スプリングS
2020/3/22 中山競馬場 芝1800m

レース展望

過去10年で1番人気は[3−4−2−1]で7連対。単勝1倍台は[0−0−2−0]、2倍台は[1−3−0−0]、3倍以上は[2−1−0−1]。単勝1倍台の断然人気は連対がない。2番人気は[1−1−1−7]で2連対、3番人気は[2−2−0−6]で4連対。最近5年の馬連は10倍、33倍、13倍、6倍、102倍。昨年は10番人気のエメラルファイトが勝って大波乱になった。

連対馬20頭のうち17頭が前走3着以内。前走G3で3着以内に入った馬が3番人気以内なら[3−3−0−3]で6連対。特に[3−0−0−0]の3着馬に注意。最近7年の連対馬14頭のうち12頭が前走1着。前走1勝クラス勝ち馬に注目。関東馬は[7−3−7−55]、関西馬は[3−7−3−54]。関東馬は1着、関西馬は2着が多い。穴で前走4着前後に負けた関西馬に注意。

ヴェルトライゼンデは小倉芝1800mの新馬戦は3番手から最速の36.8秒で抜け出して3馬身差で圧勝。萩Sは3番手から最速タイの34.5秒で抜け出して優勝。前走ホープフルSは中団から最速タイの35.8秒で伸びて0.2秒差の2着。池江厩舎のドリームジャーニー産駒で半兄にワールドエース、ワールドプレミアがいる。昨年5月以降の重賞で池江厩舎は[0−5−7−34]で未勝利。薬物規制強化の影響か?

ファルコニアは[2−2−0−0]で京都芝1800mの未勝利、小倉芝2000mのあすなろ賞を2連勝。前走は外を回っていい脚を長く使い、メンバー最速の35.8秒で差し切った。角居厩舎のディープインパクト産駒でトーセンカンビーナの全弟。こういう崩れない馬は3歳重賞で激走することが多い。過去10年で社台RHの馬は[3−1−1−3]で3番人気以内なら[3−0−0−1]。Mデムーロ騎手が騎乗する。

前走ジュニアCを勝ったサクセッション、前走共同通信杯5着のココロノトウダイ、[1−2−1−0]のアオイクレアトール、前走つばき賞3着のシルバーエース、前走共同通信杯7着のエンなど。サクセッションは中山芝[2−0−0−0]でアスター賞、ジュニアCを勝っている。国枝厩舎の管理馬は中山の重賞に強い。昨年以降の重賞で三浦騎手は[1−2−1−50]で勝率1.9%。ココロノトウダイは福島芝1800mのきんもくせい特別を勝っており小回りコースが合うタイプ。今年の重賞で丸山騎手は[0−0−0−9]。


レース回顧

2020年 3月22日(日) 2回中山9日  天候: 晴   馬場状態: 良 
11R  第69回フジテレビ賞スプリングS
3歳・オープン・G2(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定)  芝 1800m   10頭立
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着枠 馬  馬名               性齢 騎手     斤量 タイム  3F  人体重     廐舎
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1 7  7  ガロアクリーク     牡 3 ヒューイ  56  1.49.8 33.8  6 496 (美)上原博之
2 3  3  ヴェルトライゼンデ 牡 3 池添謙一  56  1.50.0 34.2  1 490 (栗)池江泰寿
3 8  9  サクセッション     牡 3 三浦皇成  56  1.50.3 34.1  2 510 (美)国枝栄
4 5  5  ファルコニア       牡 3 M.デム  56  1.50.3 34.7  3 450 (栗)角居勝彦
5 7  8  アオイクレアトール 牡 3 田辺裕信  56  1.50.4 34.9  5 468 (美)古賀慎明
6 2  2  シルバーエース     牡 3 横山典弘  56  1.50.7 35.1  7 466 (栗)橋口慎介
7 4  4  ココロノトウダイ   牡 3 丸山元気  56  1.50.7 34.8  4 520 (美)手塚貴久
8 8 10  ラグビーボーイ     牡 3 北村宏司  56  1.51.2 35.0  9 492 (美)勢司和浩
9 1  1 $エン               牡 3 柴田大知  54  1.51.5 35.7  8 470 [地]河津裕昭
10 6  6  ガミラスジャクソン 牡 3 鴨宮祥行  56  1.52.2 35.6 10 448 [地]長南和宏
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LAP :12.8-12.1-12.6-13.0-12.7-12.3-11.8-11.1-11.4
通過:37.5-50.5-63.2-75.5  上り:72.3-59.3-46.6-34.3  平均:1F:12.20 / 3F:36.60
単勝   7 \1660 
複勝   7 \380 / 3 \110 / 9 \140 
枠連   3-7 \710 (3) 
馬連   03-07 \2910 (11) 
ワイド 03-07 \780 (11)/ 07-09 \1350 (16)/ 03-09 \200 (1) 
馬単   07-03 \9820 (26) 
3連複 03-07-09 \3050 (10/120) 
3連単 07-03-09 \37220 (101/720) 

ガロアクリークは中団の後ろからメンバー最速の33.8秒で差し切りレースを制した。勝ちタイムは1分49秒8。アオイクレアトールが逃げて前半5F63.2秒のスローペース。上がりは34.3秒でラップは11.8−11.1−11.4秒。スローの瞬発力勝負で決め手のある馬が上位を独占した。ガロアクリークはホープフルS11着、水仙賞4着に終わったが、新馬戦を勝ったときと同じ超スローの上がり勝負で豪快に差し切り重賞初制覇を飾った。飛びが大きくトップスピードの持続力が優れた馬。その持ち味をヒューイットソン騎手が上手く引き出した。キンシャサノキセキ産駒。ヒューイットソン騎手は2000mまでが限界かもしれないとコメント。次走は皐月賞に向かう予定。

ヴェルトライゼンデは中団からメンバー3位の34.2秒で伸びて0.2秒差の2着。出遅れた後に中団に押し上げ、直線でもしぶとく伸びたが、勝ったガロアクリークに切れ負けした。地力タイプのため、超スローの上がり勝負が堪えている。ホープフルS2着馬で単勝1.7倍の断然人気に支持された馬が、前走1勝クラスで4着に負けた馬に切れ負け。これが今年の3歳牡馬路線のレベルなのかもしれない。次走は皐月賞。池添騎手は距離が延びるのはプラスとコメントしている。

サクセッションは後方から外を回ってメンバー2位の34.1秒で伸びて0.5秒差の3着。距離延長を考慮して後方から差すレースに徹したが、外々を回って伸び切れなかった。超スローペースになっただけにこれまでのように前に行っていればもっとやれたのではないか。昨年以降の重賞で三浦騎手は[1−2−2−51]で勝率1.8%。結果を出して率が上がるまで基本的に軽視したい。サクセッションはマイルを使っていくことになりそうだ。

ファルコニアは出遅れて後方を進み、早めに上がって2、3番手に押し上げ、メンバー4位の34.7秒で伸びて0.5秒差の4着。前走あすなろ賞は出遅れて後方から捲って勝ったが、今回はスローの上がり勝負で早めに動いては厳しかった。トーセンカンビーナ(阪神大賞典2着)の全弟で角居厩舎の管理馬。これからキャリアを積めば走ってくる。



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