シンザン記念
2026/1/12 京都競馬場 芝1600m

レース展望

過去10年で1番人気は[1−2−1−6]で3連対。キャリア1戦は[0−0−0−3]、2戦は[1−1−0−1]、3戦は[0−1−1−2]でキャリア1戦は3着以内がなく不振。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[2−1−1−6]で3連対。6〜9番人気が4連対、10番人気以下が1連対。過去5年の馬連は119倍、20倍、9倍、9倍、9倍。過去3年は3番人気以内で堅く収まっている。

連対馬16頭が前走3着以内。過去5年の連対馬10頭のうち9頭が前走3着以内。前走4着以下から連対した4頭は前走重賞5、5、8着、1勝クラス4着。前走10着以下は[0−0−0−7]で不振。関東馬[2−1−0−16]、関西馬[8−9−10−90]。関東馬は2番人気以内なら[2−1−0−5]。6番人気以下で3着以内に入った9頭は関西馬、そのうち7頭が牡馬だった。穴で関西牡馬を絡めたい。

モノポリオは東京芝1800mの新馬戦を5番手から最速の34.0秒で差し切り1分47秒8で2馬身半差で圧勝。2、8、9着馬が次走未勝利戦を勝っている。前走アイビーSは5番手から3位タイの33.6秒で上がって0.4秒差の3着。勝ったアンドゥーリルはホープフルSで1番人気で7着。2着アートバーゼルは新馬戦で負かしたパントルナイーフが東スポ杯2歳Sを制した。サンデーRで6000万円で募集された森一誠厩舎のリアルスティール産駒でミアネーロの半弟。過去10年でルメール騎手は[1−1−0−4]。

アルトラムスは京都芝内1600mの新馬戦を8番手から最速の34.6秒で差し切り1分34秒4で3馬身差で圧勝。社台RHで3000万円で募集された野中厩舎のイスラボニータ産駒。レーン騎手から岩田望騎手に乗り替わる。バルセシートは京都芝内1600mの新馬戦を8番手から最速の34.8秒で差し切り1分33秒6で3馬身半差で圧勝。前走京都2歳Sは出遅れて後方2番手から5位の35.6秒で上がって0.8秒差の7着。出遅れもあるが、距離が長かったか。レシステンシアの半弟。新馬戦を勝ったマイル戦で一変に注意。

こうやまき賞勝ち馬クールデイトナ、未勝利戦を圧勝したディアダイヤモンド、未勝利戦を勝ったトミーバローズ、サウンドムーブ、フォルナックス、京王杯2歳S5着馬ルートサーティーンなど伏兵は数多い。クールデイトナは唯一の2勝馬。中京芝1600mの未勝利戦は4番手から最速の34.3秒で抜け出して1分33秒4で2馬身差で圧勝。前走こうやまき賞は3番手から3位の33.3秒で抜け出して1分36秒8で優勝。北海道サマーセール484万円の宮地厩舎のフォーウィールドライブ産駒。今週は吉村誠騎手が持ってくるか。

ディアダイヤモンドは新潟芝1600mの未勝利戦を逃げて最速の32.9秒で上がって1分35秒9で7馬身差で圧勝。インゼルRで3200万円で募集された手塚厩舎のサートゥルナーリア産駒。ルメール騎手から新馬戦で騎乗した武豊騎手に乗り替わる。トミーバローズは[1−1−1−0]で前走京都芝内1600mの未勝利戦を2番手から2位タイの35.0秒で抜け出して1分34秒6で優勝。3着イージーライダーは次走未勝利戦を優勝。清水厩舎のヘンリバローズ産駒で近親にエンブロイダリー。吉村誠騎手から坂井騎手に乗り替わる。


調教診断

★アルトラムス
栗CWで2頭併せで軽く仕掛けて先着。気合乗りが良く、大きなストライドでラスト11.3秒。1週前に栗CWで一杯に追ってラスト11.5秒で先着。動き、気配とも目立つ。

★バルセシート
栗坂で軽く仕掛けられた。全体時計は遅いが活気があり、最後までしっかり伸びた。1週前に栗CWで2頭併せで強めに追ってラスト11.8秒で併入。前走惨敗もデキは安定。

★サウンドムーブ
栗CWで3頭併せで一杯に追われた。最後は遅れたが、ラスト11.3秒で動いている。1週前に栗CWで3頭併せで強めに追ってラスト11.7秒で先着。2度使って若干良化。

★ディアダイヤモンド
美坂で2頭併せで馬なりのまま併入。スムーズな走りで余力十分。1週前に南Wで2頭併せで馬なりのまま先着。しなやかなフットワークで走りに余裕がある。久々も仕上げられた。

★モノポリオ
美坂で2頭併せで馬なりのまま併入。1週前に南Wで2頭併せで一杯に追って併入。追ってからズブさがあるが、最後までしぶとく伸びた。まだ動き切れないが、一連のデキはある。

次点(上位5頭に入らなかった馬)
☆クールデイトナ

エイズルブルーム、トミーバローズは調教VTRなし。


レース回顧

2026年 1月12日(祝) 1回京都5日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第60回日刊スポーツ賞シンザン記念
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指)  芝 1600m・外   16頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 2  3  サンダーストラック 牡 3 ハマーハ  57  1.33.4 34.4  9 524 (美)木村哲也
2 8 16  サウンドムーブ     牡 3 団野大成  57  1.33.5 34.3  4 456 (栗)斉藤崇史
3 1  1  アルトラムス       牡 3 岩田望来  57  1.33.6 34.1  3 474 (栗)野中賢二
4 6 11  バルセシート       牡 3 北村友一  57  1.33.7 34.0  2 468 (栗)松下武士
5 7 13  モノポリオ         牡 3 ルメール  57  1.34.1 35.1  1 482 (美)森一誠
6 5  9  エイズルブルーム   牝 3 池添謙一  55  1.34.3 34.4 12 444 (栗)坂口智康
7 6 12  フォルナックス     牝 3 西村淳也  55  1.34.3 35.1  6 464 (栗)奥村豊
8 5 10  ファニーバニー     牝 3 鮫島克駿  55  1.34.3 36.0 15 442 (栗)杉山佳明
9 2  4  ディアダイヤモンド 牝 3 武豊      55  1.34.3 35.0  5 462 (美)手塚貴久
10 1  2  リアライズブラーヴ 牡 3 松山弘平  57  1.34.4 34.8 11 478 (栗)杉山晴紀
11 4  7  カクウチ           牡 3 藤岡佑介  57  1.34.5 35.7 14 460 (栗)小崎憲
12 4  8  トミーバローズ     牡 3 坂井瑠星  57  1.34.6 35.1 10 474 (栗)清水久詞
13 8 15  クールデイトナ     牡 3 吉村誠之  57  1.34.9 35.8  8 480 (栗)宮地貴稔
14 7 14  プレダトゥール     牡 3 亀田温心  57  1.35.1 36.0 16 456 (栗)北出成人
15 3  5  フレイムスター     牡 3 高杉吏麒  57  1.35.4 36.7 13 520 (栗)清水久詞
16 3  6  ルートサーティーン 牡 3 岩田康誠  57  1.36.1 37.4  7 486 (栗)辻野泰之
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LAP :12.4-10.9-11.2-11.9-11.9-12.1-11.5-11.5
通過:34.5-46.4-58.3-70.4  上り:70.1-58.9-47.0-35.1  平均:1F:11.68 / 3F:35.03
単勝   3 \1950 
複勝   3 \520 / 16 \280 / 1 \240 
枠連   2-8 \1880 (10) 
馬連   03-16 \7000 (34) 
ワイド 03-16 \2260 (31)/ 01-03 \2370 (35)/ 01-16 \950 (6) 
馬単   03-16 \19190 (86) 
3連複 01-03-16 \18730 (72/560) 
3連単 03-16-01 \142040 (567/3360) 

サンダーストラックは2枠3番から5番手につけ、4コーナーから直線で内を突いて逃げたファニバニーの外に出すとメンバー4位タイの34.4秒で抜け出してレースを制した。勝ちタイムは1分33秒4。ファニバニーが逃げて前半3F34.5秒、5F58.3秒。上がりは35.1秒、ラップは12.1−11.5−11.5秒。中盤に流れが緩んで長い直線での瞬発力&地力勝負になった。サンダーストラップは押して好位につけた後に折り合いを欠き気味だったが、内から捌いて抜け出すと直線で外に寄れながら伸びてそのまま押し切った。

520キロを超える大型馬でパワータイプ。今の荒れたタフな馬場が合っているのだろう。折り合いを欠いたり、直線で大きく外に寄れたり、粗削りで若さが目立つが、キャロットFで8000万円で募集されたロードカナロア産駒。イクイノックスの木村厩舎に入厩したように素質が高いのだろう。芝2000mの黄菊賞は5着に負けたが、直線で前が壁になって一杯追えなかったもの。芝2000mくらいまではこなせるのではないか。賞金を加算できたため、クラシック路線に戻してくるか。ハマーハンセン騎手はJRA重賞初制覇となった。

サウンドムーブは大外16番枠から中団につけ、直線で馬群に突っ込んでメンバー3位の34.3秒で上がってクビ差の2着。大外枠から団野騎手がある程度ロスなく回り、直線で馬群を捌いて持ってきた。勝ったサンダーストラックとは枠順と通ったコースの差が大きかった。京都芝1800mの未勝利戦を3番手から抜け出して勝ったが、前半5F58.4秒で上がりの掛かるタフなレースだった。やはりこれが今の荒れた馬場にマッチしていたのだろう。団野騎手は京都マイルで穴をあけることが多い。馬体に大物感はないが、堅実に走るタイプ。

アルトラムスは出遅れて後方を進み、徐々に外に出すと直線で外からメンバー2位の34.1秒で追い込んで0.2秒差の3着。一度レースを使ったことでパドックでテンションが高くなっていた。1枠1番は好枠にもアダにもなる枠だが、出遅れたことでモロにアダになった。それでも切れる脚を使って3着まで追い上げたように素質&能力を示した。フェアリーSではキャリア1戦のギリーズボール(2人気)が13着、ノーザンタイタン(4人気)が8着。今年の3歳重賞はタフな馬場、速い流れで今のところはキャリアが問われている。

バルセシートは出遅れて後方を進み、4コーナーで後方2番手からメンバー最速の34.0秒で追い込んで0.3秒差の4着。アルトラムスの外から伸びてきたが、最後までアルトラムスを交わせなかった。末脚に威力はあるが、スタートを含めレースぶりが雑で器用さがない。レシステンシアの半弟で素質&能力は高いが、本格化にはもう少し時間がかかりそうだ。松下厩舎がどう仕上げてくるかのか注目したい。

モノポリオはスタートを決めて5番手につけ、メンバー8位タイの35.1秒で上がって0.7秒差の5着。ルメール騎手が好位置につけて直線で前を交わせばというレースをしたが、直線で反応が鈍くジリジリとしか伸びなかった。前走20キロ増えた馬体が10キロ絞れてパドックでは馬体の造りが目立っただけに物足りない走りだった。母はミスエーニョ。この一族はデビューして数戦は走るが、その後尻つぼみになる馬が多い。



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