2025年 3月22日(土) 2回中京3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第39回中日スポーツ賞ファルコンS
3歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1400m 18頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 3 6 ヤンキーバローズ 牡 3 岩田望来 57 1.21.0 34.3 3 482 (栗)上村洋行
2 8 18 モンドデラモーレ 牡 3 杉原誠人 57 1.21.1 34.8 6 482 (美)千葉直人
3 7 14 リリーフィールド 牝 3 国分恭介 55 1.21.1 35.1 13 424 (栗)小崎憲
4 2 4 パンジャタワー 牡 3 藤岡佑介 57 1.21.1 34.6 1 484 (栗)橋口慎介
5 6 12 ラパンチュール 牝 3 吉田豊 55 1.21.3 34.1 11 456 (美)蛯名正義
6 4 7 シルバーレイン 牡 3 ルメール 57 1.21.4 34.4 2 472 (美)萩原清
7 7 15 アーリントンロウ 牡 3 西村淳也 57 1.21.6 35.5 9 512 (栗)松下武士
8 5 9 チムグクル 牡 3 団野大成 57 1.21.7 34.9 12 426 (栗)福永祐一
9 8 17 モジャーリオ 牡 3 斎藤新 57 1.21.7 34.9 14 460 (美)斎藤誠
10 6 11 トータルクラリティ 牡 3 北村友一 57 1.21.9 35.6 4 474 (栗)池添学
11 1 1 タイセイカレント 牡 3 丸山元気 57 1.22.0 35.0 8 474 (栗)矢作芳人
12 3 5 モズナナスター 牝 3 丹内祐次 55 1.22.1 34.9 10 450 (栗)矢作芳人
13 1 2 ライツユーアップ 牝 3 角田大和 55 1.22.1 35.8 17 430 (栗)角田晃一
14 2 3 バニーラビット 牡 3 吉田隼人 57 1.22.1 34.7 15 490 (栗)武幸四郎
15 4 8 ニタモノドウシ 牡 3 菅原明良 57 1.22.2 35.4 5 468 (美)高木登
16 7 13 クラスペディア 牡 3 小崎綾也 57 1.22.4 35.6 7 492 (栗)河嶋宏樹
17 5 10 キャッスルレイク 牝 3 亀田温心 55 1.22.7 36.0 16 462 (栗)松下武士
18 8 16 スマッシュアウト 牡 3 永島まな 57 1.25.1 38.7 18 444 (美)栗田徹
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LAP :12.1-11.1-11.2-11.6-11.7-11.5-11.8
通過:34.4-46.0-57.7-69.2 上り:68.9-57.8-46.6-35.0 平均:1F:11.57 / 3F:34.71
単勝 6 \630
複勝 6 \260 / 18 \320 / 14 \1410
枠連 3-8 \2120 (10)
馬連 06-18 \2450 (5)
ワイド 06-18 \990 (7)/ 06-14 \4600 (54)/ 14-18 \5940 (60)
馬単 06-18 \4330 (8)
3連複 06-14-18 \36940 (132/816)
3連単 06-18-14 \147530 (568/4896)
ヤンキーバローズは内ラチ沿いの10番手から直線で外に持ち出すとメンバー2位の34.3秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイムは1分21秒0。リリーフィールドが逃げて前半3F34.4秒、5F57.7秒のやや緩い流れで外から差す馬には厳しいレースになった。ヤンキーバローズは道中少し折り合いを欠いたが、岩田望騎手がなだめて内ラチ沿いをロスなく回り、直線で上手く外に出せたことが功を奏した。これでデビューから[2−1−1−1]で上がりは全てメンバー1、2位。前3走は善戦止まりが続いたが、テン乗りの岩田望騎手の好騎乗で重賞初制覇を飾った。母キャンディバローズはファンターS勝ち馬。芝1400mも合っているのだろう。次走はNHKマイルCに向かう予定。
モンドデラモーレは大外18番枠からスタートを決めて4番手につけ、メンバー6位の34.8秒で上がってクビ差の2着。大外枠、杉原騎手で6番人気だったが、穴馬◎で狙って正解だった。大外枠から終始外を回ったことを考えると勝ち馬より強いレースをしている。直線でヤンキーバローズに交わされた後にしぶとく食い下がったように勝負根性もある。前走ジュニアCでファンダムの0.1秒差の2着に入ったのは、やはりダテではなかった。芝1800m→1600m→1400mと使ってきた馬で距離延長は問題ない。前3走は外枠。次走NHKマイルCで内枠に入ったら要注意。杉原騎手は今年の重賞[2−1−0−6]で単勝回収率233%、複勝回収率111%。
リリーフィールドは7枠14番からハナを切って前半3F34.4秒で進み、メンバー11位の35.1秒で上がって0.1秒差の3着。芝1400mのもみじS(OP)を圧勝し、前走フィリーズレビューで4番人気に支持された馬が13番人気で激走した。スタート後に強引に内に切れ込んだことで不利を受けた馬がいる。芝で武豊騎手では[0−0−0−3]、武豊騎手以外では[1−0−1−0]。今年の重賞で武豊騎手から乗り替わった馬は[0−2−1−4]。リリーフィールドは国分恭騎手で人気がなかったが、ある意味、豊チャンスだったか。リリーフィールドは春の目標は葵Sになりそうだ。
パンジャタワーは8番手からメンバー4位の34.6秒でがって0.1秒差の3着。向こう正面でリリーフィールドが内に切れ込んだことでごちゃつく不利があった。勝ち馬とは0.1秒差だけに前半にリズムを崩したことが響いた印象。前走朝日杯FSは12着に終わったが、京王杯2歳Sを勝った芝1400mで巻き返した。父はタワーオブロンドン。やはり芝1400mが合うのだろう。昨年以降の重賞で藤岡佑騎手は1番人気では[0−0−2−4]で連対がない。5戦のうち4戦が3、4着に終わっている。
ラパンチュールは出遅れて最後方を進み、大外からメンバー最速の34.1秒で追い込んで0.3秒差の5着。内をロスなく回って勝ったヤンキーバローズの上がりを0.2秒上回ったが、最後方から大外ブン回しでは厳しかった。これで4戦連続で最速上がり。もう少しレースが上手くなれば、あっさり勝ってもおかしくない。
シルバーレインはスタートで外に寄れて他馬と接触して後方を進み、メンバー3位の34.4秒で追い込んで0.4秒差の6着。道中折り合いを欠いて後方3番手になった。前走1勝Cは前半3F34.1秒、5F57.1秒。速い流れで地力勝負が合うタイプなのだろう。ルメール騎手は東京芝1400mがベストとコメント。
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