2020年 7月 5日(日) 2回福島2日 天候: 曇 馬場状態:稍重
11R 第69回ラジオNIKKEI賞
3歳・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1800m 12頭立
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着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
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1 1 1 バビット 牡 3 内田博幸 53 1.47.3 35.8 8 454 (栗)浜田多実
2 8 11 パンサラッサ 牡 3 三浦皇成 54 1.48.1 36.4 7 458 (栗)矢作芳人
3 2 2 ディープキング 牡 3 戸崎圭太 52 1.48.1 36.0 5 474 (栗)藤原英昭
4 7 9 パラスアテナ 牝 3 武豊 52 1.48.2 36.2 1 452 (美)高柳瑞樹
5 8 12 ルリアン 牡 3 坂井瑠星 54 1.48.4 36.6 3 512 (栗)佐々木晶
6 5 5 サクラトゥジュール 牡 3 石橋脩 54 1.48.5 36.1 4 488 (美)堀宣行
7 3 3 アルサトワ 牡 3 田辺裕信 54 1.48.6 36.8 6 500 (栗)斉藤崇史
8 5 6 アールクインダム 牝 3 吉田豊 51 1.49.1 36.6 12 466 (美)伊藤大士
9 6 7 ベレヌス 牡 3 西村淳也 53 1.50.3 38.4 11 524 (栗)杉山晴紀
10 6 8 グレイトオーサー 牡 3 レーン 54 1.50.8 39.2 2 508 (美)堀宣行
11 4 4 コンドゥクシオン 牡 3 石川裕紀 53 1.50.9 38.6 10 508 (美)中舘英二
12 7 10 コスモインペリウム 牡 3 柴田大知 53 1.50.9 38.9 9 508 (美)和田雄二
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LAP :12.0-10.8-12.6-11.9-12.3-11.9-11.9-11.6-12.3
通過:35.4-47.3-59.6-71.5 上り:71.9-60.0-47.7-35.8 平均:1F:11.92 / 3F:35.77
単勝 1 \2020
複勝 1 \500 / 11 \580 / 2 \360
枠連 1-8 \3260 (14)
馬連 01-11 \11240 (43)
ワイド 01-11 \3380 (46)/ 01-02 \1870 (28)/ 02-11 \1730 (26)
馬単 01-11 \25750 (93)
3連複 01-02-11 \22480 (104/220)
3連単 01-11-02 \173020 (679/1320)
バビットは前半3F35.4秒、5F59.6秒で逃げ、メンバー最速の35.8秒で後続を引き離して5馬身差で圧勝した。勝ちタイムは1分47秒3。団野騎手が落馬負傷で内田博騎手が騎乗した。午後に雨が降る予報が出ていたが、雨は降らず馬場は稍重に回復。バビットは逃げて最速上がりで後続を突き放す強い内容で重賞初制覇。逃げ先行馬が揃っていたが、1枠1番からあっさりハナを切れたこと、馬場が乾く途中で内が有利になったことが有利に働いている。相手なりに堅実に走るタイプで他馬に簡単に抜かせない勝負根性がある。ナカヤマフェスタ産駒はガンコ(日経賞)に続き重賞2勝目。浜田調教師はカワキタエンカ(中山牝馬S)に続き重賞2勝目となった。今後は中距離路線か、どこかを使って菊花賞に向かうことになりそうだ。
パンサラッサは3番手から徐々に押し上げ、メンバー4位の36.2秒でしぶとく伸びて0.8秒差の2着。最後は一杯になったが、7戦連続で芝2000mを使ってきた馬がしぶとさを発揮した。不良馬場の未勝利戦を大差勝ちした馬。馬場はもっと渋った方が良かったか。前に行く馬が揃っても流れが速くならず、人気のグレイトオーサーが掛かって自滅し、ルリアン、パラスアテナが後方からのレースになったこともプラスに働いている。速い上がりを繰り出したことがなく、前に行ってしぶとい脚を使えるタイプ。賞金を加算できたため、セントライト記念から菊花賞を目指すことになりそうだ。
ディープキングは後方からメンバー2位の36.0秒で伸びて0.8秒差の3着。スタートで寄られて後方からのレースになったが、前2走最速上がりを繰り出した馬がいい脚を長く使って馬群を捌きながら伸びてきた。ディープインパクト産駒で追って味がある。今日の福島芝1800〜2000mは5戦のうち3戦でディープインパクト産駒が勝っていた。馬場が回復したことがプラスに働いている。
パラスアテナは後方から捲ってメンバー4位の36.2秒で上がり0.9秒差の4着。スタートを決めた後に武豊騎手が控えて位置取りが後ろになり、勝負どころで大外をブン回したことが堪えている。。過去10年で52キロ以下は[0−0−0−21]、牝馬は[0−1−0−16]。データ通りの結果になったが、前残りの展開で控え過ぎた感が強い。相馬眼的に重賞でやれる力はある。牝馬限定重賞で注意したい。
ルリアンは中団から大外を回って進出し、メンバー6位タイの36.6秒で上がって0.9秒差の5着。1コーナーで折り合いを欠いて頭を上げ、大外を回って早めに動き、直線で伸び切れなかった。前3走は腕っぷしの強い川田騎手が騎乗していた。テン乗りの坂井騎手が動かし切れなかったか。もっと長い距離が合っている。
グレイトオーサーは5番手につけたが、掛かって上がって2番手に押し上げ、直線で一杯になって3.5秒差の10着。パドックでイレ込んでいた。スタートしてから折り合いを欠き1コーナーで頭を上げ、バックストレッチに入ると我慢できずに外から掛かって自滅した。母はディアデラノビア。気性面の成長を待ちたい。
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