函館スプリントS
2021/6/13 札幌競馬場 芝1200m

レース展望

サマースプリントシリーズの第1戦。今年は札幌で行われる。過去10年で1番人気は[2−1−2−5]で3連対。過去8年は[1−0−2−5]で1連対のみ。単勝1倍台の断然人気は[0−1−1−1]。2番人気は[1−2−1−6]で3連対、3番人気は[2−1−2−5]で3連対。6〜9番人気が3連対、10番人気以下が4連対。過去5年の馬連は170倍、30倍、104倍、19倍、57倍で荒れている。

連対馬14頭に芝1200mで重賞3着以内またはOP特別連対があった。これらがない6頭のうち5頭に芝1400m重賞で連対があった。芝1200mでOP以上の実績がなくても芝1400m重賞で連対があれば狙い目はある。牡馬は[7−8−3−69]で15連対、牝馬は[3−2−7−38]で5連対。牝馬は17年まで7年のうち5年で連対していたが、過去3年は[0−0−2−12]で3着が2回あるのみ。

カレンモエは芝1200m[4−3−2−1]で4着以内を確保。京阪杯は2番手から10位タイの34.3秒で上がってクビ差の2着。テン乗りの松若騎手が4コーナーから直線で外に出すロスがあった。前走オーシャンSは2番手から6位タイの34.3秒で上がってハナ差の2着。馬体が6キロ減って少し腹目がガレていた。安田隆厩舎の管理馬で父はロードカナロア、母はカレンチャン。鮫島駿騎手では[2−1−1−0]。

シゲルピンクルビーは阪神JF17着、桜花賞16着に終わったが、芝1400mは2戦2勝でフィリーズレビューを1分20秒7で勝っている。2着ヨカヨカは芝1200mの葵Sで2着に入った。シゲルピンクダイヤの半妹でモーリス産駒。芝1200mは初めてになるが、フィリーズレビューの1200m通過は1分8秒5だった。今年2年目の泉谷騎手(今年27勝、武豊騎手は26勝)が騎乗する。50キロで出走できる。

オーシャンS勝ち馬コントラチェック、同3着馬ビアンフェ、京都牝馬S2着馬ギルデッドミラー、阪急杯2着馬ミッキーブリランテ、ダートのスプリント重賞3勝のジャスティン、北海道の芝1200m[2−1−0−0]のケープコッド、昨年の函館2歳S勝ち馬リンゴアメなど。コントラチェックは穴馬で狙ったオーシャンS(稍重)を2番手からカレンモエとの叩き合いを制して11番人気で優勝。オーシャンSは同斤だったが、今回はカレンモエより1キロ重い55キロを背負う。詰めが甘い点を展開と位置取りでカバーできれば。



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