東京新聞杯
2026/2/8 東京競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対。勝ったインディチャンプはその後安田記念を制した。前走重賞出走馬は[0−1−1−4]で1連対のみ。2番人気は[0−2−2−6]で2連対、3番人気は[3−0−1−6]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は267倍、10倍、23倍、114倍、15倍。21年は5−12番人気、24年は7−4番人気で万馬券が飛び出した。

4歳[5−6−5−32]、5歳[2−2−3−33]、6歳[2−0−1−31]、7歳[1−2−0−17]、8歳[0−0−1−7]。上位人気の4歳馬が活躍。7歳で連対した3頭は4、6、7番人気。穴で7歳馬に注意。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭は前走OP以上で6、7、9、12着に負けていた。5頭のうち3頭が3〜6番手につけていた。穴で前走OP以上で8着前後に負けた先行、好位差しタイプを絡めたい。

ウォーターリヒトは4〜9月は[0−0−0−4]だが、11〜2月は[3−2−4−0]で複勝率100%。東京芝1600mは[3−0−0−3]で昨年の東京新聞杯を大外から最速タイの33.2秒で差して1分32秒6で優勝。前走マイルCSは8番手から3位タイの33.0秒で上がり1分31秒6で走って0.3秒差の3着。得意の冬場で走りが一変した。前走高杉騎手が騎乗し7番手につけており、終い一辺倒から脱却した。冬場走ることが知れ渡り、今回は1番人気になりそうだ。高杉騎手は芝1600m重賞[0−0−1−5]。

ブエナオンダは芝1600m[2−1−2−2]で5着以内を確保。キャピタルSは好位から7位の33.9秒で上がり0.1秒差の3着。京都金杯は5番手から6位タイの33.8秒で差し切り1分33秒7で優勝。緩い流れで隊列が縦長になり、3〜5番手につけた3頭がなだれ込んだ。セレクトセール1億1550万円の須貝厩舎のリオンディーズ産駒。斤量は前走より1.5キロ重い58キロ。川田騎手がきさらぎ賞でエムズビギンに騎乗するため、テン乗りの横山武騎手に乗り替わる。過去10年で横山武騎手は[0−1−0−3]。

ダービー卿CT勝ち馬トロヴァトーレ、アイルランドT勝ち馬ラヴァンダ、スワンS勝ち馬オフトレイル、24年のマイルCS2着馬エルトンバローズ、NHKマイルC2着馬マジックサンズ、キャピタルS勝ち馬ミッキーゴージャス、富士S5着馬ウンブライル、オーロC2着馬レッドモンレーヴ、2連勝中の上がり馬エンペラーズソードなど伏兵は数多い。トロヴァトーレは前走京都金杯で後方から最速の33.2秒で追い込んで0.2秒差の4着。芝1600mは[4−1−0−2]でルメール騎手では[2−1−0−0]。軌道修正なるか。

ラヴァンダは仲秋Sを1分32秒2で勝ち、アイルランドTを中団の外から3位の32.4秒で差し切り1分45秒7で優勝。芝1600mは[1−0−2−2]で阪神牝馬S3着がある。岩田望騎手が持ってくるか。オフトレイルは関屋記念で1分31秒0で走ってクビ差の2着同着。スワンSは1分18秒9のレコードで優勝。前走マイルCSは13番手から最速の32.6秒で上がって0.4秒差の4着。直線が平坦なコースでは[4−4−1−1]だが、坂のあるコースでは[0−0−1−5]。59キロと坂がある東京コースがどう出るか。


調教診断

★ウォーターリヒト
栗坂で馬なり調教。軽快なフットワークで余力十分にラスト12.2秒。1週前に栗CWで3頭併せで強めに追ってラスト11.3秒で先着。得意の冬場で好調子。

★マジックサンズ
栗CWで3頭併せで馬なりのまま先着。大きなストライドでラスト11.3秒。1週前に栗CWで3頭併せでラスト11.0秒で先着。前走より気配良化。

★オフトレイル
栗坂で軽く仕掛けられた。重心の低いフットワークで活気十分。1週前に栗CWで強めに追ってラスト11.4秒。少しフックラ映るが、まずまず仕上がる。

★ラヴァンダ
栗坂で馬なり調教。活気があり切れのある脚捌きでラスト12.2秒。1週前に栗CWで3頭併せでラスト11.2秒で先着。前走惨敗したが、デキはある。

★エルトンバローズ
栗坂で馬なり調教。気合乗りが良く、力強い脚捌きで余力十分。1週前に栗坂で2頭併せで一杯に追ってラスト11.8秒で先着。入念に乗り込んで若干良化。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆ブエナオンダ


レース回顧

2026年 2月10日(火) 1回東京4日  天候: 曇   馬場状態: 良 
11R  第76回東京新聞杯
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指)  芝 1600m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 4  7  トロヴァトーレ     牡 5 ルメール  58  1.32.2 33.1  2 510 (美)鹿戸雄一
2 1  2  ラヴァンダ         牝 5 岩田望来  56  1.32.3 33.3  4 498 (栗)中村直也
3 6 12  ウォーターリヒト   牡 5 高杉吏麒  58  1.32.3 33.2  3 474 (栗)石橋守
4 1  1  シャンパンカラー   牡 6 岩田康誠  59  1.32.3 32.8  9 516 (美)田中剛
5 2  3  シリウスコルト     牡 5 三浦皇成  58  1.32.4 33.7 13 508 (美)田中勝春
6 7 14  ミッキーゴージャス 牝 6 横山典弘  55  1.32.5 33.9 12 456 (栗)安田翔伍
7 8 15  ウンブライル       牝 6 戸崎圭太  55  1.32.5 33.2 11 482 (美)木村哲也
8 6 11  レッドモンレーヴ   牡 7 佐々木大  58  1.32.5 32.9 10 518 (美)蛯名正義
9 5  9  サクラトゥジュール セ 9 キング    57  1.32.5 33.2 14 514 (美)堀宣行
10 3  6 $オフトレイル       牡 5 菅原明良  59  1.32.6 33.8  6 466 (栗)吉村圭司
11 5 10  エンペラーズソード セ 4 原優介    57  1.32.9 34.5  5 500 (美)高木登
12 2  4  マジックサンズ     牡 4 武豊      57  1.32.9 33.0  7 524 (栗)須貝尚介
13 3  5  エルトンバローズ   牡 6 津村明秀  58  1.33.0 34.2  1 518 (栗)杉山晴紀
14 7 13  メイショウチタン   牡 9 吉田豊    57  1.33.0 34.8 15 482 (栗)本田優
15 8 16  ブエナオンダ       牡 5 横山武史  58  1.33.0 34.6  8 458 (栗)須貝尚介
16 4  8  ヤマニンサルバム   牡 7 小崎綾也  57  1.33.1 34.5 16 504 (栗)中村直也
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LAP :12.3-11.0-11.4-11.6-11.9-11.4-11.3-11.3
通過:34.7-46.3-58.2-69.6  上り:68.9-57.5-45.9-34.0  平均:1F:11.53 / 3F:34.58
単勝   7 \560 
複勝   7 \200 / 2 \230 / 12 \190 
枠連   1-4 \2220 (11) 
馬連   02-07 \2410 (6) 
ワイド 02-07 \950 (7)/ 07-12 \760 (3)/ 02-12 \880 (6) 
馬単   07-02 \4540 (9) 
3連複 02-07-12 \4380 (2/560) 
3連単 07-02-12 \23720 (14/3360) 

トロヴァトーレは道中10番手の馬込みを進み、メンバー4位の33.1秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分32秒2。メイショウチタンが逃げて前半3F34.7秒、5F58.2秒。上がりは34.0秒、ラップは11.4−11.3−11.3秒で尻上がり&持続ラップ。雪で延期されたが、芝が高速化して上がりの速いレースになった。トロヴァトーレは直線で内からオフトレイルに寄られ、外のウォーターリヒトとの間に挟まれたが、そこからルメール騎手が落ち着いて立て直し、鞭を入れると鋭く反応して抜け出した。

安田記念を惨敗し、エルムS、ペルセウスSとダートを使われたが、前走京都金杯で最速の33.2秒で追い込んで4着に入り復調気配を見せていた。2歳時に相馬眼ニュースで取り上げた馬がダービー卿CTに続き重賞2勝目を挙げた。これでG2以下の芝1600mでは[5−1−0−1]、関東圏では[5−1−0−0]。芝でルメール騎手では[4−2−0−1]。東京新聞杯は同じコースの安田記念に繋がりやすい。ルメール騎手を確保できるかがポイントになりそうだ。次走はマイラーズCに向かう予定。

ラヴァンダは1枠2番から内ラチ沿いの9番手を進み、最内からメンバー8位の33.3秒で上がってクビ差の2着。岩田望騎手が1枠を生かしてロスなく進め、直線で最内を突いて持ってきた。スローの上がり勝負になったアイルランドTで外からメンバー3位の32.4秒で差し切った馬。末脚の持続力が優れており、かつ最後にひと伸びできるため、東京コースが合っているのだろう。ただし今回はコース取りが嵌まったこともある。前走マイルCSは16着に終わったが、東京コースで巻き返した。次走は阪神牝馬Sに向かう予定。

ウォーターリヒトは10番手の外からメンバー5位タイの33.2秒で上がってクビ+クビ差の3着。トロヴァトーレの外にいたが、直線でトロヴァトーレと接触したことが影響したのか、いつもほど切れる脚を使えなかった。冬場に走る馬でこれで11〜2月は[3−2−5−0]で3着以内を確保。次走は4月のマイラーズCに向かう予定。ちなみに4〜6月は全てG1で[0−0−0−3]。

シャンパンカラーは1枠1番から出遅れて14番手を進み、直線で外からメンバー最速の32.8秒で追い込んで0.1秒差の4着。直線で前が壁になって外に持ち出すロスがあり、最後は前にいたレッドモンレーヴが内に寄れたため外に立て直すロスがあった。23年のNHKマイルC勝ち馬。マイルCSでは中団につけて伸び切れず14着。追い込むレースを続けて展開が嵌まるのを待つ感じか。

シリウスコルトは2枠3番から内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー9位の33.7秒で上がって0.2秒差の5着。直線で前が壁になり外に出しながらスペースを探して伸びてきた。近走不振が続いていたが、パドックを見るとようやく馬体がいいときに状態に近づいてきている。昨年福島民報杯と新潟大賞典を連勝したように気温が上がる春に激走するタイプ。コスモキュランダ級の激走がありそうだ。

ミッキーゴージャスは4番手からメンバー11位の33.9秒で上がって0.3秒差の6着。好位につけてしぶとく伸びたが、最後は切れ負けした。3走前に勝ったキャピタルSは前半5F57.2秒の速い流れで1分31秒9で走っている。ガツンと切れるタイプではないため、もっと流れで差すレースが合っている。

ウンブライルは13番手の外からメンバー5位タイの33.2秒で上がって0.3秒差の7着。直線でウォーターリヒトの外から伸びてきたが、最後は切れ負けした。昨年の富士Sではロスなく回って1分32秒1で走ったが、今回は15番枠から外を回ったぶん厳しくなった。それでも重賞で堅実に走るようになってきている。



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