クイーンC
2026/2/14 東京競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[4−1−1−4]で5連対。勝1倍台は[1−0−0−0]、2倍台は[2−0−0−2]、3倍台は[1−1−1−2]。信頼度は単勝オッズに比例する。2番人気は[3−2−1−4]で5連対、3番人気は[2−1−2−5]で3連対。連対馬17頭が5番人気以内、残る3頭は6、7、8番人気。過去5年の馬連は25倍、8倍、18倍、8倍、56倍。時々人気薄が連対して中穴が出ている。

連対馬17頭が前走連対、19頭が前走3着以内。近年は前走条件戦を勝った馬が活躍。前走6着から連対した馬は前走フェアリーSだった。前走7着以下は3着止まり。前走惨敗馬が連対したことはない。関東馬[5−6−8−86]、関西馬[5−4−2−27]。厳寒期に関東で行われる重賞だが関西馬が互角。7番人気以下では関東馬[0−2−3−61]、関西馬は[0−0−0−17]。穴で関東馬を絡めたい。

ギャラボーグは[1−2−0−0]で前走阪神JFは12番手から最速の34.3秒で上がって0.2秒差の2着。新馬戦は前半5F62.5秒、未勝利戦は前半5F65.2秒のスローペースで先行したが、今回は前半5F57.3秒のハイペースで追い込むレースになった。経験のない流れで追い込むレースをして最速上がりを繰り出して1分32秒8で走ったことは評価できる。ロードHCで5500万円で募集された杉山晴厩舎のロードカナロア産駒でダノンスコーピオンの全妹。桜花賞、オークスに向け、レースぶりに注目したい。

ドリームコアは[2−0−1−0]で前走ベゴニア賞を中団から2位の33.7秒で差し切り1分33秒1で優勝。頭差2着のコルテオソレイユは次走朝日杯FS11着。2走前のサフラン賞は6番手から最速タイの33.7秒で上がり0.3秒差の3着。勝ったアルバンヌは次走阪神JF6着。東京芝1600mは2戦2勝。萩原厩舎のキズナ産駒で母はノームコアでシルバーレインの半弟。デビューからレーン→モレイラ→レーン騎手が騎乗してきたが、今回はルメール騎手が騎乗する。過去10年でルメール騎手は[3−1−2−4]。

東京の新馬戦を勝ったモートンアイランド、マスターソアラ、赤松賞勝ち馬ヒズマスターピース、つわぶき賞3着馬マルガ、中山の未勝利戦を圧勝したジッピーチューンなど伏兵は数多い。モートンアイランドは新馬戦を7番手から最速タイの33.8秒で差し切り1分33秒6で優勝。手塚厩舎のモーリス産駒でダノンエアズロックの全妹。キング騎手が騎乗する。マスターソアラは新馬戦を9番手から最速の32.8秒で差し切って1分34秒8で優勝。蛯名厩舎のシスキン産駒で近親にパントルナイーフ。過去10年で前走東京芝1600mの新馬戦を勝った馬は[1−1−0−3]。


調教診断

★ギャラボーグ
栗坂で馬なり調教。全体時計は遅いが活気があり大きなストライドで余力十分。1週前に栗CWで2頭併せで軽く仕掛けてラスト11.1秒で先着。本番前で余力残しも上々の仕上がり。

★ドリームコア
南Wで3頭併せで強めに追って先着。重心の低いフットワークでラスト11.3秒。1週前に南Wで2頭併せで一杯に追って併入。1週前はズブかったが、最終では反応が良くなった。

★マスターソアラ
南Wで2頭併せで馬なりのまま先着。気合乗りが良く、首を使って前脚を掻き込むフットワークでラスト11.7秒。勝ってひと息入れたが、入念に乗り込んで仕上げは進んでいる。

★ニシノサリーナ
栗坂で馬なり調教。全体時計は遅いが、活気があり大きなストライドで余力十分。1週前に栗CWで2頭併せで馬なりのままラスト11.3秒で先着。一度使ったぶんデキは上向き。

★モートンアイランド
南Pで軽く仕掛けられた。少し頭が高いが、スムーズな走りでラスト11.1秒。1週前は南Wで2頭併せで強めに追って遅れた。1週前は地味だったが、最終では動き、気配良化。

タイムレスキスは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 2月14日(土) 1回東京5日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第61回デイリー杯クイーンカップ
3歳・オープン・G3(馬齢) (牝)(国際)(特指)  芝 1600m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 1  1  ドリームコア       牝 3 ルメール  55  1.32.6 33.8  2 502 (美)萩原清
2 1  2  ジッピーチューン   牝 3 北村友一  55  1.32.9 33.8 11 428 (美)林徹
3 3  5  ヒズマスターピース 牝 3 佐々木大  55  1.33.1 34.5  7 500 (美)国枝栄
4 8 15  マスターソアラ     牝 3 横山武史  55  1.33.2 34.1  4 482 (美)蛯名正義
5 7 14  モルニケ           牝 3 田辺裕信  55  1.33.5 34.1  9 460 (美)金成貴史
6 2  4  モートンアイランド 牝 3 キング    55  1.33.5 34.0  3 434 (美)手塚貴久
7 2  3  マルガ             牝 3 武豊      55  1.33.7 34.2  5 470 (栗)須貝尚介
8 6 11  レディーゴール     牝 3 菅原明良  55  1.33.7 33.7 13 456 (美)斎藤誠
9 5  9  ギャラボーグ       牝 3 川田将雅  55  1.33.8 34.2  1 500 (栗)杉山晴紀
10 6 12  ザバルガド         牝 3 長浜鴻緒  55  1.34.0 34.1 15 448 (美)奥村武
11 4  8  ラヴノー           牝 3 石橋脩    55  1.34.1 34.8 14 406 (美)林徹
12 8 16  タイムレスキス     牝 3 石川裕紀  55  1.34.2 35.5 10 470 (栗)吉村圭司
13 7 13  ゴバド             牝 3 岩田康誠  55  1.34.3 34.4  8 430 (美)加藤征弘
14 5 10  ミツカネベネラ     牝 3 津村明秀  55  1.34.5 34.7 12 442 (美)鈴木伸尋
15 3  6  ニシノサリーナ     牝 3 池添謙一  55  1.34.6 35.6  6 448 (栗)橋口慎介
16 4  7  フェーダーローター 牝 3 原優介    55  1.34.9 36.1 16 442 (美)天間昭一
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LAP :12.3-11.2-11.5-11.8-11.8-11.4-11.3-11.3
通過:35.0-46.8-58.6-70.0  上り:69.1-57.6-45.8-34.0  平均:1F:11.57 / 3F:34.72
単勝   1 \340 
複勝   1 \170 / 2 \640 / 5 \460 
枠連   1-1 \4030 (14) 
馬連   01-02 \4150 (15) 
ワイド 01-02 \1340 (16)/ 01-05 \1000 (10)/ 02-05 \5140 (48) 
馬単   01-02 \5940 (22) 
3連複 01-02-05 \18480 (66/560) 
3連単 01-02-05 \80850 (249/3360) 

ドリームコアは1枠1番から内ラチ沿いの3番手につけ、メンバー2位タイの33.8秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分32秒6。ヒズマスターピースが逃げて前半3F35.0秒、5F58.6秒。上がりは34.0秒、ラップは11.4−11.3−11.3秒で尻上がり&持続ラップ。高速馬場である程度流れたが上がりが速くなり、内枠から内ラチ沿いをロスなく回った3頭で決着。内を通った馬が有利な馬場で外を回った馬は伸び切れなかった。

ドリームコアは直線で前が壁になったが、ルメール騎手が落ち着いて馬群を捌いてノーステッキで抜け出してきた。これで東京芝1600mは3戦3勝。ベゴニア賞を1分33秒1で勝ったが、さらに時計を詰めてパフォーマンスを引き上げた。萩原厩舎のキズナ産駒で母はヴィクトリアマイルと香港カップを勝ったノームコア。社台の馬にレーン→モレイラ→レーン→ルメール騎手。JRAが1枠1番に入れてアシストしていた。今後はひと息入れて桜花賞に直行する予定。

ジッピーチューンは1枠2番から内ラチ沿いの6番手につけ、メンバー2位タイの33.8秒で上がって0.3秒差の2着。4コーナーから直線で外に持ち出すと鋭く伸びてきたが、最後は内でタメていたドリームコアに切れ負けした。前走中山の重馬場の未勝利戦を4馬身差で圧勝した馬が高速馬場に対応して11番人気で激走した。林厩舎のロードカナロア産駒でユティタムの半妹。JRAが1枠2番に入れてアシスト。内枠からロスなく進められたことが大きかった。

ヒズマスターピースは前半5F58.6秒で逃げ、メンバー11位の34.5秒で上がって0.5秒差の3着。前走阪神JFはハイペースで競られて15着に終わったが、未勝利戦と赤松賞を連勝した東京芝1600mで逃げて7番人気で激走した。ガツンと切れる脚はないが、前に行ってスムーズならしぶとい脚を使える。3着に負けたが、少しずつパフォーマンスを引き上げている。

マスターソアラは8枠15番から6番手の外につけ、メンバー5位タイの34.1秒で上がって0.6秒差の4着。直線で外から馬なりのまま上がってきたが、追ってから伸び切れなかった。スタートでタイムレスキスにぶつけられ、道中馬を前に置けず、頭を上げて折り合いを欠いたことが堪えた。内を通った馬が有利な馬場も影響している。素質&能力は高いため、蛯名厩舎の仕上げ次第で走ってくる。

ギャラボーグは少し出遅れて12番手を進み、直線で外からメンバー8位タイの34.2秒で上がって1.2秒差の9着。出遅れて流れに乗れず位置取りが悪くなり、直線で外に出しても内にモタれて伸び切れなかった。阪神JFはメンバー2位の34.3秒で追い込んで2着に入ったが、前半5F57.3秒の差し馬向きの展開だった。仕上がりは良さそうだったが、全く噛み合わないレースになった。



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