2020年11月14日(土) 5回阪神3日 天候: 晴 馬場状態: 良
11R 第55回デイリー杯2歳S
2歳・オープン・G2(馬齢) (国際)(指定) 芝 1600m・外 8頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 2 2 レッドベルオーブ 牡 2 福永祐一 55 1.32.4 34.0 1 468 (栗)藤原英昭
2 1 1 ホウオウアマゾン 牡 2 松山弘平 55 1.32.4 34.2 2 498 (栗)矢作芳人
3 3 3 スーパーホープ 牡 2 川田将雅 55 1.32.6 34.2 4 510 (栗)藤岡健一
4 8 8 ビゾンテノブファロ 牡 2 原優介 55 1.33.2 34.5 8 468 (美)小桧山悟
5 6 6 カイザーノヴァ 牡 2 坂井瑠星 55 1.33.3 35.1 3 462 (栗)矢作芳人
6 4 4 シティレインボー 牡 2 池添謙一 55 1.33.4 34.9 6 476 (栗)池添兼雄
7 7 7 コスモアシュラ 牡 2 国分優作 55 1.34.6 36.3 7 500 (美)中野栄治
8 5 5 $スーパーウーパー 牝 2 武豊 54 1.35.7 37.6 5 460 (栗)森秀行
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LAP :12.9-10.9-11.2-11.6-11.5-11.4-10.9-12.0
通過:35.0-46.6-58.1-69.5 上り:68.6-57.4-45.8-34.3 平均:1F:11.55 / 3F:34.65
単勝 2 \130
複勝 2 \100 / 1 \110 / 3 \130
馬連 01-02 \270 (1)
ワイド 01-02 \140 (1)/ 02-03 \170 (2)/ 01-03 \330 (5)
馬単 02-01 \340 (1)
3連複 01-02-03 \430 (1/56)
3連単 02-01-03 \890 (1/336)
レッドベルオーブは中団からメンバー最速の34.0秒で差し切ってレースを制した。勝ちタイム1分32秒4は2歳レコード。前走芝1200mで逃げ切ったスーパーウーパー(武豊騎手)が逃げて前半5F58.1秒の速い流れ。8頭立てでこんなに飛ばす必要はないが、高速馬場でスーパーウーパーが飛ばして速い流れになり、レコード決着になった。レッドベルオーブは勝負どころで手応えが良く、先に抜け出したホウオウアマゾンとの叩きを制した。前走中京芝1600mの未勝利戦を1分33秒1のレコードで圧勝した馬がまたレコードで制した。昨年のデイリー杯2歳Sを全兄レッドベルジュールが勝っており兄弟制覇となった。ノーザンファーム生産のディープインパクト産駒。大事に仕上げる藤原英厩舎の管理馬が2戦連続でレコード勝ち。タフなレースが続いたため、次走朝日杯FSは状態面に注意したい。
ホウオウアマゾンは2番手からメンバー2位タイの34.2秒で伸びて頭差の2着。レッドベルオーブに交わされてからもしぶとく食い下がっていた。母ヒカルアマランサスはヴィクトリアマイル2着馬。サリオスをゴツくしたようなタイプでパワー型に映るが、前4走は2、1、1、2着で上がりは2、1、1、2位。母ヒカルアマランサスは強烈な末脚を繰り出した馬。どこかで脚質転換するかもしれない。社台馬主の馬は出走がなかったが、1、2着ノーザンファーム生産馬、3着社台ファーム生産馬。生産牧場賞はG2では1着65万円、2着45万円、3着16万円。社台は生産馬で稼いでいる。騎手も空気を読むので注意したい。
スーパーホープは後方からメンバー2位タイの34.2秒で伸びて0.2秒差の3着。これで[1−1−2−1]で4着以内を確保し、上がりは全てメンバー1、2位。プールヴィルの半弟でキズナ産駒。プールヴィルは芝1400mがベストだが、スーパーホースは芝1600mでも問題なさそうだ。
カイザーノヴァは2番手から伸び切れず0.9秒差の5着。差し追い込みタイプが速い流れにも関わらず2番手につけて自滅した。モーリス産駒だが、非社台生産馬。ただし北海道で走ってきたカイザーノヴァに1分32秒台の決着は速過ぎたこともある。矢作厩舎の管理馬は惨敗してもあっさり巻き返すので注意したい。
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