2021年 1月11日(祝) 1回中山4日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第37回フェアリーS
3歳・オープン・G3(別定) (牝)(国際)(特指) 芝 1600m 16頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 5 9 ファインルージュ 牝 3 ルメール 54 1.34.4 35.0 3 492 (美)木村哲也
2 8 15 ホウオウイクセル 牝 3 丸田恭介 54 1.34.8 35.2 8 420 (美)高柳瑞樹
3 1 1 ベッラノーヴァ 牝 3 丸山元気 54 1.34.9 34.9 6 402 (美)金成貴史
4 4 8 テンハッピーローズ 牝 3 福永祐一 54 1.35.1 36.1 1 440 (栗)高柳大輔
5 3 6 ネクストストーリー 牝 3 杉原誠人 54 1.35.3 36.1 11 498 (美)中川公成
6 4 7 タイニーロマンス 牝 3 内田博幸 54 1.35.4 36.5 5 524 (美)金成貴史
7 2 4 ニシノエルサ 牝 3 勝浦正樹 54 1.35.5 35.8 15 448 (美)中野栄治
8 2 3 アトミックフレア 牝 3 酒井学 54 1.35.5 35.7 9 434 (栗)渡辺薫彦
9 5 10 シャドウファックス 牝 3 大野拓弥 54 1.35.5 36.7 4 446 (美)宮田敬介
10 3 5 クールキャット 牝 3 津村明秀 54 1.35.5 36.8 2 516 (美)奥村武
11 6 12 ラストリージョ 牝 3 柴田大知 54 1.35.7 36.6 12 454 (美)蛯名利弘
12 6 11 オプティミスモ 牝 3 藤井勘一 54 1.36.0 36.9 7 416 (栗)石坂公一
13 1 2 プリティインピンク 牝 3 山田敬士 54 1.36.0 36.7 13 412 (美)小手川準
14 8 16 グロリユーノワール 牝 3 野中悠太 54 1.36.1 36.1 14 436 (美)清水英克
15 7 13 カラパタール 牝 3 横山武史 54 1.36.3 37.5 10 446 (美)池上昌和
16 7 14 ビップエレナ 牝 3 菊沢一樹 54 1.39.0 39.5 16 468 (美)田島俊明
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LAP :12.4-11.6-11.8-11.0-11.9-12.0-11.9-11.8
通過:35.8-46.8-58.7-70.7 上り:70.4-58.6-47.6-35.7 平均:1F:11.80 / 3F:35.40
単勝 9 \550
複勝 9 \240 / 15 \480 / 1 \400
枠連 5-8 \3460 (15)
馬連 09-15 \6970 (24)
ワイド 09-15 \2110 (25)/ 01-09 \1520 (18)/ 01-15 \3310 (39)
馬単 09-15 \9640 (35)
3連複 01-09-15 \24370 (86/560)
3連単 09-15-01 \120220 (404/3360)
ファインルージュは中団の外からメンバー2位の35.0秒で差し切って2馬身半差で圧勝した。勝ちタイムは1分34秒4。セレクトセールでファインルージュは3564万円、ホウオウイクセルは1728万円で取り引きされた馬。今回のメンバーでセレクトセール1、2位の馬で決着した。タイニーロマンスが逃げて前半3F35.8秒、5F58.7秒。途中からクールキャットが強引に捲ったことで前に行った馬が厳しくなり、差し馬が上位を独占した。ファインルージュは新馬戦と同様にバテない強みを発揮。レースのラスト3Fは12.0−11.9−11.8秒で尻上がりだった。欲を言えばもう少し切れ味が欲しいが、こういうバテな馬はタフなレースになるG1で激走することが多い。今後は一度使って桜花賞を目指すことになりそうだ。
ホウオウイクセルは中団の外からメンバー3位の35.2秒で伸びて0.4秒差の2着。8番人気で激走した。不利な8枠15番から外を回ったが、差しが決まる展開と外が伸びる馬場で相殺できた。フェアリーSでは芝1800m経験のある馬が激走する傾向があるが、今年は芝1800m経験のある馬がホウオウイクセルしかいなかった。小柄な牝馬でもタフな馬場をこなすタイプ。フラワーCあたりでまた激走がありそうだ。
ベッラノーヴァは1枠1番スタートから徐々に位置取りが悪くなって最後方を進み、大外からメンバー最速の34.9秒で追い込んで0.5秒差の3着。勝負どころで絶望的な位置にいたが、強烈な末脚で3着まで追い上げた。402キロの小柄な牝馬だが、最速上がりを繰り出して能力を示した。祖母ベッラレイアはオークス2着馬で末脚がしっかりした馬だった。賞金を加算できなかったが、オークスに向けて少し期待してみたい。
テンハッピーローズは中団から早めに上がってメンバー6位タイの36.1秒で上がって0.7秒差の4着。早めに動いて勝ちに行ったぶん直線で伸び切れなかった。前2走よりも速い流れになり地力負けか。芝1200mの新馬戦を勝った馬。距離を短くしてきたら注意したい。
タイニーロマンスはハナを切った後に外からクールキャットに捲られて先頭を奪われ、メンバー9位の36.5秒で上がって0.8秒差の6着。外から捲られてリズムがおかしくなり惨敗してもおかしくなかったが、最後までしぶとく伸びていた。末脚の持続力が優れた馬。次走スムーズなら一変がありそうだ。
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