神戸新聞杯
2022/9/25 中京競馬場 芝2200m

レース展望

菊花賞トライアル。今年も中京芝2200mで行われる。過去10年で1番人気は[7−1−0−2]で8連対。ダービー4、5着馬は[2−1−0−0]で堅実。2番人気は[2−2−2−4]で4連対、3番人気は[1−2−2−5]で3連対。連対馬15頭が3番人気以内、残る5頭は5、6、7、8、8番人気。過去5年の馬連は4倍、7倍、1.3倍、6倍、33倍。昨年は不良馬場で中穴決着になった。

連対馬17頭が前走5着以内。そのうち13頭が前走ダービーに出走していた。前走10着以下は[0−2−1−25]でダービーは[0−2−1−16]、ダービー以外は[0−0−0−9]。6番人気以下は[0−4−5−80]で3着以内に入った9頭は逃げ1頭、先行1頭、差し1頭、追込6頭。20年は14番人気のロバートソンキーが直線一気で3着。追い込みタイプが突っ込んで穴をあけることが多い。

過去10年でノーザンF生産馬は[7−6−5−24]で1、1、1、1、2、2、3番人気が勝ち、1、2、3、3、5、6番人気が2着、2、3、3、4、7番人気が3着。ジャスティンパレス、ジュンブロッサム、パラレルヴィジョン、レヴァンジルが該当する。社台F生産馬は[0−1−1−14]で8番人気が2、3着。アスクワイルドモア、サトノヘリオス、ボルドグフーシュが該当する。社台白老F生産馬は[0−0−0−6]。コントゥラットが該当する。

プラダリアは青葉賞を5番手から2位の34.2秒で差し切って2分24秒2で優勝。前走ダービーは前半5F58.9秒で5番手から7位の35.2秒で上がって0.9秒差の5着。1、2、4着は10番手以下から追い込んだ馬。先行してしぶとく伸びたが、決め手のあるG1実績馬に切れ負けした。ディープインパクト産駒で母系にオークス3着馬リトルオードリーがいる。中京では芝2000mの新馬戦、未勝利戦で2着がある。今年は皐月賞1〜8着馬、ダービー1〜4着馬が不在。休み明けで本番前にどこまで仕上げてくるか。

ヴェローナシチーは[1−3−3−0]で3着以内を確保。京都新聞杯は後方2番手から3位の35.4秒で上がって半馬身差の2着。大外を回っていい脚を長く使っている。前走白百合Sは5番手から最速の34.4秒で上がって0.2秒差の2着。勝ったフェーングロッテンはラジオNIKKEI賞を勝ち、新潟記念で3着に入った。まだ33秒台で上がったことがなく、中京の高速馬場で上がり勝負になると厳しいが、ある程度流れて上がりの掛かるレースになれば簡単にはバテない。父エビファネイアは神戸新聞杯、菊花賞を連勝している。

未勝利、1勝クラスを連勝したパラレルヴィジョン、京都新聞杯勝ち馬アスクワイルドモア、同3着馬ボルドグフーシュ、スプリングS勝ち馬ビーアストニッシド、ホープフルS2着馬ジャスティンパレス、ラジオNIKKEI賞3着馬サトノヘリオス、青葉賞5着馬レヴァンジル、出雲崎特別をレコード勝ちしたジュンブロッサムなど。パラレルヴィジョンは東京芝2000mの1勝クラスを後方2番手から最速の33.5秒で差し切り1分58秒0で3馬身半差で圧勝。キャロットFで5000万円で募集された国枝厩舎のキズナ産駒。過去10年の神戸新聞杯で前走1勝Cは[0−0−2−19]。過去10年でルメール騎手は[4−0−0−1]。



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