていた。ケイアイセナが速い流れで逃げ、外差しが決まる馬場が上手く嵌まった印象。古川吉騎手は600勝達成。ヤマカツエース産駒は重賞初勝利。かなり使い込んでいるが大阪杯に使ってくるか。

ケイアイセナは前半5F58.6秒で逃げ、メンバー7位の35.2秒で後続を引き離したが、最後にタガノデュードに交わされてクビ差の2着。2月28日に引退する藤岡佑騎手が強気に飛ばして逃げ切りかと思われたが、最後に一杯になって交わされた。これで芝1800mの良馬場で逃げたときは[3−2−0−0]。巴賞を1分44秒8のレコードで勝ったのはダテではない。今後も小回りの芝1800mでは要注意。

ショウナンアデイブは内ラチ沿いの7番手を進み、直線で内からメンバー4位の34.6秒で上がって0.3秒差の3着。前走京都金杯で18番人気で3着に入った馬が今度は10番人気で激走した。昨年の小倉大賞典では7番人気で2着に入っている。これで芝1800mは[1−2−2−2]。昨年と同斤の55キロ、ロスなく回ったことが良かったのだろう。ディープインパクト産駒の7歳馬。好走しても人気にならないタイプ。

シルトホルンは流れに乗れず10番手を進み、メンバー5位の34.7秒で上がって0.6秒差の5着。前半流れに乗れず位置取りが後ろになり、直線では前に馬がいて捌きなら伸びてきた。もっと前で進めてしぶとさを生かしたいタイプだけに流れに位置取りが後ろになったことが堪えた。

センツブラッドはスタートで少し躓いて7番手の外を進み、直線で伸び切れず1.6秒差の14着。外枠からずっと外を回り、直線入り口で外から前に入られると一杯になった。前走鳴尾記念は1分44秒0で走って2着に入ったが、今回は外々を回って厳しくなった。スタートで躓いた影響もあるか。



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