根岸S
2026/2/1 東京競馬場 ダ1400m

レース展望

過去10年で1番人気は[5−2−0−3]で7連対。前走ダ1200〜1600mの4、5歳馬は[4−1−0−1]で堅実。2番人気は[2−1−4−3]で3連対、3番人気は[1−3−0−6]で4連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は53倍、36倍、3倍、16倍、14倍。荒れた2年は1−10番人気、6−4番人気で決着。穴を狙うなら上位人気馬に人気薄を絡めるのが妙味。

連対馬20頭のうち14頭が前走連対、17頭が前走4着以内。前走9、14着から連対した馬は前走G1に出走していた。昨年は2番人気のコスタノヴァがクラスターC6着から勝ったが、東京ダート4戦4勝の巧者だった。6番人気以下で連対した5頭のうち4頭が差し追い込み馬。流れが速くなり、差し追い込みが決まりやすい。21年は10番人気の8歳馬が最後方から追い込んで2着。穴で決め手のある高齢馬に注意。

ウェイワードアクトはダート[6−3−2−0]、東京ダート[3−1−2−0]、東京ダ1400mは[1−1−0−0]。バレンタインSは6番手から3位の35.6秒で上がってロードエクレールにクビ差の2着。前走霜月Sは4番手から2位の36.1秒で抜け出して1分23秒3で優勝。前3走より1キロ軽い57キロで出走できる。戸崎騎手&田中博厩舎は23年の根岸Sをレモンポップで勝っている。過去10年の根岸Sで外国産馬は3番人気以内なら[4−3−0−1]。重賞でこれまでよりメンバーが強くなる点がどう出るか。

インユアパレスはダート[6−4−0−4]、ダ1400m[2−2−0−1]、東京ダ1400m[1−1−0−0]。欅Sは中団から最速の35.0秒で上がってビターヤにクビ差の2着。前走神無月Sは6番手から5位タイの34.8秒で上がって1分22秒1(不良)で優勝。3走前の東海Sは6番手から2位タイの35.7秒で上がってヤマニンウルスに0.6秒差の2着。3着ビターヤに0.3秒先着した。須貝厩舎のパレスパリス産駒。川田騎手では[3−2−0−0]。過去10年の根岸Sで川田騎手は[2−0−1−1]。

武蔵野S3着馬ビダーヤ、24年の根岸S勝ち馬エンペラーワケア、コールドムーンS勝ち馬ダノンフィーゴ、グリーンチャンネルC勝ち馬オメガギネス、同2着馬マテンロウコマンド、昨年の根岸S2着馬ロードフォンスなど伏兵は数多い。ビターヤはダート[4−1−3−0]で東海S、武蔵野S3着がある。ダ1400mは[4−1−2−0]、東京ダ1400mは[2−0−0−0]で襷Sを1分23秒0で勝っている。前4走は3、3、2、3着と勝ち切れないが、大崩れはしていない。ダート得意な坂井騎手が持ってくるか。

エンペラーワケアはダ1400m[6−3−2−0]、東京ダ1400m[1−1−0−0]で根岸S1着、襷S(59キロ)でコスタノヴァの2着がある。川田騎手がインユアパレスに騎乗するため、テン乗りの西村淳騎手に乗り替わる。ダノンフィーゴはダ1400m[5−1−1−1]でコールドムーンSを1分22秒5(稍重)で優勝。2連勝中の上がり馬。菅原明騎手が騎乗する。オメガギネスは東京ダート[2−0−1−2]で23、25年のグリーンチャンネルCを圧勝。ダ1400mは東海Sで1秒差の4着がある。雨は降らない予報。


調教診断

★ウェイワードアクト
南Wで馬なり調教。時計は遅いが、気合乗りが良く身のこなしが柔らかい。1週前に南Wで3頭併せで馬なりのままラスト11.6秒で併入。デキは高いレベルで安定。

★ダノンフィーゴ
栗坂で馬なり調教。全体時計は遅いが、活気がありしっかりとした前捌きで余力十分。1週前に栗坂で2頭併せで一杯に追って併入。2連勝したデキをがっちりキープ。

★インユアパレス
栗坂で馬なり調教。キビキビとしたフットワークでラスト11.7秒。1週前に栗坂で2頭併せで追って遅れたが動き、気配は悪くない。久々もまずまず仕上がる。

★エンペラーワケア
栗坂で馬なり調教。全体時計は遅いが、力みがなく落ち着き十分。1週前に栗坂で2頭併せで一杯に追ってこの日の1番時計をマーク。久々も乗り込んで仕上げられた。

★オメガギネス
栗Pで2頭併せで馬なりのまま先着。軽快なフットワークで最後まで余力十分。1週前に栗坂で2頭併せで強めに追って先着。前走惨敗したが動き、気配は落ちていない。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆ロードフォンス

サントノーレ、ネオトキオ、フェブランシェ、メイショウカズサは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 2月 1日(日) 1回東京2日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第40回根岸S
4歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(指定)  ダート 1400m   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 1  2  ロードフォンス     牡 6 横山和生  57  1.23.3 35.5  6 500 (栗)安田翔伍
2 5 10  バトルクライ       牡 7 原優介    57  1.23.5 34.8 13 516 (美)高木登
3 4  7 *ダノンフィーゴ     牡 4 菅原明良  56  1.23.5 35.4  4 468 (栗)友道康夫
4 2  3  オメガギネス       牡 6 岩田康誠  57  1.23.7 35.6  5 500 (栗)安田翔伍
5 6 12  マピュース         牝 4 田辺裕信  54  1.23.8 35.4  8 496 (美)和田勇介
6 5  9  エンペラーワケア   牡 6 西村淳也  57  1.23.8 36.2  2 542 (栗)杉山晴紀
7 1  1 $ウェイワードアクト 牡 6 戸崎圭太  57  1.23.9 36.4  3 548 (美)田中博康
8 3  5  チカッパ           牡 5 キング    57  1.23.9 35.7 11 516 (栗)中竹和也
9 4  8 $インユアパレス     牡 5 川田将雅  57  1.24.0 36.2  1 488 (栗)須貝尚介
10 8 15  サントノーレ       牡 5 横山典弘  57  1.24.2 36.5  7 550 [地]荒山勝徳
11 3  6  マテンロウコマンド 牡 4 松山弘平  57  1.24.2 36.7  9 520 (栗)長谷川浩
12 8 16  フェブランシェ     牝 6 ルメール  55  1.24.4 36.5 10 544 [地]藤田輝信
13 2  4  アルファマム       牝 7 三浦皇成  55  1.24.5 36.1 12 474 (栗)佐々木晶
14 7 13  メイショウカズサ   牡 9 武藤雅    57  1.24.6 35.5 15 488 (栗)安達昭夫
15 7 14  ネオトキオ         牡 6 安藤洋一  57  1.25.6 36.1 14 462 [地]荒山勝徳
16 6 11  ケイアイドリー     牡 9 杉原誠人  57  1.25.8 37.8 16 524 (栗)前川恭子
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LAP :12.5-11.2-11.8-12.0-11.8-11.7-12.3
通過:35.5-47.5-59.3-71.0  上り:70.8-59.6-47.8-35.8  平均:1F:11.90 / 3F:35.70
単勝   2 \1320 
複勝   2 \370 / 10 \2290 / 7 \270 
枠連   1-5 \840 (3) 
馬連   02-10 \85830 (71) 
ワイド 02-10 \16460 (73)/ 02-07 \1220 (14)/ 07-10 \15210 (66) 
馬単   02-10 \164220 (143) 
3連複 02-07-10 \159290 (210/560) 
3連単 02-10-07 \1660430 (1440/3360) 

ロードフォンスは1枠2番からスタートを決めて5番手につけ、直線で外に出しながら馬群を捌くとメンバー4位タイの35.5秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分23秒3。ウェイワードアクトが逃げて前半3F35.5秒、5F59.3秒のやや緩い流れ。上がりは35.8秒、ラップは11.8−11.7−12.3秒。勝負どころで外から早めに動いて前にプレッシャーがかかったことで少しタフなレースになり、差し追い込み馬が2〜5着に入った。凍結防止剤を散布した馬場で適性の差が出た感もある。

ロードフォンスは直線で前が壁になったが、外に持ち出して自分のスペースを確保して差し切った。昨年の根岸S2着馬が6番人気で制した。前3走はダ1600mで4、4、5着に終わったが、これでダ1400mは[6−3−3−2]、東京ダ1400mは[4−2−1−1]。ダ1400mだと終いの伸びが違う。次走はドバイゴールデンシャヒーンに向かうことになりそうだ。横山和騎手は先週のプロキオンSをロードクロンヌで制しており、2週連続ロードHCの馬でダート重賞制覇となった。

バトルクライは14番手からメンバー最速の34.8秒で大外から追い込んで0.2秒差の2着。前4走11、10、15、11着に終わった7歳馬が13番人気で激走した。東京ダ1400mは23年に根岸S3着(1分22秒7)、襷S1着(1分23秒0)がある。前走ブリンカーを装着してダ1200mを使ったことで陣営の思惑通り、馬がピリッとしてきたようだ。心肺機能が高く、タフなレースに強いタイプ。ダート得意なテン乗りの原騎手がこれまで見せたことがない末脚を引き出した。フェブラリーSに使ってくるか。

ダノンフィーゴは9番手を進み、メンバー2位タイの35.4秒で上がって0.2秒差の3着。2着とはクビ差。直線で前が壁になって内に切れ込んだが前が空かず、外に持ち出してロードフォンスの後ろから伸びてきた。ダ1400mの銀嶺S(3勝C)、コールドムーンSを連勝した馬が重賞初挑戦で3着に入りメドを立てた。ここにきて馬体がボリュームアップし、地力が強化されてきている。

オメガギネスは2枠3番から内ラチ沿いの10番手につけ、直線で最内からメンバー6位の35.6秒で上がって0.4秒差の4着。直線で岩田康騎手が左鞭を入れると外に寄れ、立て直して内を突くロスがあった。凍結防止剤を散布した馬場も微妙に影響したか。OP特別では[3−0−1−0]、重賞では[0−3−0−7]。G1を除き58キロ以上では[2−1−1−0]。次走はフェブラリーSに登録する予定。

エンペラーワケアは2番手からメンバー10位タイの36.2秒で上がって0.5秒差の6着。テン乗りの西村淳騎手が積極的な騎乗をしたが、外から早めに来られて直線で一杯になった。前3走の地方交流重賞を見ても近走は詰めが甘くなってきている。休み明けでも馬体の造りは良く、仕上がりは良さそうだった。

ウェイワードアクトは前半3F35.5秒で逃げ、メンバー12位の36.4秒で上がって0.6秒差の7着。霜月Sを1分23秒3で勝っており、この流れならもっと走れそうだが、緩い流れでも速い上がりを繰り出せなかった。それほど速い上がりを繰り出せるタイプではないため、もう少し速い流れで見直したい。



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