シルクロードS
2026/2/1 京都競馬場 芝1200m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−1−1−7]で2連対。単勝2倍台は[1−1−1−1]だが、単勝3倍以上は[0−0−0−6]で不振。2番人気は[4−0−1−5]で4連対、3番人気は[2−1−2−5]で3連対。6〜9番人気、10番人気以下は各3連対。過去5年の馬連は23倍、41倍、81倍、5倍、230倍で荒れている。昨年は9−10番人気で大波乱になった。人気薄を絡めて中穴以上を狙うのが妙味。

牡馬[6−6−9−90]で12連対、牝馬[4−4−1−48]で8連対。6番人気以下では牡馬[0−1−5−73]、牝馬[1−4−0−34]。穴で牝馬に注意。人気薄の牡馬は3着に絡めるのが妙味。関東馬は[0−3−4−41]で未勝利。京都で行われた7年の連対馬の脚質は、逃げ2先行6、差し2追込4。7年のうち6年で2〜5番手につけた先行馬が連対。23年はルガルが2番手から抜け出して3馬身差で圧勝した。

ロードフォアエースは芝1200m[3−5−0−1]で北九州記念9着を除き連対を確保。前走ラピスラズリSは5番手から3位の33.2秒で抜け出して1分7秒1の好タイムで3馬身差で圧勝。550キロの大型馬がパワフルな走りで他馬を圧倒した。京都芝1200mは岩田望騎手が騎乗し2戦2勝で2、3勝Cを優勝。ハンデは57.5キロ。友道厩舎のロードカナロア産駒。友道厩舎は芝1200m重賞[0−0−0−9]。

ヤブサメは芝1200m[2−0−2−1]で2走前のタンザナイトSは11番手から最速の32.4秒で追い込んで0.1秒差の3着。前走淀短距離Sを11番手から2位の33.3秒で差し切って1分8秒9で優勝。北海道セプテンバーセール594万円の石橋厩舎のファインニードル産駒でホープフルサインの半弟。昨年秋から武豊騎手が騎乗し[2−0−1−1]。ハンデは57キロ。武豊騎手が大外から持ってくるか。

みちのくS勝ち馬レイピア、京阪杯勝ち馬エーティーマクフィ、24年の京阪杯勝ち馬ビッグシーザー、昨年のシルクロードS勝ち馬エイシンフェンサー、キーンランドC3着馬カルプスペルシュ、24年のスワンS勝ち馬ダノンマッキンリー、葵S勝ち馬アブキールベイなど伏兵は数多い。レイピアは芝1200m[5−2−3−4]で重賞では小倉2歳S4着、葵S3着、京阪杯4着がある。勝ち切れないが相手なりに走るタイプ。

エーティーマクフィは芝1200m[2−0−0−1]で前走京阪杯を前半3F32.7秒のハイペースで中団から2位の33.4秒で差し切り1分7秒4で優勝。ハンデは1.5キロ増の58.5キロ。過去10年で7歳馬は[1−1−0−28]。エイシンフェンサーは京阪杯が0.5秒差の5着、阪神カップが0.6秒差の6着。昨年よりハンデは1。5キロ増えるが、叩き3戦目でひと押しがあれば。カルプスペルシュは前走ラピスラズリSで8枠15番から先行できず、追い込んで0.6秒差の5着。内枠に入って先行できれば侮れない。


調教診断

★カルプスペルシュ
栗CWで馬なり調教。大外を回って軽快なフットワークで余力十分。1週前に栗CWで2頭併せで一杯に追ってラスト10.9秒で突き放した。叩いてデキは上向き。

★ヤブサメ
栗坂で馬なり調教。全体時計が遅いが、回転の速い脚捌きで推進力のある走り。脚捌きに切れがある。中2週が続くため攻めていないが、デキは安定している。

★エーティーマクフィ
栗坂で2頭併せで一杯に追って併入。少しズブいがラスト12.3秒で動いている。土曜に栗坂で50.3秒の1番時計をマーク。7歳でも馬は元気でデキはある。

★レイピア
栗坂で馬なりのまま51.1秒の好タイムをマーク。活気があり回転の速い脚捌きで最後までしっかり伸びた。動きにメリハリがある。一連のデキをがっちりキープ。

★ロードフォアエース
栗坂で軽く仕掛けられた。少し頭が高いが、しっかりとした脚捌きで動いている。1週前に3頭併せで強めに追ってラスト11.3秒。入念に乗り込んで仕上げられた。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆エイシンフェンサー

オタルエバー、カリボール、フィオライアは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 2月 1日(日) 2回京都2日  天候: 曇   馬場状態: 良 
11R  第31回シルクロードS
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指)  芝 1200m・内   18頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7 14  フィオライア       牝 5 太宰啓介  54  1.08.0 33.5 16 470 (栗)西園正都
2 8 17  レイピア           牡 4 佐々木大  57  1.08.1 33.2  6 516 (栗)中竹和也
3 3  6  ヤマニンアルリフラ 牡 5 団野大成 57.5 1.08.1 33.1  9 502 (栗)斉藤崇史
4 2  4  カルプスペルシュ   牝 4 横山武史  54  1.08.1 33.3  2 470 (栗)石坂公一
5 6 11  ヤブサメ           牡 5 武豊      57  1.08.1 32.8  3 502 (栗)石橋守
6 1  1  アブキールベイ     牝 4 吉村誠之 55.5 1.08.2 33.1 10 444 (栗)坂口智康
7 4  8  イコサン           牡 6 斎藤新    55  1.08.3 33.6 12 518 (栗)長谷川浩
8 6 12  エーティーマクフィ 牡 7 富田暁   58.5 1.08.3 33.5  4 482 (栗)武英智
9 8 16  ロードフォアエース 牡 5 岩田望来 57.5 1.08.4 33.9  1 556 (栗)友道康夫
10 5 10  ナムラアトム       牡 5 菱田裕二  55  1.08.5 32.6 11 490 (栗)長谷川浩
11 7 13  エイシンフェンサー 牝 6 川又賢治 56.5 1.08.5 33.7  5 484 (栗)吉村圭司
12 5  9  ビッグシーザー     牡 6 北村友一 58.5 1.08.6 32.9  7 520 (栗)西園正都
13 2  3  アルテヴェローチェ 牡 4 国分優作  57  1.08.6 33.0 15 460 (栗)須貝尚介
14 3  5  ウインアイオライト 牝 6 高倉稜    52  1.08.7 33.4 13 478 (美)矢嶋大樹
15 1  2  ダノンマッキンリー 牡 5 高杉吏麒  58  1.08.7 33.4  8 472 (栗)藤原英昭
16 4  7  オタルエバー       牡 7 幸英明    57  1.08.7 33.7 17 502 (栗)中竹和也
17 8 18  エコロレジーナ     牝 6 池添謙一  54  1.08.8 33.6 14 508 (美)菊沢隆徳
18 7 15  カリボール         牡10 酒井学    56  1.08.8 33.4 18 514 (栗)西村真幸
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LAP :12.3-11.2-11.0-10.7-11.1-11.7
通過:34.5-45.2-56.3-68.0  上り:68.0-55.7-44.5-33.5  平均:1F:11.33 / 3F:34.00
単勝   14 \8750 
複勝   14 \1700 / 17 \430 / 6 \540 
枠連   7-8 \1320 (5) 
馬連   14-17 \65620 (105) 
ワイド 14-17 \14430 (103)/ 06-14 \17180 (108)/ 06-17 \3010 (34) 
馬単   14-17 \137970 (213) 
3連複 06-14-17 \303950 (446/816) 
3連単 14-17-06 \2438990 (2904/4896) 

フィオライアは7枠14番から押してハナを切って前半3F34.5秒で進み、メンバー12位タイの33.5秒で上がってレースを制した。勝ちタイムは1分8秒0。スプリント重賞としては流れが緩み、ラスト3Fは10.7−11.1−11.7秒。荒れ馬場でも流れが緩んで上がりが速くなり、全馬が33.9秒以内で上がっている。荒れ馬場で外差しが決まるとみた騎手が多かったのか、前半3F34.5秒の緩い流れでも各騎手はじっくり構えていた。

フィオライアは前走淀短距離Sで逃げて0.3秒差の6着に終わったが、今回は2キロ減の54キロ、淀短距離Sを勝ったヤブサメは同斤の57キロだった。ハンデ54キロ、緩い流れで逃げたことが上手く嵌まって16番人気で激走した。昨年勝ったエイシンフェンサーと同じファインニードル産駒。重馬場で勝っており、牝馬でもタフな馬場が合っているのだろう。引退が近い西園正調教師は24年京阪杯のビッグシーザー以来となる重賞制覇となった。次走はオーシャンSに向かう予定。

レイピアは8枠17番から7番手の外を進み、メンバー7位の33.2秒で上がって半馬身差の2着。不利な外枠から終始外を回ったが、最後までしぶとく伸びてきた。重賞では小倉2歳S4着、葵S3着、京阪杯4着と善戦止まりが続いていたが、初めて連対した。4歳になって馬体がボリュームアップして気配が良くなっていた。今後も相手なりに堅実に走りそうだ。

ヤマニンアルリフラは3枠6番から9番手につけ、徐々に外に持ち出すとメンバー5位タイの33.1秒で上がって0.1秒差の3着。2着とはハナ差。10キロ増で少し太かったが、昨年淀S(3勝C)と北九州記念を連勝した馬が9番人気で激走した。前3走は12、15、7着でも33秒台で上がっていた。直線が平坦なコースの芝1200mは[2−0−1−1]。この条件で注意したい。

カルプスペルシュは2枠4番から内ラチ沿いの4番手につけ、メンバー8位の33.3秒で上がって0.1秒差の4着。2着とはハナ+ハナ差。内枠から終始内の荒れたところを通って直線で伸びかけたが、最後まで逃げたフィオライアを交わせなかった。前に行けば速い流れでも踏ん張れるタイプ。流れが緩んだのにも関わらず、4番手に控えたことが堪えた。調教の動きが良くなり、馬は復調している。

ヤブサメは12番手からメンバー2位の32.8秒で追い込んで0.1秒差の5着。直線でレイピアが外に寄れて前に入られ、外に持ち出すロスがあった。スムーズなら際どいレースになっていたかもしれない。3戦連続で馬体4キロ増で少しずつ充実してきている。4走前から上がりは1、1、2、2位。強烈な決め手がある。ファインニードル産駒。来年のシルクロードSで激走しそうな馬。

ロードフォアエースは8枠16番から馬を前に置けず掛かって2番手に押し上げ、直線で一杯になって0.4秒差の9着。前走ラピスラズリSを1分7秒1で圧勝して1番人気に支持されたが、あまり経験がない緩い流れで掛かって自滅した。友道厩舎は芝1200m重賞[0−0−0−10]で馬券圏内なし。岩田望騎手はこの日6勝。今年3勝C以上では[0−2−2−12]で未勝利。



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