2020年 3月28日(土) 3回中山1日 天候: 曇 馬場状態: 良
11R 第68回日経賞
4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 2500m 14頭立
------------------------------------------------------------------------------
着枠 馬 馬名 性齢 騎手 斤量 タイム 3F 人体重 廐舎
------------------------------------------------------------------------------
1 8 14 ミッキースワロー 牡 6 横山典弘 56 2.32.9 35.7 1 478 (美)菊沢隆徳
2 6 10 モズベッロ 牡 4 池添謙一 56 2.33.1 35.6 2 472 (栗)森田直行
3 7 12 スティッフェリオ 牡 6 田辺裕信 57 2.33.1 36.1 9 448 (栗)音無秀孝
4 7 11 サンアップルトン 牡 4 柴田善臣 55 2.33.3 35.3 6 470 (美)中野栄治
5 8 13 アイスバブル 牡 5 津村明秀 56 2.33.5 35.7 11 452 (栗)池江泰寿
6 5 8 エタリオウ 牡 5 岩田康誠 56 2.33.5 36.6 3 466 (栗)友道康夫
7 3 4 レッドレオン 牡 5 藤岡佑介 56 2.34.3 37.1 4 452 (栗)角居勝彦
8 4 6 ウインイクシード 牡 6 横山武史 56 2.34.4 37.9 8 496 (美)鈴木伸尋
9 3 3 ポンデザール 牝 5 石橋脩 54 2.34.4 36.5 10 498 (美)堀宣行
10 1 1 サトノクロニクル 牡 6 大野拓弥 56 2.34.7 37.5 5 468 (栗)池江泰寿
11 2 2 マイネルカレッツァ 牡 8 丹内祐次 56 2.35.2 37.8 14 518 (美)加藤士津
12 4 5 ヤマカツライデン 牡 8 勝浦正樹 56 2.35.4 38.7 13 544 (栗)池添兼雄
13 5 7 *ソウルスターリング 牝 6 丸山元気 54 2.35.7 39.4 7 512 (美)藤沢和雄
14 6 9 ガンコ 牡 7 松田大作 56 2.37.2 40.4 12 510 (栗)武英智
------------------------------------------------------------------------------
LAP : 6.9-11.2-11.7-12.9-12.6-13.2-12.7-12.0-11.3-11.8-12.4-11.7-12.5
通過:29.8-42.7-55.3-68.5 上り:71.7-59.7-48.4-36.6 平均:1F:12.23 / 3F:36.70
単勝 14 \340
複勝 14 \150 / 10 \210 / 12 \530
枠連 6-8 \1090 (3)
馬連 10-14 \1270 (2)
ワイド 10-14 \520 (3)/ 12-14 \1440 (24)/ 10-12 \2200 (30)
馬単 14-10 \2410 (4)
3連複 10-12-14 \7980 (33/364)
3連単 14-10-12 \33160 (121/2184)
ミッキースワローは後方から外を回って押し上げ、メンバー3位タイの35.7秒で差し切りレースを制した。勝ちタイムは3分32秒9。中盤に流れが緩んだがラスト6Fからペースアップし、上がりの掛かる差し馬向きの展開になった。内が荒れた馬場で外から差した馬が上位を独占した。ミッキースワローは後方から早めに押し上げて差し切り重賞3勝目。これで中山のG2では[2−2−0−1]となった。前走AJC杯は故障した煽りを受け外に振られて減速する不利があった。不利があって負けた馬は次走激走することが多いがその通りとなった。中山芝2200m以上、良馬場では[3−2−0−0]。この条件で注意したい。次走は天皇賞(春)に向かう予定。
モズベッロは後方から外を回ってメンバー2位の35.6秒で突っ込んで0.2秒差の2着。前走日経新春杯を勝った上がり馬が外を回っていい脚を長く使って2着を確保。前走は52キロの軽ハンデだったが、今回は別定戦で4キロ増の56キロを背負って地力強化を示した。パワーのある馬でタフな馬場が合うタイプ。上がりの掛かる馬場も合っていたのだろう。次走は天皇賞(春)に向かう予定。高速馬場になったときに対応できるかがカギになる。
スティッフェリオは中団の外から早めに上がってメンバー5位の36.1秒で上がって0.2秒差の3着。前3走は前に行って12、13、8着に惨敗したが、中団でタメてレースぶりが一変した。昨年のオールカマーを逃げ切った馬。日経賞は中山芝2200m以上のG2で連対がある馬の激走が多いが、その通り9番人気で穴をあけた。1、2着馬より1キロ重い57キロを背負っていた。差すレースで3着に入ったことは今後に繋がりそうだ。
サンアップルトンは最後方からメンバー最速の35.3秒で追い込んで0.4秒差の4着。前走3勝クラスを勝った馬がいい脚を長く使って掲示板を確保。これで5戦連続で最速上がり。ガツンと切れないが、タフな馬場で速い上がりを繰り出せるタイプ。ハンデ戦の目黒記念あたりで激走がありそうだ。
サトノクロニクルは中団から伸び切れず1.8秒差の10着。ひと叩きしてデキは上向いていたが、1枠1番から終始荒れた内を通ったことが堪えた。池江厩舎の管理馬は不振に陥ると脱せずに終わる馬が多いが、サトノクロニクルはまだ変わり身が見込める。次走人気が落ちるようなら注意したい。
|